【社会】「モバゲー」が開発会社に圧力の疑い 公取委立ち入り検査

このエントリーをはてなブックマークに追加
1スベリコミー3号φ ★
携帯電話向け交流サイト(SNS)「モバゲータウン」を運営するディー・エヌ・エー(DeNA)が、ライバ
ル会社との取引をやめるよう取引先のソフト開発会社らに圧力をかけた疑いがあるとして、公正取引委員会は8
日、独占禁止法違反(不公正な取引方法)容疑で東京都渋谷区の同社本社を立ち入り検査した。

関係者によると、DeNAは今年夏ごろから、「モバゲータウン」向けに同社と契約したり、契約を検討してい
る複数の携帯ゲーム開発業者に対し、同じ携帯ゲーム業界のライバル会社であるグリーとの契約を結ばないよう
働きかけたり、自社と契約するよう強要していた疑いがある。

こうした取引先業者の販売先を制限し、競争を妨害する行為は独禁法で禁じられている「拘束条件付き取引」に
あたる可能性があり、公取委はDeNA関係者などから事情を聞き、事実関係の調査を進めるとみられる。

DeNAは昨年、「プラットフォーム」と呼ばれるモバゲータウンの開発仕様を外部企業に公開。開発会社側に
技術的なノウハウなどを提供し、SNS会員間で遊べるゲーム開発を業者に促す代わりに、ゲーム内での課金の
一部で収入を得る仕組みを構築した。

一方、グリーも今年から同じようにSNS「GREE」の開発仕様を公開し、携帯ゲームを巡る開発競争が激化。
ソース(日本経済新聞) http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C93819695E2EAE2E2848DE2EAE3E0E0E2E3E29191E2E2E2E2?n_cid=TW001