Activisionは,2012年11月13日に欧米で発売されたFPSシリーズ最新作「Call of Duty: Black Ops 2」が, 発売後24時間で約5億ドル(約406億円)のセールスをワールドワイドで記録したと発表した。
これは,映画や音楽などを合わせた北米エンターテイメント史上の最高記録であり,もちろん シリーズでは歴代最高額。そして4年連続で前作を上回り,その年のトップに立つというものだ。 それまでの最高記録は,前作「Call of Duty: Modern Warfare 3」が2011年に打ち立てた4億ドルで, 2012年発売タイトルのリリース後24時間の成績に限ると「Halo 4」の2億2000万ドルが最高額だった。
Activision BlizzardのCEO,ボビー・コティック(Bobby Kotick)氏は,シリーズ累計で 推定1億5000万本とされるCall of Dutyシリーズの総売り上げは,映画「ハリー・ポッター」シリーズや 「スター・ウォーズ」シリーズを超える規模になったとプレスリリースでコメントしている。もちろん, 比較対象にされている映画作品は,その後に発売されるDVDや関連商品などの展開が 売り上げの大きなウェイトを占めるので,簡単には比べられないのだが,少なくとも Call of Dutyシリーズが,そうしたタイトル並みに「誰でも知っている」存在になったのは間違いない。
日本では11月22日に字幕版が発売される「コール オブ デューティ ブラックオプスII」 (PC/PlayStation 3/Xbox 360)。Modern Warfare 3および「Call of Duty: Black Ops」のいずれもが 海外産ゲームとしては異例のヒット作になっているだけに,日本での反響も楽しみだ。