2011年10月15日から開催中のレベルファイブ初のプライベートショー“LEVEL5 WORLD2011”に
先駆けて行われた発表会“LEVEL5 VISION 2011”にて、同社初となるiOS向けタイトル
『レイトンブラザーズ・ミステリールーム』の発表が行われた。
本作の主人公は、アルフェンディ・レイトン。レベルファイブファンなら、いやゲームファンなら
この名前にピンとくるはず。そう、彼はあのレイトン教授ことエルシャール・レイトンの息子であり、
スコットランドヤードの天才的な事件分析官という人物なのだ。レベルファイブの日野晃博社長曰く、
「本作は事件で何が起きたのか、実際にプレイヤーが推理するゲーム」とのこと。こう聞くと
「アドベンチャーゲームなんてみんなそうでしょ?」と思ってしまうが、本作は一般的な
アドベンチャーゲームのようなフラグ立てでゲームが進行するのではなく、プレイヤー自身の
観察眼と推理力で事件を解決する純粋な推理ゲームだということのようだ。
本作は“LEVEL5 WORLD2011”会場に試遊台が設置しており、実際に1本のシナリオを体験できる。
記者も早速遊んでみたので、ゲームの流れを追いながら説明しよう。
まずは事件の発生とその状況及び現場説明が描かれる。レイトンが説明してくれる操作の
流れに従って、まずはズラリと現れる容疑者たちから順番に話を聞いていくこととなる。
人物を選択するとプロフィールと証言がパネルで表示されるので、フリック操作で選択して
よーくチェックしよう。どの人物も被害者とただならぬ関係にあることは間違いないようだが……。
ひととおり人物をチェックし終わったらこの時点でいったん容疑者を絞り込むことに。
もちろん証拠も何もなく、言わば当てずっぽうに近い形だが誰かを選択しよう。ここから
いよいよ現場の捜査に突入。ピンチイン、二本指スワイプなどで部屋の中と外をくまなく
チェックできるので、あやしいところがあればどんどんタッチして証拠品を集めよう。
集めた証拠と容疑者の証言をもとに少しずつ推理を進めて、“犯人は誰?”“殺人に使った
道具は何?”などの小さな疑問をひとつずつ埋めていくことで事件の真実に迫っていくこととなる。
ちなみにこの体験版は10分間経過すると強制的にゲーム終了となる。じっくりと考えていると
すぐに制限時間に達してしまうぞ。記者は3回ほどプレイしてようやく真実に近づきかけたものの、
残念ながらクリアーまでは至らなかった。“LEVEL5 WORLD2011”は明日も開催されるので、
ぜひ駆けつけてこの最新作をプレイしてみよう。
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