「UCHU」は、ショットとボムを自分好みにセレクトできる2D縦スクロールシューティングゲーム。
Windowsに対応するフリーソフトで、編集部にてWindows 7で動作を確認した。
作者のWebサイトからダウンロードできる。
4種類ずつ用意されたショットとボムから好きなものをセレクトできる
ゲーム自体はオーソドックスな弾幕系縦スクロールシューティング。ユニークなのは、
ゲーム開始前に4種類ずつ用意されたショットとボムから好きなものをセレクトできること。
これに加えて、敵の攻撃を完全に遮断できるバリアを比較的多用できる仕組みが用意されており、
シューティングゲームが苦手な人でも何度も挑戦してみたくなるだろう。
ショットは、火力は高いが攻撃範囲の狭い“レーザー”、前方3方向に攻撃できる“トリプル”、
エネルギーを溜めて強力な攻撃を放つ“チャージ”、前方にミサイルを発射する“ミサイル”の4種類。
またショットは機体の性能を兼ねており、レーザーが最も移動速度が早く、ミサイルが最も遅い。
ボムは敵にダメージを与える攻撃専門のものだけでなく、自機をサポートする特殊な性能を
もつものも用意されている。追尾ミサイルを発射する“ホーミング”と範囲内の敵にダメージを
与える円形のエリアを展開する“ホワイト”は攻撃専門だ。特殊なのは“コレクター”と“オート”の
2種類。
ほかのボムはボムの残数を消費して効果を発動させるが、コレクターには消費数が存在せず、
永続的に効果が発動し続ける。その効果は、敵を倒した際に落とすバリアを展開するために必要な
エネルギーを吸い寄せるというもの。自ら動いてエネルギーを拾いに行く必要がなくなるため、
ほかのボムを選択した場合に比べて被弾する危険性が減少するだろう。ただしコレクターを選択した
場合はバリアを展開できる時間が減少してしまうデメリットも存在する。
オートは被弾時に自動で発動する。通常被弾した場合ライフが消費され、ライフがなくなると
ゲームオーバーとなる。オートの残数がある場合は、被弾時にライフの代わりにオートの残数が
消費され、さらに画面上の敵へダメージを与えることが可能。初心者にはトリプルとオートの
組み合わせが推奨されているほど強力な効果だ。
そして本作のメインはなんといっても『避けなくていい弾幕シューティング』と題されるほどの
バリアシステムだ。先述した通りバリアを展開するためには撃破した敵が落とすエネルギーを集める
必要がある。ただしバリアを展開している間は画面上のエネルギーを根こそぎ回収できる。
バリアを展開して安全地帯で敵を倒している間に次のバリアを展開するためのエネルギーを
蓄えられるのだ。もちろんそれがゲーム序盤に限ることは言うまでもない。
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