2011年7月25日、東京・渋谷にて、AQインタラクティブがMobage新企画“スーパークリエイターズ”
発表会を開催した。
最初に登壇したのは、AQインタラクティブの許田周一代表取締役。“スーパークリエイターズ”の
企画概要を発表した。
続いて、今回の企画に参加することになったスーパークリエイターの面々が登場。comceptの
稲船敬二氏、グラスホッパー・マニファクチュアの須田剛一氏、プロペの中裕司氏、マーベラス
エンターテイメントのはしもとよしふみ氏、クラフト&マイスターの船水紀孝氏が登壇。
それぞれスマートフォン用のソーシャルゲームを開発・提供することを明らかにした。
提供が決定しているタイトルとして発表されたのは、稲船氏プロデュースの『JJ・ROCKETS(仮題)』。
はしもと氏手がける『牧場物語』シリーズ、須田氏が手がける『ノーモア★ヒーローズ』シリーズの
スマートフォンアプリ版が今冬から展開予定であることが明らかに。また、船水氏は具体的な
タイトル名は発表しなかったものの、クラフト&マイスターのソーシャルゲーム・携帯電話アプリの
ブランドして“生ゲー(なまげー)”を立ち上げることを発表した。
(中略)
最後に、ディー・エヌ・エーの守安功代表取締役社長が登壇。2009年にMobageがソーシャル
ゲームに参入してから、ソーシャルゲームの市場が大きく成長していること(モバコインによる
売上げは年間1200億円を超えるという。Mobage以外のプラットフォームも合わせれば、
年間2000億円を超える市場に)、スマートフォンへの移行が進むことによって、ゲームの
クオリティーがさらに上がり、さらに海外にも進出しやすくなることで、その市場がさらに
進むであろうことを述べ、「トップクリエイターの皆さんとともに世界ナンバーワンの
プラットフォームを作りたい」と意欲を語った。
また、質疑応答では、ほかのクリエイターにも“スーパークリエイターズ”参加を呼びかけており、
今後も積極的にアプローチしていくことや、年内にタイトルを出せるように計画を立てていること、
“スーパークリエイターズ”内では制限がなく、クリエイターが自由に作品を作っていけるように
していることが明かされた。
残念ながら、いずれのタイトルも具体的な内容は明かされなかったが、年内配信を目指している
ということは、近いうちにきっと続報が出るはず。日本が誇るクリエイターたちがどのような
ソーシャルゲームを作るのか、期待して待とう。
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http://www.famitsu.com/news/201107/25047326.html