10月28日は国際アニメーションの日。その時期に合わせて、
国際アニメーションフィルム協会(ASIFA)は2002年から
国際アニメーションデーを毎年各国で開催している。
ASIFAはフランス・アヌシーに本部を、世界各国に支部を持ち、
国際規模でアニメーションの振興や映画祭の開催を行っている。
国際アニメーションデーもその活動のひとつだ。
ASIFAがこのイベントを行うようになったのは、
エミール・レイノーが1892年の同日にパリのグレヴァン博物館で
アニメーションを初公開したことにちなんでいるためである。
ASIFAの日本支部は2005年から、国際アニメーションデー参加するようになった。
今回の国際アニメーションデー2010は東京、京都、広島での開催だ。
京都は京都造形芸術大学で22日に実施された。
また10月30日には、関西日仏学館にて、日仏のアニメーション映画の上映も予定する。
広島は10月24日から11月28日まで市内各所で作品が上映される。
広島国際アニメ―ションフェスティバル入賞作品特別上映会と題して、
山村浩二さんの『頭山』をはじめ広島国際アニメ―ションフェスティバルで
受賞した国内外の作品をプログラムする。またパラパラアニメ教室も実施する。
東京は28日に実施される。会場の東京造形大学ではウクライナや
ASIFA-JAPAN会員の作品上映のほか、講演なども行われる。
講演は、白組代表取締役社長の島村達雄氏による
「アニメーションの経済学〜現場はどのような人材を求めているか」、
東京造形大学教授の越村勲氏による
「クロアチアの歴史とアニメーション〜ザグレブ派ができるまで」、
そしてトークとティーチインに映像作家のかわなかのぶひろ氏を迎えた
「日本の実験映画とアニメーション(仮題)」となっている。
animeanime.jp
http://animeanime.jp/news/archives/2010/10/2010_40.html