テレビ東京ホールディングスは、5月12日に平成23年3月期の決算を発表した。
連結売上高1073億2700万円、営業利益は22億7500万円、経常利益は26億7100万円、
当期純利益は26億9400万円である。
同社は平成22年10月にテレビ東京、テレビ東京ブロードバンド、BSジャパンの経営統合により
誕生したため前年比での業績は発表されていない。ただし、テレビ東京単体では売上げ、
粗利益とも小幅減少である。
同局の強みのひとつとなっているアニメ事業は、増収減益だった。通期のアニメ事業収入は
64億400万円(前年比4.1%増)、粗利益は11億8400万円(同9.3%減)である。第4四半期の
単独の売上げが前年同期比で58.2%増と、期末の伸びが大きかった。
好調だった番組は、『NARUTO』、『遊戯王』、『ポケットモンスター』の定番主力3タイトルである。
さらに新番組で『イナズマイレブン』も健闘した。しかし、全体では国内外ともアニメ市場が軟調であり、
低調であったとしている。
一方で、CS放送関連事業で、グループ会社でアニメ専門チャンエルを運営するエー・ティー・エックス
(AT-X)が好調だった。平成22年11月末で加入者が13万件を突破したほか、『メタルファイト ベイブレード』の
関連商品などのライツ売上げ好調だった。
通期売上高は40億8600万円で、過去最高となった。テレビ東京のアニメ事業とAT-Xの事業を合算すると、
テレビ東京HDグループ全体のアニメ関連事業売上高は100億円超となる。
テレビ東京ホールディングス
http://www.txhd.co.jp/ ●ソース:アニメ!アニメ!ビズ 2011年5月13日(金)20:26
http://www.animeanime.biz/all/115131-2/ ●関連スレッド
【経済】「アニメのTBS」のブランド確立へ―けいおん、インフィニット・ストラトス等のヒットを受けて
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/moeplus/1305214065/