【ゲーム】「愛してる」は文字より声で ― 「すべて恋愛のため」に作るコーエーテクモゲームスの「乙女ゲーム」
「愛してるというセリフは文字で見るより囁かれた方が嬉しい」から、コーエーテクモゲームスの
恋愛ゲーム「ネオロマ」シリーズではボイス(声)が必須。設定もキャラも、何もかもを
「恋愛を楽しんでもらうため」に作っている。
シリーズに携わる塚口綾子氏は6月11日、乙女ゲームへの取り組みをコンテンツ文化史学会例会
での講演で語った。
ネオロマシリーズは1994年にスタートしたコーエーテクモゲームスの女性向け恋愛ゲームの総称。
「アンジェリーク」「遙かなる時空の中で」「金色のコルダ」など複数のシリーズを展開している。
同氏は入社から約15年、女性向けゲームの企画を担当し、「遙かなる時空の中で」を立ち上げた。
同シリーズの一番の売りは恋愛をすること。ゲームシステムも設定も、何もかもが、プレイヤーが
恋愛を楽しむために作られると同氏は言う。
重要な要素はボイス(声)、設定、男性キャラクター。ボイスは恋愛に臨場感を与えるため、
必ず入れるようにしている。「愛してるというセリフは文字で見るより囁かれた方が嬉しい」と塚口氏。
声優ファンの存在もここ数年で大きくなっている。2010年のアンケートでは、声優が購入動機の
1位だった(2 位がキャラクター)。「この人の声で恋愛がしたい」という理由でゲームをする人が
多いようだ。
世界観、主人公の設定、主人公と恋愛対象の関係、どういう状況で恋愛するのか、全体の雰囲気
(洋風・和風、甘い・切ない等々)なども恋愛を楽しめるよう設ける。主人公にセリフがあるかなど
(プレイヤーの主人公への)移入度も考える。
キャラクターは「そのときの自分の欲求を満たす一番重要な相手」なので気を遣って作っているという。
Excelで表を作りながらバランス(真面目すぎず、ナンパすぎないといったように)を取り、
特にメインのキャラクターは、クールなキャラクターと親分肌なキャラクターというように
徹底的に対比させる。
ちなみに、1回のプレイで全キャラクターを攻略してエンディングに到達するプレイヤーもいるが、
塚口氏はできたことがない。「開発者なので(完全攻略の)タイムテーブルが作れるはずなんですけど、
なんかうまくいかないんですよ」。プレイヤーが作った攻略ページを見て、こんなに計算しているのかと
感心しているという。
(
>>2以降に続く)
●ソース:ITmedia 2011年06月13日 11時49分
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1106/13/news037.html
2 :
初恋φ ★:2011/06/15(水) 23:23:13.99 ID:???
(
>>1の続き)
新作を作るときには「好きキャラと(いろいろ)恋愛したい(キャラを続投させる)」「世界観になじみが
あるとハマりやすい(世界観を継承する)」「新しい恋愛をしたい、違う恋愛をしたい(新キャラ投入)」
「違う題材の恋愛も楽しみたい(別シリーズ)」という「乙女のキモチ」を想定し、どこを狙っていくかを
考える。
例えば、シリーズ1作目のアンジェリークシリーズはキャラクターの人気が高く、好きなキャラクターと
もっと恋愛したいという要望に応えて、続編でも世界観を継承し、キャラクターを続投させた。一方、
2作目の遙かなる時空の中では、続編で世界観はそのままにキャラクターを一新した(キャラクターの
特徴は継承)。その理由は、“実際の恋愛は続くけれど、物語としての恋愛をいつまで続けられる
だろうか”、“アンジェリークと同じ作り方でいいのか”という不安があったためとしている。
アンジェリークと同様にキャラクターを続投させるものという雰囲気が社内にあり、キャラ一新の案を
通すのに苦労したという。
キャラクターや主人公を変えると、前作と比較され、ファンの間で論争が生まれやすいが、制作側は
「常に全力投球でいいものを作ろうとするだけ」と同氏。
ゲームプラットフォームの変化についても語った。ネオロマシリーズは据え置きゲーム機から始まり、
DSやPSPなどの携帯ゲーム機に拡大している。 5〜6年前から携帯電話の女性向けコンテンツが増え、
その流れがGREEやMobageなどのソーシャルゲームへ続いている。手軽なプラットフォームへ
シフトしているようだ。ゲーム専用機は女性ユーザーの比率が低いのに対し、ソーシャルゲームの
男女比はおおむね50%、携帯電話のソーシャルゲームは女性と親和性があるようだとしている。
ネオロマシリーズでも、携帯電話向けの恋愛ゲーム「ラブΦサミット」を提供している。
最後に、同氏は講演テーマ「少女が楽しむ恋愛ゲーム」を受けて、女性向きゲーム、乙女ゲームとは何か、
という問いに答えた。女性向きゲームとはシステムなどには関係なく「女性をターゲットにしたゲーム」。
乙女ゲームとは「自分の中の『乙女』を愛するゲーム」。生まれてから死ぬまで、結婚してもおばあちゃんに
なっても、女性の心には「乙女」がおり、その「乙女」を愛することができるものとして恋愛ゲームを
作っていきたいと語った。
(了)
3 :
なまえないよぉ〜:2011/06/15(水) 23:25:26.19 ID:JCzRCaoZ
ゲームの事は知らん(^o^)
好きあってる女を抱いて、しみじみ「愛してる」と言ったら
本当にうれしそうにするよ、、、
4 :
なまえないよぉ〜:2011/06/16(木) 00:04:24.45 ID:8BbRrHnI
ここ最近のやつは、
ほとんどボイス入ってないじゃん。
5 :
なまえないよぉ〜:2011/06/16(木) 00:07:26.50 ID:NFI1DRBl
遙か5なんかポイントボイス(笑)って言われてるし。
6 :
なまえないよぉ〜:2011/06/16(木) 01:50:49.23 ID:NqDVx/sr
7 :
なまえないよぉ〜:2011/06/16(木) 01:59:15.68 ID:1QpHv826
好きな声優が出てるゲームを買ったがそのキャラが声以外イマイチ好きになれず、結局別のキャラを落とす事になる
8 :
なまえないよぉ〜:2011/06/16(木) 02:14:00.54 ID:Yk+cPcNk
アンジェで、ポイントボイスCDのついたSFC版を買ったときは感動したけど、今のはちょっとなぁ…
寧ろ声とかムービーとかが無い方がテンポがよくて、ゲームの本質に近い気がする。
9 :
なまえないよぉ〜:2011/06/16(木) 18:15:24.56 ID:KnvhDKIK
取り合えずフルボイスにしてから言おうな、そういう事は
10 :
なまえないよぉ〜: