人気グループAKB48の派生ユニット・渡り廊下走り隊7が、人気アニメ『クレヨンしんちゃん』に
ゲスト出演し、メンバー全員で声優に挑戦することが24日、わかった。AKB48をモチーフにした
アニメ作品『AKB0048』の来春オンエアは発表されているが、AKB48のキャラクターがアニメに
登場するのは今回が初めてとなる。また、シリーズ第20作目となる映画『クレヨンしんちゃん
嵐を呼ぶ!オラと宇宙のプリンセス』(4月14日公開)で初となる映画主題歌を歌うことも決定した。
アフレコを終えた渡辺麻友は「緊張しましたが、小さいころからずっと観てきた大好きな番組なので、
ワクワク楽しくアフレコできました!いつもの前髪とハーフツインテールを完璧に再現していただき、
かわいく描いていただいて光栄です!!」とニッコリ。多田愛佳は「映画主題歌は、『劇場版の
主題歌だゾ』っていう勢いが感じられる、明るい曲。私たちの気合いが入っています!」と
出来栄えに自信をのぞかせた。
1992年4月にテレビ放送がスタートし、今年4月に放送21年目に突入する人気アニメ『クレヨン
しんちゃん』。渡り廊下走り隊7は、現在9thシングル「希望山脈」が同番組オープニングテーマに
起用されており、同曲のPV撮影時にしんのすけが乱入するなど両者の絆は強く、そんな縁から
今回のゲスト出演が決定した。
彼女たちが登場するのは、『宇宙家族ノハラだゾ』の前編(3月9日)と後編(3月16日)。
舞台となるのは、渡り廊下走り隊7の略称と同じ名前の惑星“ワロタ”星“で、メンバーは
“ワロタ星人”という設定。渡辺(まゆゆ)は劇中で「みーんなの視線をいただきまゆゆ〜
ワロタ星出身の17歳、まゆゆです」と、AKB48でおなじみのキャッチフレーズで自己紹介。
しんちゃんの得意技「ぶりぶりー」にも果敢に挑戦し、キュートなコラボを披露する。また、
多田(らぶたん)は、アナゴちゃんの封印を守る小さな妖精“らぶたん”として登場するほか、
ワロタ星のはるごん(仲川遥香)、あやりん(菊地あやか)、こもりん(小森美果)、わさみん(岩佐美咲)
としてメンバー全員が実際のそのままの姿と愛称で出演している。
また、シリーズ第20作目となる映画『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!オラと宇宙のプリンセス』でも、
渡り廊下走り隊7が初となる映画主題歌を担当することになった。主題歌は、しんのすけの妹・
ひまわりを中心に“家族の絆”を訴えかけるヒューマンストーリーを描く同作にぴったりな
明るく元気の出る楽曲で、子どもも大人も歌って踊れるようなナンバーになるという。
タイトルは未定。
今回のコラボの実現にテレビ朝日の本井プロデューサーは「『希望山脈』とはガラッと違う曲が
できあがりました。今回、テレビでは声優、映画では主題歌で、国民的アイドルと国民的5歳児が
タッグを組みます!」と力強くコメントしている。
アフレコの後、多田は「声だけのお仕事ってなかなかないので、『みんなこんな声だったんだー』って、
改めて渡り廊下走り隊7の特徴に注目してください」と元気にコメント。また、アニメになった
自身の姿を観てそれぞれ「いつもどおりの前髪とハーフツインテールを完璧に再現して
いただいて、感動しました!」(渡辺)「ひとりだけ妖精役だと知ってビックリしましたが、
アニメの絵を観てすっごく小さい姿だったのでまたまたビックリ。とってもかわいくて、
今は“妖精らぶたん”を愛してます」(多田)「私はひとりだけ髪型がショートなので、
アニメの中でも目立っているんじゃないかなって思います」(仲川)「大人っぽく、キレイに
描いていただいて、とてもうれしかったです」(菊地)「ツインテールで、みんなよりちょっと
背の高いキャラが私です!」(小森)「念願だった声優に挑戦できて本当に嬉しかったです。
上手くできたか自信ありませんがオンエアが楽しみです。」(岩佐)と嬉しそうに感想を語っていた。
ORICON STYLE
http://www.oricon.co.jp/news/entertainment/2007471/full/ http://contents.oricon.co.jp/upimg/news/20120224/2007471_201202240180443001330044746c.jpg 映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!オラと宇宙のプリンセス
http://www.shinchan-movie.com/ 渡辺麻友“まゆゆ” 撮影中に「1時間寝る!」主演ドラマ現場でスタッフは爆発寸前
http://www.cyzo.com/2012/02/post_9794.html 「本来、主役というのは出演者に気を配ったり差し入れしたり場を盛り上げたりとさまざまなことをこなさないといけない
のですが彼女はそういったことはまったくできていませんね。 撮影も彼女に合わせて予定を組んでいるのですが朝が早いため
彼女のシーンでも『今から1時間寝かすので、別のシーンから撮りましょう』なんて言われることもあります。
忙しいのはわかるけど、だったら無理にドラマをやらさなくてもいいんじゃないかって思いますけどね。」(番組スタッフ)
それもこれも番組の企画・制作が秋元康でプロデューサーにも電通のAKBスタッフが入っていることから誰も文句を言えず
爆発寸前のスタッフも少なくないのだという。