【著作権】ボカロ曲など、“ネット発音楽”で新潮流! 権利の「部分信託」で何が変わる?

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1依頼54@初恋φ ★
(前略)だがボカロ曲のカラオケ利用には問題もある。それを生んだネット文化と、
既存の音楽ビジネスとの折り合いの悪さだ。前述のようにカラオケでメジャーな
楽曲以上に利用される実態があっても、これまでボカロ曲の作詞・作曲家には
利益として還元されてこなかった。

本来ならカラオケで使われた実績に応じて、作詞・作曲家は著作権使用料を得られるはずだ。
著作権管理事業者である日本音楽著作権協会(JASRAC)が、カラオケ店や通信カラオケの
配信業者から著作権料を徴収しており、各権利者に分配する仕組みを持っているからだ。
しかし、それもJASRACに楽曲の権利を信託していればの話。JASRACに限らず、
ボカロ曲のほとんどは著作権管理事業者に信託されてこなかった。

その理由は、まず作詞・作曲家の多くがアマチュアで、著作権管理の仕組みをよく知らないこと。
そしてクリエーター側にもリスナー側にも、ボカロ曲の著作権管理自体に少なからぬ拒否反応が
あることだ。

人気ボカロ曲には、ユーザーが勝手に作ったCGアニメーションによるプロモーション動画、
ニコニコ動画の「歌ってみた」コーナーに投稿されるカバー、アレンジやリミックスなど、
派生作品が数多く存在する。こうしてユーザーから様々に解釈されることが、原曲の認知度を
高めるという効果も生んできた。ゆえに多くのボカロ曲のクリエーターは、こうした二次利用を
歓迎している。

しかし、一度著作権管理事業者に信託してしまうと、カバーを作るにも著作権使用料の支払いが
発生する。ユーザーが勝手にサイトへアップロードすれば、違法コンテンツとして扱われることにも
なりかねない。つまり二次利用の妨げになってしまうのだ。

よってボカロ曲の作詞・作曲家の間では、自身の属する文化圏へのマナーとして、
無信託で通すのが常識化していた。例えばボカロ曲では最初のメジャーリリースとなった
音楽ユニット・livetuneのアルバム『Re:package』は無信託でリリースされたし、ボカロ曲の定番として
高い人気を持つ supercellの『メルト』も未だに無信託のままだ。

>>2以降に続く、インタビュー部分はソースで閲覧下さい)

●画像
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20110214/1034478/00_spx450.jpg

●ソース:日経トレンディネット 2011年2月16日
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20110214/1034478/?P=2
2初恋φ ★:2011/02/18(金) 21:04:29 ID:???
>>1の続き)

そうした問題を解決する現状最適解が、現行の著作権制度にある「支分権」を使い、
楽曲の利用状況に合わせて信託範囲を変える「部分信託」という方法である。

支分権とは著作物の利用のしかたによってそれぞれ定められた権利のこと。
著作権は複数の支分権から成り立っていて、音楽の場合はその利用形態と共に
「演奏」「録音」「出版」「貸与」「ビデオ」「映画」「CM」「ゲーム」「放送」「インタラクティブ配信」
「通信カラオケ」と分かれていて、どの著作権管理事業者にどの支分権を信託するかは、
権利者が選べるようになっている。例えばカラオケから著作権使用料を得たければ「演奏」と
「通信カラオケ」を JASRACに信託すればいい。ネットで自由に使いたければ、その部分の
著作権使用料は分配されないことを承知の上で「インタラクティブ配信」を信託しなければいい。

だが、この「部分信託」もこれまでは行われてこなかった。アマチュアのクリエーターにとっては
ハードルが高すぎたのだ。まずJASRACの会員になると、すべての曲を何らかの形で信託しなければ
ならなくなる。音楽出版社を使えば、特定の曲のみ信託範囲を変えて登録することもできるが、
そうした部分信託を業務として請け負う出版社は表向きなかった。

そんな状況が急に変わったのは2010年の秋からだ。部分信託を行う音楽出版社が現れ、
それを利用してボカロ曲の作詞・作曲家が自作をJASRACに信託し、カラオケの著作権使用料の
分配を得ようという流れができ始めた。ボカロ曲がブームになりカラオケで歌われるようになって3年。
こうした流れが出てきたことで、アマチュアの趣味から生まれたネット発の音楽も、
音楽ビジネスの世界へ踏み出したことになる。

(了、以下ソースで)
3なまえないよぉ〜:2011/02/18(金) 21:18:36 ID:W6UYlr6X
カスラックはごみ
4なまえないよぉ〜:2011/02/18(金) 21:37:55 ID:W81ARCyt
>>3
そうじゃなくて、
曲の権利のほぼすべてをJASRACに明け渡すか、
金取らずにやるかの二択だったのが、
支分権でJASRACがカラオケ専用集金マシーンに成り下がったってことだ。

JASRAC自体は腹は痛まないが
他の音楽出版は美味しくシマ荒らされた形になるから
延々とCDが売れネェのはニコニコとようつべのせいだ、と言い続けてるってワケよw
5なまえないよぉ〜:2011/02/18(金) 21:41:13 ID:ZMCJiDjg
これは拡散されるべき情報じゃね?
6あやめφ ★:2011/02/18(金) 21:52:46 ID:???
日本レコード協会「プロモーション手段として動画配信サイトの役割は大きいが、
一方で購入の阻害要因や違法ダウンロードのソースにもなっている」

http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20110218_427970.html
http://www.riaj.or.jp/release/2011/pr110217.html

>>4
少しはその論調も後退したかな
7なまえないよぉ〜:2011/02/18(金) 21:53:05 ID:Etv4mJxi
へー、こんな仕組みだったのか、いい会社が出来たじゃん
手始めにどこぞかの大きいところが登録してみればいいのに
記事読む限りwin-winな関係になれそうじゃね?
カラオケ屋は嫌がるかもしれんが
8なまえないよぉ〜:2011/02/18(金) 21:54:48 ID:R0NWl/Dl
カスラックが全てを支配
9なまえないよぉ〜:2011/02/18(金) 21:56:35 ID:Etv4mJxi
>>8
記事嫁よ
10なまえないよぉ〜:2011/02/18(金) 22:01:10 ID:uVDR9Fq/
カラオケなんて登録したところで金は入ってこないよ。
あれは演歌が吸い取るシステムだし。
11なまえないよぉ〜:2011/02/18(金) 23:52:07 ID:00YyT0Hj
泥棒集団カスラックがピンハネするだけ
12なまえないよぉ〜:2011/02/19(土) 03:38:56 ID:SowfuADn
一応、販売元が売上の50%をクリプトンに、キャラクター使用料として払い、 その使用料の25%がPの手に渡ることになる。
13なまえないよぉ〜:2011/02/19(土) 03:48:02 ID:hM7gr7g9
>>10
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20110217/1034531/?P=4
>実際にカラオケから作家が受け取れる著作権使用料はどれくらいになりますか?
>(略)
>ものすごく大づかみに言うと、1回歌われると5円くらいかな。
14なまえないよぉ〜:2011/02/19(土) 05:54:05 ID:xNo6c/6+
>>13
詞曲や音楽出版社の取り分考慮しても
1回だけで5円は信じがたいわ。そんな払う訳ないだろ的な意味で
15なまえないよぉ〜:2011/02/19(土) 22:28:49.77 ID:IKEoYZWM

結構、いい曲あってビックリするよ。
実際に聞くことをお勧めする。

ただし、クソも多々あるんで、沢山聞いてみることをお勧めする。
16なまえないよぉ〜:2011/02/19(土) 22:57:19.57 ID:ryogEll/
天下り強欲利権団体カスラックのせい
17なまえないよぉ〜:2011/02/20(日) 01:07:45.30 ID:VtU2AFe/
ためになるな
18なまえないよぉ〜:2011/02/20(日) 11:10:57.95 ID:vfghSD/s
あちゃーついにボカロ作者も金が欲しいとか言い出したのかw、完全に終わったな
19なまえないよぉ〜:2011/02/20(日) 22:11:54.89 ID:djTJaFNF
ボカロ作者というかクリプトンが欲しいんだよ
20なまえないよぉ〜:2011/02/21(月) 12:13:03.00 ID:Bw9zIwmx
というか社長と開発担当が言うに
クリがミク関係の金稼がないとユーザーから怒られるらしいな。

…どういう状況かよくわからんが。
21なまえないよぉ〜:2011/02/22(火) 02:29:36.75 ID:vWSX19fT
キャラ使用料に売上の半分要求するのはクリだけなんでしょ
22なまえないよぉ〜
しかし盗作作家の川上未映子を新人賞選考委員に使うとか新潮社は終わってるな。矢野は犯罪を見て見ぬふりだし。