【アニメ】「新世紀エヴァンゲリオン」、ハリウッドで実写映画化決定!

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1オムコシφ ★
去る5月20日、カンヌ国際映画祭の会場に於いて、「新世紀エヴァンゲリオン」が米国で実写映画化されることが発表されました。
製作の中心となるのは日本製アニメの海外配給を多数手がけてきた米国のADV Films。
そしてビジュアルデザインでは映画「ロード・オブ・ザ・リング」を制作したニュージーランドのWeta Workshopが全面的に参加します。

◆ADV FILMS
1992年、米国ヒューストンで設立された映像製作・配給会社です。
様々な映像作品を世界市場に配給しており、日本のアニメーションの配給については北米No.1のシェアを誇っています。
実写作品にも積極的に携わり、SFドラマシリーズの製作も手がけてきました。
関連会社で出版、放送分野にも進出し、
総合的なエンターテイメント企業として成長し続けています。
ADV FilmsのC.E.O.、John Ledford氏は今回のプロジェクトについて、
「GAINAX作品のクオリティと重要性、Wetaの特殊ビジュアル効果の最先端技術、
そして私たちADVのエンタテイメント作品に関するマーケティングやプロモーションのノウハウ、この3つの力がひとつのプロジェクトに注がれるということは人生に一度あるかないかの機会。
まさに夢のチームが結成できた。」
と語っています。
ADV FILMSのサイトはこちら
http://www.advfilms.com/

◆Weta Workshop,Ltd
「ロード・オブ・ザ・リング」監督のピーター・ジャクソンらによって1987年に設立されたニュージーランドの特殊ビジュアル効果のスタジオです。
「ロード・オブ・ザ・リング」などの作品で、アカデミー賞をはじめとする多くの章を受賞しています。多くの映画、ドラマ、CFに、クリーチャー、特殊メイク、衣装、ミニチュアそして特殊撮影やデジタル効果などで貢献しました。
Wetaのプロデューサー、Richard Taylor氏は、地元ニュージーランドの新聞取材に対して、
「今回のプロジェクトは『ロード・オブ・ザ・リング』で作り上げた『中つ国』とは対極の世界を描くことになる。
全く異なった題材で、同じように大変強く、また熱心なファンがいる作品に関わることができることを名誉に思う。
スタッフ全員が、この映画制作に関われることに大変興奮している。」
と語りました。
Weta Workshop,Ltdのサイトはこちら
http://www.wetafx.co.nz/workshop/

このプロジェクトは正式にスタートを切ったばかり。
Wetaのチームによるデザインプラニングと並行して、監督をはじめとする制作チームの編成を行っている段階です。
原作となるアニメを作り上げた庵野秀明監督も、
「エヴァンゲリオンは極めて日本的なテイストで作った作品です。
実写化にあたっては、既存のアニメの枠に捉われず、自由に発想を拡げていただけるようお願いしました。
新しいデザイン案には「この手もあったか!」と驚くようなアイディアもあり、世界の広さを実感しています。
どのように再構築された作品が見られるのか、たいへん楽しみにしています。」
と期待を語りました。

http://www.gainax.co.jp/anime/eva/hollywood.html