テレビ東京ホールディングス(テレビ東京HD)は、11月2日、
子会社テレビ東京の平成23年3月期第2四半期決算を発表した。
売上高は前年並みの517億5700万円(前年同期比0.9%減)となり、
営業利益は17億6800万円(同13.3%増)、経常利益は19億900万円(同13.9%増)だった。
また経常利益は6億8500万円、こちらは31.6%の減少である。
また、アニメ事業、ライツ一般、映画事業、イベントから構成されるライツ事業は、
売上高58億2500万円、粗利益が8億4000万円である。
アニメ事業、そしてDVDなどビデオグラムが低調だった。
このうち同社が得意とするアニメでは、第2四半期までで減収減益である。
売上高は29億8900万円(前年同期比6.2%減)、粗利益は5億7900万円(同21.5%減)となった。
アニメ事業についてテレビ東京HDは、国内外の低調な市場を反映したものと説明している。
しかし、引き続き国内外で人気の高い『NARUTO』、『遊戯王』、『ポケットモンスター』の3番組、
そして『たまごっち』、『イナズマイレブン』などは健闘した。
テレビ東京HDは、今後第3四半期で引き続きアニメ事業の減収減益とするものの、
第4四半期単独で大幅増収増益を見込む。
通期では売上高64億7700万円(前年同期比5.3%増)、
粗利益11億1200万円(同14.8%減)と増収減益を予想する。
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