「砂丘会議室」へどんどんご意見をお寄せ下さい

このエントリーをはてなブックマークに追加
1もじもじ
河川改修による砂の供給の減少、海岸浸食、草原化、観光客の減少・・・。
鳥取砂丘は様々な悩みを抱えています。
ということで、鳥取砂丘に関する皆様のご意見を広く募集しています。
「鳥取砂丘にこんなものがあったらいいな」「今の砂丘のこんなところがよくない」など、
どんな意見でも結構です。
「砂丘会議室」へどんどんご意見をお寄せ下さい。URLは
http://inpaku.infosakyu.ne.jp/bbs/sakyu/bbsp.cgi
2名無し戦隊ナノレンジャー!:01/10/24 00:01
ガッシュよりこうゆうことに目を向けるべき!
3関西☆ ◆w66.NORA :01/10/24 00:01
>2
またはじまっちゃうだろが!
4細胞具ドリー:01/10/24 09:33
>>1
首なしライダーの霊って、まだいるんですか?
5細胞具ドリー:01/10/24 14:20
記念撮影用にいたラクダの「佐藤くん」は
どこに逝ったんですか???
6 ◆iSRShJos :01/10/31 23:38
すみません、ここ使わせていただきますです・・・・。
パクリ企画ですが、お許しを〜ι
7 ◆iSRShJos :01/10/31 23:39
それから、登場人物の人の、仕事や人間関係などは全部フィクションです。
フリーターだってそれなりに忙しいのだ。
彼はフリーターであるが、バイトだってしている。遊ぶ予定も多い。
それなのに、どうして兄ぃが、得意先から引き受けた「猫探し」に休日を使わなくてはならんのだ!!!!!
彼は、心の中で叫んだ。
オマエの成績があがったところで、嬉しいかや!!!!しかも、猫を探して上がった成績だぞ!!!
しかし、兄には生活費をまかなってくれている弱味があった。
誰にでもワガママに振る舞うのが信条だったが、子供のころから、兄にだけは頭が上がらない。
仕方ないから、彼は、迷子の猫を探しているのだ。
夕方で、冬になりかけていて、空気が寒くて、肌が痛かった。クシャミをして、霞んだ視界のはじを、白い影が通った。
白い猫が、ビルの間の小さな隙き間にかけ込んだのだ。
「見っけ!!!!!」
走り出して、積まれてる酒の空き箱などにあちらこちらぶつかりながら、建物の角をまがると、・・・・地面が消えた。
それから、まっ逆さまに落ちるみたいな感覚。
・・・・・・・・俺、今、死ぬんだろか・・・・?
ボーッと、そんなことを考えていると、意識が消えてしまった。
建物の外で、大きい物音がしたので、二人は振りむいた。
この建物は、小さなホテルで、二人はレストランのソムリエと、バーのウェイターだった。
二人とも出番までにはまだ時間があったが、ソムリエは、在庫を調べるために、速めに出勤していたのである。
ウェイターはその日、店内の掃除を担当していて、床を拭き終わり、トランプで遊んでいた。
ウェイターは新しい手品を覚えたようで、ソムリエに、誉めて、誉めて、というように見せていたのだ。
「なんでしょうねえ・・・・また、ノラ猫が、酒の空箱の山をくずしたんでしょうか?」
静かな物腰のソムリエが、ウェイターに言った。
気味悪そうにしているのを見て、
「だいじょうぶ!!!俺。見てくるよ!心配すること(・∀・)ナイ!」
ソムリエより若いウェイターは、頼られたと思ったのか、嬉しそうに走って外に出ていった。
出ていく時、水の入ったバケツを蹴飛ばしていった。
こぼれた水を黙って拭きながら、
本当に心配なのは、君のことなんですがね・・・・・・・・。
ソムリエはため息をついたのだった。
応援してるよ!頑張って!
☆彡さんと♪ちゃんだね。
??
1の主人公、もしかして?
(当っていますように♥)
ま・・・?
「おりゃ、やるきねーって、ずっと言ってんだろー!」
冷蔵庫のドアを足で閉めながら、少年が、不満げに携帯電話に向かって怒鳴った。
《でも本気で 人手が足りなくて困っているんだよ・・・・ だから・・・・》
「こっちは、マトモな仕事で手一杯だってのによ!妙な話ばっか、持ちこむんじゃねーってんだ!」
《・・・・ああ 忙しいのか 大変だね ・・・・でも》
「いそがしーいそがしー、あー今日はバイク直さねーと。じゃーなっ」
《お、おい・・・・》
電話の向こうからは、まだ、穏やかな男の声が続いていたが、無理やりに電源をオフにしてしまった。
・・・・・・・・さっきまで、ほんと気持ちいー朝だったのによー。
少年は、こんなにイライラするのはどうしてなのかと、考えながらため息をついた。
そして、そのイライラを抱えたまま、ガレージに向かう。
・・・・妙な、・・・・・・・・仕事の話ばっか、持ちこみやがって・・・・。
デスクの前を通り過ぎる時、引き出しの、少し開いた隙き間から、日光を反射してキラリと光ったものがあった。
魔方陣の書かれた、古い、小さなカードだった。
そこちとちーだ♥
15かぷち:01/11/01 23:09
  ∧ ∧  
  (,,゚∀゚) イイ!!! 続き楽しみー。
@cUUっ
(・∀・)イイ!!
OPからオールスターだ〜♪
ドキドキ
18 ◆7gfTmSKY :01/11/02 18:29
続き楽しみドキドキ。
絶対に、俺は、夢をみているわけだけども・・・・・・・・・・・・。
彼は、呆然と景色を見まわした。気付いてみると西部劇の町のような、知らない町に倒れていたのだ。
明らかに変だった。
日光が強くて、冬服が暑かったし、通行人は倒れていた彼を無視して、通り過ぎていくのだ。
「あ!」
あの猫が、目の前を通り過ぎた。
遅れちまった、約束に遅れちまった、とでもいうような様子で、慌てているみたいに走っていく。
彼は、条件反射的に追いかけたが、見失ってしまった。
途方にくれて立ちつくしたが、ふと思い返してみれば、夢の中でまで猫探しなんてしなくていいのだ。
「んだんだ、猫なんか、どこへでも行っちまえ〜!!!!!!!蛇ーーーーーーー!!!!!」
自分のバカさにも、気軽に猫探しなんかを頼んできた兄にも、腹が立った。
・・・・・・・・しかし・・・・、俺、あの裏道で寝てしまったんだろか?
イライラして見上げると、すぐそこに、誰かの顔があって・・・・目が合った。
「つまり 裏で物音がしたので見にいって ・・・・そのまま帰ってこない・・・・?」
出ていったっきりで、職場に戻ってこないウェイターを心配して、ソムリエはとうとう警察に通報したのである。
黙り込んだ刑事を見て、ソムリエは不安になってきた。
ホテルの、他の従業員たちは、ウェーターが消えたことを、全く真面目に考えてくれなかったのだ。
・・・・・・・・刑事さんまで、そう思っているのかなぁ・・・・・・・・。
(あいつ、抜けだしてさぼっているんじゃないの?)
従業員たちの言っていたことを思いだして、ソムリエは悲しくなった。
「だけど、本当は真面目な人なんです・・・・・・・・!!・・・・たしかに彼は、ちょっと単純ですし、物忘れも速いし、可愛い!と言われるとゴロゴロいって、誰にでもホイホイついてっちゃいますけど・・・・・・・・ッ・・・・」
「いや・・・・俺は なにもそこまで・・・・・・・・(^_^;)」
突然叫んだソムリエの肩に手を乗せ、刑事は苦笑してなだめた。
「ちゃんと調べるよ・・・・・・・・心配しないで・・・・」
苦笑しながらも、真剣に言ってくれた刑事を見ていると、ソムリエは急に恥ずかしくなり、落ちつきを取り戻した。
「・・・・・・・・じゃあ・・・・彼は」
「うん 原因にちょっと 心当たりがあるんだ・・・・・・・・とにかく あとは任せて」
21パピコ☆彡:01/11/03 09:30
おお、頑張ってますねー。
応援応援♪
場面がどんどん転換してておもろいー。
22かぷち:01/11/03 10:38
  ∧ ∧  
  (,,゚−゚) それにしても、みんな特徴つかむの上手いなあ。
@cUUっ
不思議の国の○○氏…?
わくわく
彼は、ポカンとして、その顔を見つめた。
だが、顔、というのは正しくない。
それは体も輪郭もない、なんとなく猫に似た女の子の、目と鼻と口と@だけが浮かんでいたのである。
その顔の口のはじが、キューッとあがって「笑顔」になった。
おう、わりかし可愛いか・・・・・・・・。
呑気にそんなことを考えていると、笑顔は空中で話しだした。
「まま、ひさしぶり!どこ行ってたの、ひよは心配していたよ」
「はあ?!ひさしぶり・・・・?・・・・?」
「なにさ。ひさしぶりじゃん?おいでよ、さ、早く!!」
顔が、今度は怒った表情になる。
「もしかして、また寝ぼけてる?!また、仕事がどう兄がどう言うって夢の話しするつもりかよ!」
「ゆ、ゆ、ゆめ・・・・・・・・??」
「もう・・・・世話がやけるったら!ここは現実だよ!さ、目を覚まして」
ここが・・・・・・・・・・・・現実・・・・・・・・?
もう、なにがなんだか分からない。
砂ぼこりが吹いている、西部劇のような町、無気味な通行人たち、空中に浮かぶ顔だけの女の子、これが現実??
そこに、顔の声がトドメの一撃を与えた。
「そうやってフラフラしてると、首を切られちゃうんだからね、まったく!」
やっぱまま氏だーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!
次、そこちの場面がいいなぁ
27うしゃ。:01/11/06 17:06
まままだここ見てないのかな。(どもっているわけではありません)
28 ◆PPV/rIPQ :01/11/06 18:24
おう、こげなもん発見した!!!俺か、主人公ってや!!
しかし今は名無し・・まま・・ではない・・。
ああ、色々不自由。
29 ◆PPV/rIPQ :01/11/06 18:29
しかし何でこんな微妙なスレに。
30kk IP1A1254.hkd.mesh.ad.jp:01/11/06 18:31
やっちまった
31音符♪ ◆OmpCataQ :01/11/06 18:32
    
 | ! 
 |∧   オレ。 テキノ ヤクガ イイ。。。
 | ゚)   タカワライ! タカワライ!
⊂ノ 
 |⌒ 
32 ◆PPV/rIPQ :01/11/06 18:33
俺も主人公肌じゃねーが、他に特異な個性がここには
いねーから・・。
33名無し戦隊ナノレンジャー!:01/11/06 19:07
>32
まま氏1人が主人公じゃないじゃん。
自意識過剰くん(w
34 ◆PPV/rIPQ :01/11/06 19:08
まま氏ってだれだ。
俺は知らない。
と、だから何でバラそうとすんだ。
「こんなところで よく平気だな・・・・体に悪いぞ・・・・」
機械油の匂いでいっぱいのガレージで、心配そうな刑事の言葉に、少年は、バイクをいじりながら言った。
「うるせー」
どうしたことか、本気で機嫌が悪いらしい様子なのである。
刑事は、それっきり、作業を続けている少年を振り向かせるのはあきらめ、事情を説明した。
「・・・・というわけで 急がないとまずいんだよ。今向こうは 荒れているからね」
「自分で行きゃいーじゃん」
「行けないから頼んでいるんだよ・・・・ 彼らの体が見つからないんだ。俺はそっちを探さないと 魂を連れ戻しても「入れ物」がない」
「見当たらねーってのは、あんがいもう乗っ取られて、歩いてどっか行っちゃったんじゃねーのー」
・・・・・・・・あー、しくじっちまった・・・・。
今日は絶対に、顔をあわせてやらないと決心していたのだが、思わず、振りむいてしまったのである。
・・・・まーいーか・・・・。
あきらめてため息をつきながら少年は、ふと奇妙なことに気づいて、聞いた。
「・・・・彼ら?一人じゃねーのかよ。そのウェイターっての」
「俺のカンは外れないよ・・・・ 知ってるだろう?」
「・・・・・・・・・・・・」
「もう一人が何者かはわからないけれど あの場所から「飛」んだのは二人分のソウル(魂)だ」
刑事は、暗い表情で言葉を続けた。
「ボディ(体)を乗っ取るような 他のソウルがいた気配もない。間違いなく二人の体はカラッポのままで 何処かに持ち去られた」
37かぷち:01/11/07 20:22
  ∧ ∧  
  (,,゚−゚) SF?ああん、続き読みたい。
@cUUっ
「お前のボディは どうする? 誰か ガードをつけようか」
「いらねー、いつもどおり、こいつがやるってんだ」
いつのまにか少年に寄りそっていた、犬が、答えるように鼻を鳴らした。
それは薄茶色の、一見はなんの変哲もない、優しげな中型犬である。
だがしかし、「普通」の犬ではなかった。
魂を自由に、違う世界に「飛」ばす能力を持つ者たちは、たいてい同じ能力を持つ者や霊能力者と、二人一組で行動する。
一人が体から魂を飛ばしているあいだ、もう一人が「ガード」として、カラッポになった体を守るのだ。
しかし少年は、それが仲間でも、他人を信用しない。
この犬は、魂の抜けている間、体を乗っ取ろうとして寄ってくる浮遊霊たちから、ずっと少年を守り続けてきたのである。
足を広げてまっすぐに立ち、天井を見上げている少年の目が、だんだん虚ろになってくる。
フラリとゆれて、崩れた体を、刑事が受け止めた。
ソファに寝かせると、犬が、素早くかけ込んで、庇うように体を寄りそわせた。
それを横目で見てから、刑事は、ポケットから取りだした小さな紙に、なにか線のような図形をサラサラと書き込む。
そして、書き終わった小さな紙を、部屋の四隅に投げて張った。
それは、あのデスクに入っていたのと同じ、魔よけの魔方陣を書いた小さなカードである。
それは、部屋に少しだけ差し込む夕日を浴びて、静かに光っていた。
ふと刑事は、犬が、抗議するような目で見たのに気づき、困ったように苦笑した。
「ああ お前を信用していないわけじゃないんだよ・・・・(^_^;)」
刑事は、そおっと犬の頭をなでた。
「・・・・でも これくらいはさせてくれよ・・・・・・・・」
(・∀・)
41うしゃ。:01/11/08 21:21
(゚∀゚)
(*゚∀゚)ツヅキ-!!
゚∀゚)
44ひよギコ:01/11/09 00:43
Д゚彡
(・∀・)イイ!
彼は、考えすぎてズキズキしてきた頭を抱えて、空中をフワフワと移動する「顔」に付いて、しばらく歩いた。
ホコリっぽく、がらんと見えていた町も、奥へ進むと込みいっていて異常に広くて、無数のエリアに分かれているように見えた。
しかし、彼が今までいた世界とは明らかに、違うのである。
あちこちに、見たことない訳のわからない生き物が、踊ったり何かをバカにしたりしているのだ。
人たちは、雑談していたかと思えば、途端に狂い出し、泣いたり笑ったり怒ったりする。
「そこッ!踏んだらだめだよ。違う世界に飛んじゃうからね」
「・・・・飛ぶ・・・・?」
顔に怒鳴られて足下を見てみると、青く光る、細長い、マンホールの蓋のようなものがあった。
あらゆるものが正体の分からない、ここが現実だって?
今までの生活も、友人たちも、そして兄も、全部夢だったのかと、思わず信じかけてしまったが・・・・。
・・・・いや。まさかな!!!!そうだ、コイツが考え違いしてんだろう!!!!!絶対!!!!!!!
「ほら!ここで、お茶会があるんだ。混ざっていきなよ」
「お・・・・おう、・・・・・・・・お茶?・・・・・・・・そんなノンキな・・・・」
しかし、なにもかもが分からなく、混乱している今では、とても逆らう気力はなかった。
「みんな!ほら、やつが帰ってきたよ!」
ドン!と背中を押されて(どうやって?)喫茶店らしき建物に入る。
長いテーブルは、女ばかり集まって華やかだったが、そこからいっせいに高い歓声が上がった。
「わあっ、まま氏だ!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ママシ?
∀・)!!
続きを。。
「あー、しっぱいだ。久々なもんで、変なとこに出ちまったー」
あの、犬を飼っている少年は、その頃、この世界に到着して、町の中央にある森林公園に「降りて」いた。
公園とはいっても、普通の公園ではないのだ。
異常に広くて、踏むと、別の異世界へ連れていかれたり、中にはその人間の「ボディ」を破壊するような恐ろしいトラップがある。
だからといって、いつまでも公園で黙っているわけには、いかないのだ。
「まー、なんとかなるだろ」
少年はこのまま進むことに決めて、その手を閃かせると、そこに突然バイクが現われた。
能力の高い経験者なら、「向こう」の世界の物を「ソウル」に変えて、ここに持ち込むことも出来るのである。
無気味なピンク色の木の間をすり抜けながら進んでいた少年が、まわりを警戒していると、信じられないことに人影を見つけた。
木の根に腰掛けていた、その人物は、バイクの音を聞いてパッと顔を上げた。
それは、美しい少女だった。
とても困った様子で今にも泣きそうだったのだが、少年を見て、助かった、という明るい表情になった。
「信じられない!あたし、助かったの・・・・?!ねえ、送ってくれるよね、森に迷わされちゃったんだ・・・・」
それに見向きもせずに、少年は擦れ違いざまに、少女を銃で撃った。
「・・・・ばーか」
少女は、もだえながら醜い古い木の姿に戻った。
それはハイレベルなトラップだったが、少年は、それにうかうかと騙されるような者ではない。
少年の、この世界での名前は、「そこもで」といった。
そこちカッコえー!
かっこいい。。
54かぷち:01/11/12 23:24
  ∧ ∧  
  (,,゚∀゚) アヒャ
@cUUっ
カッコ(・∀・)イイ!!
そのころ、刑事は頭を抱えていた。
自分のカンには、絶対な自信を持っていたのに、今度だけはそれが働かなかった。
カンというより嗅覚とでもいうのか、今までは能力者やそのボディの通った道を、探そうと思えば、目を閉じてもできたのだ。
それが、あのホテルの裏から一歩出たら、匂いも気配も、見えなくなってしまったのである。
「参ったな・・・・・・・・」
この世界と「向こう」の世界は、いわゆるパラレルワールドなのだが、時間の進みかたはとても不規則で、人によって違う。
ウェイターが消えてから、もう四時間くらい立っているが、向こうの時間が同じくらいか、速く流れているなら、問題ない。
しかし遅く流れていて、行った人間が「向こう」で月日を過ごしすぎると、長い間カラッポになっていた「ボディ」が死んでしまうことがあるのだ。
どうしても、二人を連れ帰って、無事にボディに戻れるようにしてやらなければならない。
責任感の強い刑事は、黙って唇を噛んだ。
次には、それより、もうボディが乗っ取られていたらどうしよう、という心配が、頭の中をグルグル回りはじめる。
ふと、少年と犬のことを思い出して、胸が痛くなった。
もし彼のボディが乗っ取られて、ソウルが死んでしまったら、とても生きていけない。
そんな思いを、二人の家族にさせてはいけないのだ。
焦ってイライラと悩んでいると、携帯が鳴った。
出てみると同僚の女刑事からだった。
「えーと、結論を申しますと、見つかりましたのでー。まあ、ご報告までにですー」
「・・・・・・・・え?(^_^;)」
そこちが死んだら、生きていけないのか。。。
(・∀・)イイ!
もでち、愛されてるね。
女刑事の報告は、こうだった。
捜査をしていて夜道を歩いていると、向こうからやってきた男がコートを広げて、中の裸を見せてきた。
「ですので少々、殴らせていただきまして、ですねー」
涼しい表情でサラリと言った、その女刑事は、知的な美人OLのような外見をしているが、怒ると怖いのである。
彼女の後ろで、同僚たちは、黙ってうなずきあっていた。
変質者が、可哀想になったのだ。
女刑事は当然、その変質者をその場で逮捕したらしい。
「そして別の同僚に、変質者の部屋を家宅捜索していただきましたところ、部屋のベッドに若い男が一人眠っていた、と・・・・」
女刑事はそこでなぜか、とても嬉しそうな顔でウフフ・・・・と笑って、言った。
「・・・・・・・・・・・・・・・・(^_^;)」
その男は、いくら起こしても全然起きないので、病院に運び、写真から身元を探したそうだ。
それは、あの、ホテルから消えたウェイターだった。
「・・・・・・・・というわけで、偶然見つけたのですよー。まだ目覚めないのが、心配ではありますが・・・・」
その報告が終わらないうちに、刑事は部屋を飛び出し、知り合いの霊能者に、電話をかけた。
「頼む!大至急で病院に向かってくれ・・・・ 人命がかかっている」
《おおおおおうう!!!!うわはははははぁ!!まかせときなあああああ!!!!!!》
「・・・・あ ああ(・・・・ちょっと心配・・・・ι)・・・・まあ 頼むよ(^_^;)」
その、逮捕された変質者は、おそらく、ウェイターの「ガード」だ。
実はウェイターは、もともと能力者で、飛ぶ前に相棒に連絡したのだろう。
しかし、刑事は安心感を感じることは出来なかった。
・・・・・・・・もう一人のボディは? ・・・・どこにある?
(・∀・)イイ!
おもろい!
関西さん登場するですか?

それにしても、麩さん…(笑
64麩の17番:01/11/16 20:50
殴ってるし・・・。

そして、(微妙な)801シーンは果たしてあるのか・・。期待・・。
変質者に期待sage
あーあーそうかーピンキーさんねきっと!

・・・夫婦ツーショット期待さげー。
67東方見文録:01/11/17 03:15
わー
鳥取県民のスレッドだと思ってきて見たら、、、
そうだよね。。
鳥取出身2ちゃんねらがなんでもにスレ立てるなんて、かなり確率低いもんね。。
でも面白いからチェックチェック。
優しそうなサラリーマンという雰囲気の、その男は、露出狂には見えなかったが、コートの下は本当に裸であった。
今にも泣きだしそうな顔をしていたが、ウェイターのボディにガードをつけたという刑事の説明で、安心して座り込んでしまった。
詳しく聞いてみると、魔よけの結界を部屋に仕掛けたので、油断して出かけてしまったのだ、と言う。
「・・・・だからって 露出狂しにいくことないじゃないか!!」
「(;´∀`)・・・・・・・・でも・・・・黙って寝顔を見てたら、変態みたいだしなあ」
「・・・・・・・・・・・・(もともと変質者じゃないか・・・・)・・・・いや そんなことより もう一人の・・・・!」
「おう、そいつのガードが連れてったぞー」
「・・・・・・・・・・・・え?(^_^;)」
変質者は、ある日、夜道で女と間違ってウェイターにコートを広げてしまったそうだった。
その弱味でおどされて、ウェイターの言うとおりに働かされていたのだ。
実は、あのウェイターは、ちょっと激しい性格らしい。
「誰かに巻き込まれて「飛ぶ」途中で、俺に連絡してきたみたいだったなー」
異世界への「穴」は、普通の人間にはなんでもないが、同じ能力者は、気を抜いている時は巻き込まれて「飛ぶ」ことがあるのだ。
「仕事中なのにって、めっ・・・・ちゃくちゃ怒ってたなー。巻き込んだ相手、何をされるか心配だなぁ・・・・・・・・」
二人のボディは無事らしいということが分かり、ひと安心したのも忘れて、刑事は、また頭を抱えた。
・・・・そこもで 頼む・・・・ 急いでくれ・・・・
まるで、神に祈るような気持ちで、少年のことを想った。
ちひろさん♥
いつも楽しみにしてます。
がんばってください。
ピンキ、かわ(・∀・)イイ!!
許可、下りてましたよ!
まま氏、というのが、この世界での彼の名前らしかった。
ここには顔見知りが多くて、もしかしたら本当に、ここが現実なのだろうか、という気がしているくらいだ。
しかし、そんなはずはないのである。
もう数日が立ってしまっているので、兄が心配しているだろうし、バイトだってある。
なんとかして、帰らなければいけないのである。
困りに困ってしまい、最初の日にお茶会のあった喫茶店に行くと、あの時の女たちが、今日も集まっていた。
「おい!!!!!!向こうに戻る方法はねえのかよ!!!!」
「向こう?ああ、夢の中のこと?」
「夢じゃねえ!!!!向こうが現実だべや!!!!!!!」
怒っていると、女たちが歓声をあげた。
「まま氏が怒ってるー!可愛いー!!」
彼は、いや、まま氏は、怒りのあまりに脱力感を感じ、そこにへたり込んだ。
ふと身近に気配を感じて、ハッと顔を上げると、一人の男に5cmくらいの近くから顔を覗き込まれている。
「・・・・・・・・なんだよ!!!!!」
その男は、まま氏と同じくらいの年で、可愛い系の顔で、無言で、顔を近づけて来た。
・・・・なんだってんだ!!!!!!何が言いたいんだ、こいつは!!!!
女たちが、突然ギクリとした様子で、それから、ざわつき出した。
まま氏は、ザワザワしている声が怖がっているのか、喜んでいるのか、区別できないので不安になり、そして腹が立ってきた。
・・・・・・・・なんで俺だけワケ分からなくなってんだよ!!誰だコイツ!!!説明しろや!!!!!
76かぷち:01/11/20 23:15
  ∧ ∧  
  (,,゚−゚) 誰ー?
@cUUっ
「あ、音符たん、怒ってるみたいねー」
そのとき、いいタイミングで、小さな猫のような雰囲気の女が、おっとりとした声で言っているのが、聞こえてきた。
・・・・名前は「音符」ってのか・・・・んで、怒っているのか・・・・・・・・まあ、ケンカなら自信あるし・・・・・・・・。
情報源を見つけたので、ホッとした気持ちで、まま氏がその声を聞いていると、彼女は次に言った。
「こんなの、ウチ、かなり萌え〜」
まっすます意味わかんねーーーーー!!!!!!!
「黙ってねえで、なんとか言えよ、おう!!!!!!!!!!」
怒鳴ってみると、怒っていた「音符」が急に泣き顔に変わったので、まま氏は焦って、つい、子供をあやすようになだめてしまった。
「お、おい!!・・・・悪かった、俺は別に、なにも・・・・・・・・」
急に、音符が、泣きながら言った。
「( TДT)自分ばっかり可愛いって言われてずるいーーー!!」
まま氏は、また脱力感で気が遠くなってへたりこんだが、音符は、急に立ち上がって叫んだ。
「決闘する!けっとう!けっとう!!」
とたんに、にぎやかだった女たちの声が、シーンと静まりかえった。
78мisolier☆彡:01/11/22 19:31
すごい〜お話がすすんでる〜☆彡
なんやこれ?
80まおすけ:01/11/26 22:59
ドキドキドキドキ、、、、。
ワクワク
82мisolier☆彡:01/11/27 23:50
続き読みたいなぁ・・・
冬コミ前で、お忙しいのでしょうか。。。
続きを楽しみにしています。
84かぷち:01/11/30 23:05
  ∧ ∧
  (,,゚−゚) 無理しないようにね。でも続き待ってるよ。
@cUUっ
つづきを・・・・。