http://images.keizai.biz/okazaki_keizai/headline/1377216122_photo.jpg 幸田町の「都築仏壇店」がウルトラマンの顔をかたどった「ウルトラ木魚」を制作した。
8月25日から東急プラザ 表参道原宿(東京都渋谷区)内の「Tokyo’s Tokyo」原宿店で開催される
「円谷プロダクションクリエイティブジャム50」で展示する。
円谷プロダクション創立50周年企画として行われる同イベント。50組のクリエーターが参加して
フィギュア、アクセサリー、Tシャツなどを展示・販売する。
都築仏壇店店主の都築数明さんは2003年から三河仏壇職人有志に声を掛け
「artman JAPAN(アートマン・ジャパン)」という活動を展開しており、角(つの)を付けた仏壇や
漆塗りの玩具ロボットなどを制作している。
海外でも2008年米・ニューヨーク、2009年独・デュッセルドルフで個展を開いた。
「仏壇が売れなくなりつつある中で、職人も減ってしまう。木工・彫刻・漆・金箔など300年続く
三河仏壇作りに欠かせない伝統工芸技術を継承していかなくてはと思った」と都築さん。
1971(昭和46)年生まれで「マジンガーZ」や「ウルトラマン」シリーズなどのアニメや
特撮ヒーロー番組が好きな原体験から発想して、おもちゃやインテリアなど仏壇作りの技術を
今風のアート感覚でデザインする。
「アートマン」とは古代インドのバラモン教で「自我」「自己宇宙」などの意味を持つ。
そこに英語のアートの意味を重ねるという。
「世代的に『ウルトラマンタロウ』が一番好き。『マジンガーZ』も角がある。角が好きなんでしょうね」
と都築さん。
「今回の木魚は角は付けていないのですが」と笑う。
同イベントを企画する「サイコー!」「ジークス」とは、漫画家永井豪さんの作品「デビルマン」
「マジンガーZ」40周年の企画展に参加した縁がある。
木魚の形がウルトラマンに似ていることに気付き、さらに顔の形に似せて彫刻を施し、
目に色を付けた。木魚を据える座布団にもウルトラマンの胴体模様やカラータイマーをデザイン。
「ばい」と呼ぶ木魚を打つ棒はウルトラマンに登場した科学特捜隊の流星マークをモチーフに作った。
販売価格は1セット5万円ほどを予定。
「ウルトラマンの35話『怪獣墓場』で過去にウルトラマンと科学特捜隊が倒した怪獣供養をする
シーンがある。多くのイベントでは宗教色を前面に出すことは難しいが、円谷プロから承諾を得て
実現した」
「Tokyo’s Tokyo」原宿店の営業時間は11時〜21時。9月8日まで。
都築仏壇店の営業時間は9時〜18時。木曜定休。
http://okazaki.keizai.biz/headline/951/ もっと真面目に伝統工芸に向き合った方がいいと思う。路線が外れて脱線しすぎ。これじゃあただのマスターベーションだよ。もっと違う形で若い世代への伝え方があるんじゃないの?