「トキワ荘プロジェクト」は1月22日、「『漫画家白書』発刊記念シンポジウム」を開催する。
会場はデジタルハリウッド大学秋葉原セカンドキャンパス。
「トキワ荘プロジェクト」は、特定非営利活動法人NEWVERYが手掛けるプロ漫画家志望の
若者を育成する取り組み。漫画家の卵が成長するのに必要な環境の提供や、漫画関連の
仕事の紹介、新人漫画家の懇親会などを通じて、プロ漫画家志望の若者を支援している。
同プロジェクトのスタートから5年、漫画産業を「コンテンツの母なるマザーコンテンツ」と定義づけ、
未来の日本の産業発展や、若者の雇用の受け皿を作っていく役割を担おうと新たな活動を
スタート。その第1弾として、プロ漫画家と志望者合わせて348人を対象に労働・育成環境に関する
アンケート調査を実施し、統計分析の結果をまとめた「漫画家白書」を1月22日に発刊する。
今回、同プロジェクトチームは「漫画家白書」発刊に合わせ、シンポジウムを開催。
「ダービージョッキー」「日本沈没」などで知られる漫画家・一色登希彦さんや、
「月刊コミックビーム」岩井好典副編集長、京都国際漫画ミュージアム国際マンガ研究センター長
・牧野圭一さん、コミティア実行委員会代表・中村公彦さん、小学館クリエイティブ コミック・
エンタテイメント部執行役員・渡邊哲也さん、同団体事務局長・菊池健さんらが登壇し、
「漫画家育成について」「新人漫画家の育成における電子書籍の影響」「漫画家育成環境に与える
都条例の影響」などについて議論する。
開催時間は14時〜17時で、参加費は1,000円。定員160人。事前の申し込みが必要。
●ソース:アキバ経済新聞
http://akiba.keizai.biz/headline/2271/