2012年1月より新たなTVアニメの放送が始まるが、その前に2011秋アニメのおさらいをしてみよう。
と、ここでは、後日明らかになるであろうパッケージ(BD/DVD)の売上枚数ではなく、注目度という
観点から振り返ってみたい。
http://image.akiba.kakaku.com/data/imgs/20111228211500.jpg 以下は、2011年10月2週〜12月4週(全11週)の【週間ランキング】アキバ総研アニメ注目作品
トップ10の男性部門/女性部門におけるランクイン回数。
アキバ総研アニメは現在"α版"としてのサービスなので母数や精度に少なからず疑問が残るが、
結果をみると、世間的な評判と大きくかけ離れているということもない、と(個人的に)感じる。
いかがだろうか。
http://up3.viploader.net/jiko/src/vljiko066330.jpg ※詳細はソース元参照
男性部門では「gdgd妖精s」「僕は友達が少ない」「UN-GO(アンゴ)」「WORKING'!!」「ベン・トー」
「境界線上のホライゾン」が4回のトップ10入りを記録。
女性部門では、「ペルソナ4 the ANIMATION」と「僕は友達が少ない」が4回ずつ、「世界一初恋2」
と「未来日記」が5回ずつ、そして、「ちはやふる」が6回、「Fate/Zero」が7回となっている。
男女間で傾向差があるが、いずれも"人気だった"と断言できるタイトルだろう。
男性/女性の双方から支持を集めた作品で見てみると、「僕は友達が少ない」(4/4)、
「未来日記」(3/5)、「gdgd妖精s」(4/3)、「UN-GO(アンゴ)」(4/3)、「WORKING'!!」(4/2)が
挙げられる。ちなみに、「ちはやふる」(1/6)と「Fate/Zero」(1/7)は女性人気の割合が強い。
前述の双方人気タイトルのなかで、「僕は友達が少ない」「未来日記」「gdgd妖精s」「UN-GO(アンゴ)」
「ちはやふる」は続編モノではない完全新作。これら5本は"前評判以上におもしろかった"もしくは
"ダークホース的な存在だった"と感じた人が多いのではないだろうか。一方、続編モノの「WORKING'!!」
「Fate/Zero」は"放送前の期待に応えた"という形だが、「ラストエグザイル -銀翼のファム-」
「機動戦士ガンダムAGE」「HUNTER×HUNTER(マッドハウス版)」あたりは"高い期待に対して
やや苦戦した"といった印象だろう。もちろん、人気があったかどうか判別が難しい作品も多い。
2011秋が豊作だったか不作だったかはそれぞれの判断におまかせするが、「(放送本数が多すぎて)
まだまだ視聴できていない!」という人も多いと思うので、この記事が多少なりとも録画再生時の
参考となればありがたい。
「アキバ総研編集部」連載コラム第44回
http://akiba.kakaku.com/column/1112/28/211500.php