ファミ通文庫のライトノベル『犬とハサミは使いよう』が、アニメ化することが決定した。
『犬とハサミは使いよう』は、2011年2月にファミ通文庫から第12回えんため大賞優秀賞作品
として刊行された、 “更”と“伊によって構成されるふたり組の作家・更伊俊介氏のデビュー作。
イラストは『スクール・デモクラシー!』(講談社ラノベ文庫)、『マグダラで眠れ』(電撃文庫)などの
多数の作品を手がける新進気鋭のイラストレーター、鍋島テツヒロ氏が手掛けている。
『犬とハサミは使いよう』シリーズは、2013年1月19日現在、短編集2冊を含む7冊の単行本が
刊行されており、2013年1月30日には、最新刊『犬とハサミは使いよう6』が発売される予定。
また、2012年3月には、原作者・更伊俊介氏が全面監修したドラマCDが発売され、2012年5月からは、
月刊少年エースでコミカライズの連載がスタートするなど、メディアミックス展開も進んでいる。
なお、コミックス第1巻は2013年1月26日に発売予定だ。
物語の主人公は、ある日突然、強盗に殺された春海和人。本が好きすぎる本バカゆえの
「読まずに死ねるか!」という執念で奇跡の生還を果たしたが、その姿は何故かダックスフンドに。
犬であるため、本が読めないことに悶える彼の前に現れたのは、ハサミが凶器のサド女、夏野霧姫。
その正体は和人が大ファンの作家、秋山忍本人だった。1匹と1人の前につぎつぎ現れる
ヤンデレ、ドM、ナルシスト、ネガティブ、無表情……。多彩なキャラクターが縦横無尽に
入り乱れる、痛快不条理コメディとなっている。
また、アニメ化を記念し、文庫とコミックを買って応募すると、特製“犬ハサ”グッズを抽選で
プレゼントする、“犬で茶を沸かす”キャンペーンの開催が決定。アニメ化とキャンペーンの
詳細は、2013年1月25日(金)更新のファミ通文庫公式サイト“FBonline”や、2013年1月26日(土)
発売の月刊少年エースなどで公開される。
ファミ通.com
http://www.famitsu.com/news/201301/19027500.html http://www.famitsu.com/images/000/027/500/l_50f9303f24c71.jpg