【アニメ】軍事評論家・岡部いさく氏が「ストライクウィッチーズ」のマニアすぎるこだわりを分析

　美少女と戦闘機、戦車や戦艦を組み合わせた「美少女ミリタリー」ものがブレークしている。
ヒットの秘密は、軍事アイテムや物語展開をホンモノに近づけたこと。従来の「萌え」好きに
加え、ミリタリーファンからも支持を集め、人気が拡大した。軍事評論家の岡部いさく氏（６０）が、
ブームの火付け役といわれる「ストライクウィッチーズ」のマニアすぎるこだわりを分析した。

　「ストライク―」は、魔法の力を持つ少女たち（ウィッチ）が、両足に「ストライカーユニット」と呼ばれる
飛行脚をつけて、正体不明の敵「ネウロイ」から人類を守るストーリー。２００５年にキャストのイラスト
連載を開始、０８年と１０年にテレビ化されたほか、１２年には劇場版が公開された。
ＤＶＤやブルーレイの売り上げが１万本あれば大ヒットといわれるが、劇場版は４万本を売り上げた。
年内に３０分のオリジナルビデオ３作の公開が予定されている。

　初めて「ストライク―」を観賞した岡部氏は「これは納得の出来」とおもわずうなった。
一見すると気がつかない部分まで手が込んでいると指摘する。

　カールスラント国のウィッチ、エーリカ・ハルトマンは「第２次世界大戦の独軍で、一番敵機を撃墜した
エーリヒ・ハルトマンがもとですね。ストライカーユニットも、独軍の戦闘機メッサーシュミットＢｆ１０９の
特徴を捉えているし、彼の機体に描かれていた黒いチューリップ模様や赤いハートマークもちゃんと
描かれています」。
左右非対称の謎の物体・ネウロイＸ―１も「ナチスの試作偵察機だったブローム・ウント・フォスＢＶ１４１が
もと」と説明。「隠れた情報があるから奥が深い。ミリタリーファンも、史実をこう解釈しているのか。分かって
いる人が作っているんだな。見てみようかとなる」と話す。

　地球とよく似た架空の場所が舞台だが、第２次世界大戦をもとにしており、旧日本海軍の空母「赤城」
などが精巧に描かれている。「空母・赤城の木の甲板や、飛行機を止めるための穴。風向きを知るために
艦首部から出る白い煙など、しっかり描いています。
艦載機が零戦でなく、あえて１世代前の九六式艦上戦闘機にしているのも通好み」と解説。

　「本物らしさをうたう以上、作り手はマニアから出来を試される。美少女ファンタジーだからこそ、
（ミリタリー部分を）きちんと作り上げないと作品がグズグズになってしまう」と、岡部氏は軍事マニアの
視点から人気のツボを分析した。

　アニメ専門誌「アニメディア」の馬渕悠編集長（３０）は、３Ｄアニメの技術がこの１０年で進化し、ファンの
目利き度が上がったと話す。「そこで出てくる戦車や戦艦が、本物と全然違ったら見向きもされない。見る人
（ミリタリーファン）が見たときに笑われないものをと、今までやらなかった部分まで手をかけるようになった」。
絵の精密さや設定だけでなく、セリフに闘将の名言が隠されていることも。
「情報収集など手間や時間がかかり、制作費は１・５倍に増えたが、妥協しない作りがミリタリー好きにも
見応えのある作品につながった」と話す。

　一方で、全てを忠実に再現（リアリズム）していないところも肝心という。「実際の走行音はかなりうるさいし、
着弾音は想像より地味。追求すると面白くなくなるので、リアリティー（本物らしさ）をうまく表現している」。
ウソと本物の絶妙な加減が大事と話す。

　「欧州戦線で、戦艦大和がドイツのライン川を上るあり得ない設定も、フロート（浮き具）を装着して川底に
船底がつかないようにとありそうな表現をしている。マニアを納得させたいから、そこは真剣」と岡部氏。
この流れは「作り手がミリタリーに詳しく、しかも好きでないとできないが、これからもこのような作品は出てくる
でしょう」と話す。

　戦国武将や新撰組をモチーフにした「歴史」系がある一方で、鉄道ファン取り込みをねらった「ＲＡＩＬ　ＷＡＲＳ！」が
注目されている。民営化されなかった国鉄の鉄道公安隊を舞台に美少女が奮闘する物語で、今夏にテレビアニメ化
される。「城」「仏像」「昆虫」あたりと美少女がコラボする時代がくるかもしれない。

　◆岡部　いさく（おかべ・いさく）軍事評論家。１９５４年１月３０日、さいたま市生まれ。６０歳。学習院大仏文科卒後、
「エアワールド」誌を経て「シーパワー」誌編集長。９０年からフリー。

2014/05/03 15:00 - スポーツ報知
http://www.hochi.co.jp/entertainment/20140503-OHT1T50035.html
ストライクウィッチーズ Operation Victory Arrow
http://s-witch.cute.or.jp/ova/

江畑さんはよ

> 一方で、全てを忠実に再現（リアリズム）していないところも肝心という。「実際の走行音はかなりうるさいし、
> 着弾音は想像より地味。追求すると面白くなくなるので、リアリティー（本物らしさ）をうまく表現している」。
> ウソと本物の絶妙な加減が大事と話す。

ここが一番重要
リアルとリアリティは違うということを弁えないと、とんでもない駄作になる
ドキュメンタリー作ってんじゃないんだから

駄作ストライカーを描いてみろよ

http://www.pokotan.jp/img/100814_01.jpg

>>1
> 　「欧州戦線で、戦艦大和がドイツのライン川を上るあり得ない設定も、フロート（浮き具）を装着して川底に
> 船底がつかないようにとありそうな表現をしている。

これ劇場でみて思わず笑ったなｗ

大和がライン川遡上すんのかよｗｗ船底こするわｗｗｗ
　　→ってフトートつけてんのかいなｗ

的に

超高級車を乗り回すやつがアニメやゲームにたまに出てくるが、ああいう高級車のエンジン音は
なかなか再現できない（アニメやゲーム作ってるやつらはそんな高い車乗ったことがないから
わからない）ので、実際のとは全然違うエンジン音（汎用のその手のSEか）

マニアックなジャンルの追求と音の再現に関してはなかなか難しいな

>>7
某戦車アニメは効果音中心のサントラも出してしまったわけで・・・

>>3
宇宙空間だけど爆発で音がしないとしょぼい、みたいなもんかな

その前に名前が　いさく　　って時点で　デデーン！！

伊頭だったらよかったのに。

まだ60なんだ岡部いさく
ガルパンのオーディオコメンタリーでえらく声が老けて感じて
それが一番印象に残ったくらい心配しちゃったんだがｗ

>>7
そのアニメなりゲームなりが「高級車」をテーマにした作品なら、
そのエンジン音なんかもこだわりをもって表現してくるだろうよ。
完全再現か、絶妙なウソを工夫してくるかの方向性の違いはあっても。
っつか>>1はそういう話。

あんたの見た作品でそれがなされてなかったのは、
べつに「そんな高い車乗ったことがないからわからない」なんて理由じゃなく
単に「そんなとこにこだわったってしょうがない作品だったから」だろ。

>>7
まあ、グランツーリスモやらフォルツァやらから
音源パクる訳にも行かんだろうしね。

エアフォースデルタＢＷＫは神ゲー、王道過ぎる

いさくさん生きてたのか

いさくたんのストラトス・フォーの機体解説動画は必見

＞＞１、戦術的おっぱいが失敗で残念！

江畑さんが良かった

大御所だよな？
別に喰えないからレビューしたわけじゃないよな？
今更感がすごいが

ストラトス・フォーに本人役で登場した人？

>>19
お前のその疑問が今更だよ

見てないから分からんが
フロートの浮力でも無理だろ、出来ても体積が大きすぎて敵の的だぞ

60過ぎてこんな豚アニメの分析やるとか最高やな

>>3
Wake Up Girls ことワキガの悪口はそこまでだ

>>22
ネタをネタとしてだな・・・

軍オタは気持ち悪いな

ＲＡＩＬＷＡＲＳは別の意味でネトウヨがうるさくなりそうｗ

あんなブーツ推力にして生身の体でまっすぐに飛べるかよ。

魔法だもん

魔法だしパンツじゃねーし

こうやってみんなが「凄い凄い」と言うから観てみたけど、主人公の余りに自分勝手な行動と主人公補正にウンザリして観るのやめた。
「そこは楽しむところじゃない」と言われればそれまでだけど、ミリタリー部分をキッチリ作り上げるなら、キャラクターやシナリオもキッチリ作り上げて欲しかった。

扶桑の海軍はデタラメだ！

それはともかく、>>31
ランボーやコマンドーは面白いよ。

ストラトス・フォーの特典映像見とけよ
滑舌悪いけどな

ストパンはフミカネ･鈴木のコンビが元々「マニア」だからな

>>1
ブローム・ウント・フォスＢＶ１４１
まさかこれが飛ぶとは、、、って機体だったな。

>>31
ストパンTVの扶桑の軍人は残念な奴しかいないからな…

軍人というより、単騎的主人公な感じ

ズボンのしわに対するこだわりかと思って来たのに・・・

>>7
昔、漫画家藤島康介が企画・原案・キャラクター原案を担当した「エクスドライバー」なる車アニメがあったのだが、
劇中に登場する実在する車の排気音、走行音は全て実際の車両から収録された本物の音声が使用されていた。

http://www.b-ch.com/ttl/index.php?ttl_c=250

水玉螢之丞の兄貴だっけか

鈴木さんと対談してくれんかな

まだ世界の駄っ作機の連載やってるの？
さすがにネタがなくなりそうだが

>>41
やってる。
1年連載しても12機。
ださくの山を崩すにはほど遠いわな。