映画や漫画、アニメ、ゲームなど京都が強みを持つコンテンツ産業を発信するイベント「KYOTO CMEX(シーメックス)2010」が25日から京都市内で始まる。
新たな成長分野として期待が集まるコンテンツに関するセミナーや公開イベント、人材育成講座などを右京区の太秦地域や中京区の京都国際マンガミュージアムなどで12月12日まで繰り広げる。
CMEXは京都府、京都市、京都商工会議所などでつくる実行委員会(委員長・齋藤茂トーセ社長)が主催する。
今年で2回目で、関連事業者向けのイベント内容を拡充した。
今年初めて中京区の京都商工会議所で開くコンテンツビジネスセミナーでは、人気アニメ「けいおん!」で知られる京都アニメーション(宇治市)の八田英明社長(9月30日)、
トーセの齋藤社長(11月1日)、フェイスの平澤創社長(11月11日)、角川グループホールディングスの角川歴彦会長(12月3日)ら第一線で活躍する経営者が講演する。
事前申込制。有料。
マンガミュージアムでは、ルーヴル美術館が企画出版したオリジナルコミックの原画展を11月5日から開く。
漫画「ジョジョの奇妙な冒険」で知られる荒木飛呂彦氏やフランスの漫画家の作品を12月3日まで展示する。
太秦地域の「京都太秦シネマフェスティバル」は9月25日〜11月20日。
コンテンツの集積地から映像産業の魅力を紹介するため、今年も太秦戦国祭(9月25、26日)や京都国際インディーズ映画祭(10月22日)などを繰り広げる。
任天堂の人気ゲーム「ポケモン」をテーマにした「京都ゲームフェスタ」も11月13、14日に京都駅南側の大型商業施設イオンモールKYOTO(京都市南区)で催す。
京都新聞
http://www.kyoto-np.co.jp/economy/article/20100922000018 KYOTO Cross Media Experience 2010
http://www.kyoto-cmex.jp/