フェイスブックへの対抗心を隠さないグーグル。先日ロンチした新たなソーシャルネット
ワーキングサービス「Google+」は、僅か3週間で2000万人近くのユーザーを獲得したとも
言われています。
フェイスブック躍進を支えたのはオープン化、特にサードパーティ製のソーシャルゲームの
大流行です。この分野でナンバーワンであり、『CityVille』『FarmVille』などで2億以上の
アクティブユーザーを抱えるジンガは上場を申請し、時価総額は1兆円を超えるとも期待
されています。
そしてグーグルも「Google+」の成長のため、ソーシャルゲームプラットフォームとする
ことを計画しているようです。
「Google+」のヘルプページには「ゲームのアップデート情報を見るためにはゲームストリーム
のページをチェックしよう」という文言があるほか、サイトのソースコードには
「/_/games/getGameFriends」
「/_/games/getActivities」
「/_/games/postToStream」
といったゲームに関係するようなAPIの存在を示唆するコードが含まれています。
近年のグーグルはゲーム分野への参入を強く意識し、ジンガへも1億ドルを出資しています。
一昨年からソーシャルゲームプラットフォームの構築が噂されてきましたが、急成長する
「Google+」への導入という形で決着が付きそうです。
ゲームによってフェイスブック一強体制を変えられるのか、今後に注目されます。
インサイド
http://www.inside-games.jp/article/2011/07/23/50491.html