株式会社日本一ソフトウェアは、東京流通センターで開催されたイベント「秋葉原電気外祭り
2011 WINTER in 平和島」においてブースの出展を行なうと同時にステージイベント「第2回
日本一ソフトウェア電気外祭りステージ 2011 冬の陣」を開催。新作タイトルの発表などを行なった。
ここで声優の寺川愛美さんが登場。寺川さんが声を担当するキャラクターが発表されるという
サプライズに「台本を手渡されたんですが黒く塗りつぶされているんです。だから、本当に
知らないんです」とドキドキが止まらない雰囲気。発表されたのは「魔女と百騎兵」の
「ヴァンダー・カマミール」。通称ミールさんと呼ばれるしゃべる西洋人形で、拠点に登場する
不思議なコレクションルーム「ヴァンダーカンマー」を管理する。新川氏によれば、
頭に突き刺さっているのは前の持ち主に打ち込まれた五寸釘だといい、これがチャーム
ポイントだとか。
毒のあるキャラだと言うことで寺川さんは「メチャクチャ可愛い。(毒があるので)私に通じる
ところがあるかもしれないので、演じやすいかもしれません。こういった(可愛い)見た目の
キャラクターを演じるのは初めてなので、楽しみです」とコメントし、初めて演じるキャラと
言うことで「新しい風を吹かせられればと思います」と意気込みを語った。
次に発表されたのが「迷宮塔路レガシスタ」。初めてPVが公開となった。同作を担当する
小酒井省吾プロデューサーは「主人公のアルトをはじめとした3人パーティでダンジョンを
進んでいく。ジャンル的にはローグライクなRPG、プラスアクションRPGと言った感じで、
リアルタイムに刻一刻と変化するダンジョンを突き進んでいくことになります」とゲームを説明。
さらにイベントでは、新川氏の口から続々と新規タイトルの発表が行なわれた。1つ目はすでに
海外ではリリースされている、ニンテンドー3DS用「洞窟物語」の日本でのリリース決定。
詳しくは明らかにされていないが、新川氏によれば「超有名レトロゲームとのコラボもあります」
と言うことで、今後の展開が楽しみなところ。2つめはアドベンチャーゲームの新作が2012年
夏頃にリリースされるという発表。新川氏は「『流行り神』シリーズではないが、そのシリーズが
好きな人にはたまらない作品となります」とヒントが明かされた。そしてラストが完全新作
タイトルが開発中であると言うこと。キーワードは「7人の天使、高解像度キャラ、超絶カスタマイズ」
と言うことだという。登場キャラクターに関しては、1月1日に日本一ソフトウェアから送られる
年賀状に描かれているという。新川氏は「誰でも知っている超々有名なイラストレーターが
描いています」と言うことらしい。製品アンケートに答えた人には届くと言うことなので、
楽しみにしていただきたい。
最後に用意されていたのは質問コーナー。「『魔女と百騎兵』に登場する魔女メタリカを
操作することはできますか?」との問いに新川氏は「魔女を使わせて欲しいという要望は
非常に多くいただいています」と答え、「なにがしかの形で出していきたいと思う」と
開発中タイトルという事もあり、前向きに検討中であることを明かした。
また「PS Vitaで今後ゲームを出しますか?」の問いには、「何かは言えませんが、来年に
1本ほどは出せるかと思います」と宣言。こちらも楽しみな発表となった。この発表について
新川氏は来場者に向かってPS Vitaを持っているかどうか、また購入するつもりかどうかを
問いかけ、反応の良さに「PS Vitaでリリースしても大丈夫ですかね」と自信を深めていたようだ。
来年の夏で同社は20周年を迎えるということで、新規オリジナルタイトルが用意されているほか、
様々なイベントなども計画されているという。新川氏は「皆さんに楽しんでいただけるイベントを
全国各地で開催していきます」と語り、イベントを締めくくった。
GAME Watch(一部略)
http://game.watch.impress.co.jp/docs/news/20111228_502327.html http://game.watch.impress.co.jp/img/gmw/docs/502/327/nippon25.jpg