【訃報】アニメ監督の今敏さんが急逝したとの話がツイッターで広まる

すいません!すいません、夕方ということで時間が決まってましたっけ？いまマッドの大事な監督が急逝して…

Masao Maruyama (マッドハウス取締役社長) on Twitter
http://twitter.com/MasaoMaruyama/status/21985724413


今敏さんの訃報をさっきmixiで読んだ。４７歳。もう吉祥寺の飲み屋で会う事がないのか。悲しすぎる。

@masyuuki 最初は、なにかの間違いだと本当に思いました。

@hisayuki本当のようです。ガンだったそうです。

武田康廣 (takedayasuhiro) on Twitter
https://twitter.com/takedayasuhiro/status/22018243608
https://twitter.com/takedayasuhiro/status/22018859475
https://twitter.com/takedayasuhiro/status/22021241414


@takedayasuhiro 僕も今知人の日記で確認しました。ちょっと言葉がないです。

ゆうき まさみ (masyuuki) on Twitter
https://twitter.com/masyuuki/status/22018502291

だれ？

じっぷらでやれ

>>2
千年女優
東京ゴッドファーザーズ
パプリカ
妄想代理人

・・・等々の監督

平沢進の音楽を知ったのはこの人の映画だったなぁ

えっ・・・

>>1
岩男潤子のツイートも載せとけよ

ちょ、新作……

えっと、どこまで信憑性あるん？

おせーっつの

>>1
スレタイでは名前をフルネームで入れとけ愚図が
さんとか小学生の作文か

>>10
今　敏さんじゃないの？

>>4

サンクスですm(_ _)m

Wikiはまだ編集されてないな。

まだ裏とれてないみたいなのか

広まるってなんだよ

新作を楽しみにしていました…

つ　菊

I'm very sorry to report that Satoshi Kon passed away suddenly yesterday at the age of 47.

We don't have many details yet, but have confirmed (via Mr Maruyama at Madhouse) that it isn't just a rumor.
Our friends at Madhouse are understandably upset; Kon was a phenomenal director and a huge asset for the
studio, but also a good friend of Mr Maruyama, Rintaro, and many of our former Madhouse guests. To say he'l
l be missed is an understatement. This is the second well-liked director Madhouse has lost in the 13 months,
the first being the director Takuji Endo (who did our 2009 opening animation).

I had the pleasure of meeting Kon-san several times, and have stood in his office at Madhouse's old office
space (which strongly resembles the artist bullpen in Paranoia Agent). My sense of him is someone who was
passionate about his work and the themes he addressed, and largely immune to the accolades heaped on him
.

平沢進が代わりに死ねばよかったのに

キチガイはにゅーそくだけかと思ったらここもかよ
とりあえず>>18おまえが代わりに死ね

こいつの作品つまんねーのばっか

まじ？

サブカル系オサレアニメの人か

で>>18は死ね

>>22
２ｃｈでは、誰？
あ、そうなんだ。見てないや。
で終わるニュースですね。

>>22
でもこの人が居なくなるとこの手のアニメを作れる監督が居なくなるんだぜ。
特に映画はラノベか漫画原作の萌え豚アニメばっかになっちゃう。
日本のアニメの終わりの始まりって気がするな今回の話は。

ツイッター関連ばっかりで
イマイチ信憑性薄い気がするんだが

>>25
この手のアニメってあんまり理解されないんだよ。
（押井守とは違った意味で）
ただ、人材ってやつは誰かが消えると
現れるモンでね、そんなに心配するこたねぇよ。

これ本当?
妄想代理人好きだったなあ。EDで眠りをさそうのもいい

>>26
でも呟いてるのが業界関係者だったりするわけだよね
釣りだとしたら悪質だし（かつてのとんねるずみたいな）

またまた御冗談を

何処か正式な訃報として上がってるとこ、有るのか？

ツイッターの悪い癖が出ちゃったな
「とある監督が死んだ」とか憶測を呼ぶような発言する奴もカスだけど

たとえば滝沢聖峰氏のblog。
http://blog.takizawaseiho.com/?eid=1210727

菊を渡すのは、正式発表があってからだ。
誤報であることを祈る。

おいおい会社立ち上げたばかりじゃなかったか・・・

訃報: アニメーション監督の今敏氏が死去。
http://news.livedoor.com/article/detail/4966004/

【今敏去世】日本动画导演今敏英年早逝
ttp://news.mop.com/international/2085067.shtml

萌え豚「イマビン誰それ？うんたん♪うんた〜ん♪」

>>38
ツイッターは昨日のけいおん最新話と今敏死去で話題が二分にされてんなｗ

特徴ある作品ばかりだったから残念でならない

まじかよゴッドファーザーズ面白かったのに

>>36
うわ、マジなのかよ・・・



合掌

個人的には好きじゃなかったが
アニメを愛した人が去った哀しみに合掌(-人-)

スレタイからしてガセネタというオチかと思ったら…。

マジ？　そんなあああ…。

この手のアニメってもうなくてもいいよな。
何か文化的な価値が高いかのように見せかけたつまらない作品はいらない。
パンツアニメのほうが上なんだよ、認めろよ。

そんな・・・早すぎるよ

嘘嘘嘘・・・

>>45 全体主義者乙

「夢みる機械」楽しみにしてたのに…
ショック…

>>36
ソース来ちゃったのか…残念だ。つ菊

まさか宮崎駿より先にこの人が逝くとは思わないよ…。

ああああ。

ありゃあ…
もったいねーな

鈴木敏夫が氏ねばよかったのに

まだまだ作品を作ってほしかった・・・
合掌

ついったで見かけて来ました

まだ不確定か

>>1 が伝聞なら
>>36 は伝聞の伝聞なのな

4chanでも今敏さんの訃報のスレが乱立してました。
http://boards.4chan.org/a/res/39551969

この前新しいの作る！ってニュース見たばかりだと思ってたのですけど……。
御冥福をお祈り申し上げます。

惜しい人を亡くしてしまった。

冗談であってほしい。

>>24
死ね

マッドのサイトで公式発表あれば確定だろうけど
ガセであってほしい

東京ゴッドファーザーズ面白かったなぁ
惜しい人を亡くしてしまった…
ご冥福をお祈りします

>>45
きもい

応援たのむ
【在特会】行動する保守のオフ26【主権回復】
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/offmatrix/1282231960/

まだ死んでないな
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BB%8A%E6%95%8F

>>65
> 死去に関する記述。ブログ、ミクシィ以外の出典を上げて加筆してください。

春先くらいまではお元気だったのかな...
http://farm5.static.flickr.com/4118/4924914325_0a81de3ce2_o.jpg

ツイッター2日前まで書いてるのに

>>25

これは商売だから文化がどうとか保護団体みたいにギャーギャー喚くなら
おまえが一人で１０枚２０枚買ってやればいいだろ

>>69
買おうにも作家がいなけりゃ作品が作られないだろう

「パプリカ」「千年女優」などの作品を手がけたアニメ監督の今敏さん死去
http://news.livedoor.com/article/detail/4966120/

今 敏 オフィシャル・サイト
http://konstone.s-kon.net/

kon（konsatoshi） on Twitter
http://twitter.com/konsatoshi

まだまだこれから沢山の新作を観ることが出来ると思っていたのに……

全作品コンプリートしてもたいした額にならんのが悲しいな

代理店が入ってマーケティングして作る萌えエロ系の作品と違って
予算取るのが大変なんだろうな

押井とは和解してたのかな？
パプリカが一番好きだった
劇場アニメなのにちゃんとプロの声優使っていたし

どうやら事実らしいね
合掌

昨日ぐらいからアニメーターの人たちのツイタが妙に暗いというか
意味深なのが多かったけどそういうことなのか・・・
本当なら残念

パーフェクトブルーの衝撃は大きかったなぁ

急逝したってことは事故にでも巻き込まれたんだろうか
もしくはこの人ヘビースモーカーだったらしいから肺ガンの可能性もあるけど、ガンで突然ポックリ逝くなんて事があるだろうか？

あーあ、日本のアニメ界おわた

癌だったらしいよ？無理を承知で仕事してたんじゃないかな...

http://ja.wikipedia.org/w/index.php?oldid=33675320

ギガジンは信頼できないメディアだから記述するなってウィキペディアはどこまでアホなんだよ！

気づいた時には末期
どうせなら今やってる仕事は完成させたい！
騙し騙し仕事続行、これが余計に体に負担に
ついには入院
なにか併発して死去

こんな感じだろうか？

アニメ監督・今敏氏が急逝!?　 Twitterで話題に
http://www.rbbtoday.com/article/2010/08/25/70064.html

792 名前： 法曹(埼玉県)[sage] 投稿日：2010/08/25(水) 12:37:37.42 ID:ILrL+kTl0 [2/3]
日記より
ttp://konstone.s-kon.net/modules/notebook/

7月23日　訳あって先日、坊主にした。
7月25日　久しぶりにTVを見る時間があったので。見なきゃいいんだよな、ホントに。
7月25日　いいじゃん、何に影響を受けようが真似ようが。滅多なことじゃ盗作になんかならないんだしさ(笑)
7月26日　で、何で渡辺謙をナベケン呼ばわりかって？そりゃあだって握手した仲だもん、一生ダチに決まってら。
8月01日　会社を作ることにした。作るというより、ほとんど作ってもらっているに等しいが。
8月06日　思うところあって身辺整理をしている。思い出がまつわるものだってどんどん捨てる。
8月07日　こちらでつぶやき始めました。 http://twitter.com/konsatoshi
8月12日　好ましい物たち。まず、ヒラサワの音楽。これほど今敏の形成に
　　　　　　　影響を与えた物は他にないのではないか。と、自分では思っている。
8月15日　二十歳のころに大友さんに出会えたことはとんでもない幸運で、
　　　　　　　自分でも把握しきれないほどの財産になっている。本当にありがとうございます。
8月16日　最後に、自分のこれまでに重ねて来た仕事というのも、まぁ大切な財産と思っておくか。
8月17日　「夢みる機械」班が選ぶ映画100・前編
8月18日　「夢みる機械」班が選ぶ映画100・後編
8月23日　親切な、というより単にリストに漏らすには惜しいという選び手の事情でもうちょっと上げておく。

会社起こしたのは作品を会社名義にするためでそ？
いずれにしろ、公式発表待ちだけど

やべっ、lotus聞いたらおっさんのくせに泣けてきたわ

とにかく残念だ、残念以外言葉がない

さぞ無念だろうに、断腸の思いだろうね。

金田氏とアニメ談義でも出来てれば良いけど...ご冥福をお祈り致します。

パプリカ予告
http://www.youtube.com/watch?v=yveN7tIWUZs
東京ゴッドファーザーズ予告
http://www.youtube.com/watch?v=0I-tgR9ylEw
千年女優　特報
http://www.youtube.com/watch?v=1Dm4R9kT4XQ
パーフェクト・ブルー　予告
http://www.youtube.com/watch?v=QRqxxisbBIM

なんのガンで死んだの？

23日ってたったの2日前じゃないか。どうして…。
自分の中では、監督の名前で作品が観たいと思わせる人だったのに
夢みる機械ってもう見れないのだろうか？

今でも東京ゴッドファーザーズが大好きです。
ご冥福をお祈りいたします。

>>70
だからおまえが大好きなそっちのジャンルを盛り上げてやればいいだけだろ
口だけでグチグチ言ってるのがおまえらの特徴だよな
金出さないのにｗ
おまえらが一人１０枚２０枚買って盛り上げれば君たちのジャンルも盛り上がると思うが？

>>91
今敏が亡くなったら今敏の作品はもう出ないだろ　買おうにも買えないだろ
おまえは頭悪いのか？

>>92
で、今敏の作品は買ったの？

>>93
劇場にも行くし買ってるが、だからなんだ？
だいたい買おうにも４作品しかないだろ
４７歳でまだまだ作れただろうに

>>94
なんだ話の流れが読めない文盲か

だいたいなんで>>91や>>93はケチつけてるんだ？
自分の好きな萌えアニメ以外のアニメは滅びろとでも思ってるのか？

こんな時にくだらんことで煽りあうなよ

大人も一般人も抵抗なく観れるいいアニメ作る監督だったのに…
本当に残念だ。というかまだ信じたくない

>>95
話の流れを買う買わないにねじまげてるのはおまえらだろバカ

ご冥福をお祈りいたします

パプリカのBDポチっておくか……。

http://konstone.s-kon.net/

インフォメーション
今 敏　永眠のお知らせ(2010-08-25 00:00:00)
——————————————————————

夢みる機械、どうなる...
http://konstone.s-kon.net/uploads/fckeditor/Image/uid000001_2010071018023250ccdbbd.jpg

>>101
公式サイトでの発表来ちゃったか・・・ああ・・・

確定きたね

ハードワークした世代がどんどん逝くな
なんとかしないとこの業界。

>>101公式サイトPHPエラーとかでみれないんだが

夢見る機械って、結局諸星のじゃなかったのか。

それにしても惜しい人を亡くした…。
こんな所で何ですが、謹んでお悔やみ申し上げます。

今敏氏死去　アニメ映画監督
http://www.47news.jp/CN/201008/CN2010082501000509.html

>>105
アクセス殺到してるだけ

今敏氏死去　ベネチア出品「パプリカ」のアニメ映画監督

http://www.sponichi.co.jp/entertainment/flash/KFullFlash20100825048.html

>>105
混乱してるらしい。急だったからね...

>>97
「抵抗なく見れる」ってキミがどういう意図で使ってるのか不明だが
良いアニメかは微妙
千年女優は見たことあるが

アニメ監督の今敏さん死去　ベネチア出品「パプリカ」
http://www.47news.jp/CN/201008/CN2010082501000521.html

>>107
共同が出たか。
http://www.47news.jp/news/2010/08/post_20100825144202.html
http://www.kobe-np.co.jp/knews/0003358251.shtml
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/flash/KFullFlash20100825048.html
http://www.sanspo.com/geino/news/100825/gnj1008251410024-n1.htm
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/193137
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/08/2010082501000509.htm

ニュースソースも平沢進のツイートもでたな…。
本当に残念だよ。

夢見る機械はどうなるんだろう
どこまで進んでるんだろうか。
作品に関しては厳しい人だったみたいだけど、
他のスタッフが引き継ぐんだろうかね。

いつか「海帰線」を監督してほしかったなあ。

>>101

> 更新・メインテナンス情報
> 更新・メインテナンス情報 : 今 敏　永眠のお知らせ
> 投稿者 : konstone 投稿日時： 2010-08-25 00:00:00 (312 ヒット)
>
> 6月24日午前6時20分、今 敏は膵臓癌（膵癌）により永眠いたしました。
> 享年46歳。
> 故人の意向により葬儀は親族のみで行います。
>
> ここに生前のご厚誼を深謝し、謹んでお知らせ申し上げます。
>
> 株式会社KON'STONE
> 代表取締役　今 京子

画像
ttp://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org1110881.jpg.html

セラフィムの続きは読めなくなったか

今氏単独で再開する筈だったのに・・・

現在オフィシャルのサイトに世界中からアクセスが殺到して閲覧が困難になっているらしい。
オフィシャルがメッセージをアップしているところだと思うので、しばらくアクセスを控えてやってな。

平沢進さんのツイッターより

かけがえのない人　なくした
合掌

＞膵癌（すいがん、英: Pancreatic cancer）は、膵臓から発生した悪性腫瘍。
＞膵臓癌（すいぞうがん）とも呼ぶ。早期発見が非常に困難な上に進行が早く、
＞きわめて予後が悪い。このことから「癌の王様」と言われている。

運悪すぎ・・・

ピクサーのCEOは死なないマイナーな膵臓ガンで助かってたな

泣いた
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/animovie/1281116342/96-

スレタイだけ見てデマかと

8月24日午前6時20分、今 敏は膵臓癌（膵癌）により永眠いたしました。享年46歳。
故人の意向により葬儀は親族のみで行います。ここに生前のご厚誼を深謝し、謹んでお知らせ申し上げます。
株式会社KON'STONE　代表取締役　今 京子
http://twitter.com/kons_tone/status/22066827517

【漫画家】『BLACK LAGOON』の作者、広江礼威「漫画をzipで上げてドヤ顔する奴は膵臓癌になればいいのに」
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/moeplus/1282531976/

>>20
お前の言う面白い作品って何だよ？

>>121
すごい

>>124
90年代初期をマイナー系の売れない漫画家として過ごした二人の偶然のニアミス
感慨深い

つまんねー作品ばっかだけど
これ以上作っても縮小再生産だし
ま、才能は出し切ったんじゃないすか？
晩節を汚すよりスパっと逝けたのはある意味幸せかもよ？
どうせいつかは死ぬのさ
人はね

新作はお蔵入りの可能性か・・

これで、今敏-ゴンゾ-マングローブで形成されてたジャンルが完全に崩壊した
ゴンゾとマングローブの作品は売れず、唯一今敏だけがって状態だったのだから

ご冥福を


しかし、これで日本アニメはますます萌えしかなくなるな。。。

訃報スレ立ってる？

>>132
これ？

【訃報】 「最近は新作アニメ『夢みる機械』の製作に当たっていた」 〜アニメ映画『パプリカ』監督の今敏氏死去
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1282715706/

膵臓癌かよ・・・ヒラコー氏ね！

まだ46だったか　ううむ

>>134
いやヒラコーは普通にガンのこと知らないし

平野耕太 (hiranokohta) on Twitter
http://twitter.com/hiranokohta

@Gallone 溜息しか出ないっす。マジに。猛暑が原因かなあ・・・あー
約16時間前 webから Gallone宛
http://twitter.com/hiranokohta/status/22021854666

>>134
膵臓癌で死ね発言は広江礼威のほう

>>121
死んだのが信じられないっていうアレじゃなく妙な感じだったが腑に落ちた。
イマビン、お見事。

ご冥福をお祈りいたします

残念だ
合掌

亡くなったなんて信じられない。
金田さんは無くなるし、最近頑張ってる人たちが死にすぎ。
悲しいよ……

「千年女優」「パプリカ」アニメ映画監督の今敏さん死去 2010年8月25日15時8分
「千年女優」「パプリカ」など芸術的な作風で知られ、海外の評価も高いアニメーション映画監督の今敏（こん
・さとし）さんが、２４日午前６時２０分、すい臓がんのため死去した。４６歳だった。葬儀は近親者のみで行う。
１９８５年、武蔵野美大在学中に「虜―とりこ―」でちばてつや賞を受け、マンガ家としてデビュー。アニメにも
進出し、９７年に「パーフェクトブルー」でアニメ映画を初監督した。
第２作の「千年女優」（０２年）が、文化庁メディア芸術祭アニメーション部門の大賞を受賞して注目を集めた。
同作は、米国の配給会社ドリームワークスによって世界配給された。「東京ゴッドファーザーズ」（０３年）に次
いで製作された０６年の「パプリカ」は、筒井康隆の小説が原作。ベネチア国際映画祭のコンペ部門に出品さ
れた。
現実と虚構の関係を主なテーマにし、細密な画風と叙情的な物語が特徴で、宮崎駿や押井守の次世代を担
う日本アニメ界の気鋭として期待されていた。新作「夢みる機械」を準備中だった。
http://www.asahi.com/culture/update/0825/TKY201008250233.html

訃報：今敏さん４６歳＝アニメ映画監督、海外でも高い評価 2010年8月25日 17時22分
アニメーション映画監督の今敏（こん・さとし）氏が２４日、膵臓がんのため死去したことが２５日、分かった。
４６歳。葬儀・告別式は親族のみで行う。
武蔵野美術大に在学中の昭和５９年に「虜−とりこ−」で「週刊ヤングマガジン」のちばてつや賞を受賞し、
漫画家としてデビュー。平成９年に発表した初監督作「パーフェクト・ブルー」はベルリン国際映画祭招待作
品となった。その後、文化庁メディア芸術祭大賞受賞の「千年女優」などを発表。筒井康隆原作の「パプリ
カ」はベネチア映画祭のコンペティション部門に出品された。
「大人が楽しめるアニメーション」を作風としてきたが、近年、初めて「子供が楽しめるアニメーション」として
「夢みる機械」を企画。未来を舞台にしたロボットが主人公のアドベンチャー映画で、「生きることによって目
的が生まれる」をテーマに製作中だった。
http://mainichi.jp/select/today/news/20100826k0000m040005000c.html

病気になってなければ数倍の作品はできただろうに
謹んでご冥福をお祈り申し上げます

心からお悔やみ申し上げます

2010.08.25
今監督

２０１０年８月２４日（火）　早朝

今 敏監督が、膵臓がんのため、お亡くなりになりました。

ご葬儀は、今監督の強い希望で
ご家族、ご親族のみの密葬となるそうです。

今 敏監督を支えて下さり、
また、大事に思って下さっている皆様には
大変申し訳ございませんが、
ご理解下さいますよう、
何卒、宜しくお願い申し上げます。


現在、今監督の公式サイトが大変混み合っているようですが、
ブログやツイッターをご覧いただけば、
如何にして、監督が「癌」というものと闘ってこられたか
分かると思います。

一言一言に、今監督の思いが込められておりますので、
少しでも、ご覧いただければ、幸いです。


今まで、今監督を支えて下さった多くの皆様に
心より御礼申し上げます。

そして、これからも今監督を大事に思って頂けると
嬉しいです。


今後、また何かありましたら
こちらでも更新できればと思っております。

どうぞ、宜しくお願い申し上げます。



スタッフ一同
http://yumemirukikai.jugem.jp/

最後の日記読んだ。
早すぎるがな（｀；ω；´）

遺書読んだ。すごいな。
自分だったらこんなに気を確かに持てないな。
これが死を想えってヤツか・・・

>>1
一部にはファンもいたようだけど
興行的・商売的にはどの作品もいま二つくらいだったよねぇ

細田守がちょうど今敏の位置にいる感じがｗ

今はオリジナルだと独りよがりな演出になってしまいがちなので

パプリカのように原作付きの作品で原作のもっている強大な力で監督をコントロールできると
才能を発揮できる監督だと思っていた

アニオタなら好き嫌いは別にして
これからもっと沢山の良い作品が作れる監督だったと思っていた人が多かったはず

大衆向けとはまた違った立ち位置の日本で貴重な監督だっただけに残念だな


すい臓がんでは仕方が無い、天命だ
ジョブスはラッキーだったんだよ・・・

びっくりだわ。
この前の梨元といい、進行が早いガンは恐ろしいな。
数ヶ月前までは普通にしていて、本当に突然亡くなる……。

こいつのアニメ詰まんない

>>152
ふ〜ん、じゃあ、どういうアニメがおもしろいの？

今監督のご冥福をお祈りします

８０年代調の古くさい絵柄で食わず嫌いしちゃうんだよな
ご冥福をお祈りします

>>19
ブラクラ作者・広江礼威「すい臓癌で死ね」→マッドハウスの今敏がすい臓癌で死亡★２
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/news/1282773211/
声優の落合祐里香さん、今監督の死を予感していた！！！！
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/news/1282716761/
基地外スレってこれか　

いまマッドの大事な監督が急逝して…
→今、マッドの大事な監督が急逝して…
→→今(敏、)マッドの大事な監督が急逝して…
なるほど

magネットの前身のアニメギガの2007年5月29日に出演してたんだな

【訃報】「パプリカ」「千年女優」のアニメ監督・今敏氏と、あと1名ご高名のアニメ監督が亡くなった模様
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/liveplus/1282706084/
これもそうだな

四畳半の湯浅とか、映画的なやり方のアニメには神山健治がいるし
まあ才能の保存という点では問題ないだろう。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm1846451

>映画的なやり方のアニメには神山健治がいるし
ダウト

>>158
湯浅はまた別ものだろう
今敏の作品は今敏しか作れない…

本当に惜しすぎる…

>>27
1970年代うまれ以降のアニメ監督で今監督のような作風の監督はどれくらいいるものなのかね。

今監督のような1960年代うまれはいままであった文化からサブカルチャーを完成させた世代ではないかとおもっている。

1970年代うまれ以降は完成されたサブカルチャーのもとでさらにあたらしいものをつくりださないとだめなのだから大変なはず。

>>162
実写的なリアリズムという意味なら沖浦さんかなあ。あの人何歳だっけ？今40くらい？
中学卒業してすぐアニメ業界入ったからキャリアの割に結構若かったとおもうんだけど。
確か今新しい映画作ってるはず（おそらく脚本は押井ではなかったはず）。

でもなあ、あの幻惑的な演出とか感性は今監督独自のものだと思う。

>>121から転載しておこうか・・・

2010年8月25日（水曜日）
さようなら

忘れもしない今年の5月18日。
武蔵野赤十字病院、循環器科の医師から次のような宣告を受けた。
「膵臓ガン末期、骨の随所に転移あり。余命長くて半年」
妻と二人で聞いた。二人の腕だけでは受け止められないほど、唐突で理不尽な運命だった。
普段から心底思ってはいた。
「いつ死んでも仕方ない」
とはいえあまりに突然だった。

確かに兆候はあったと言えるかもしれない。その2~3ヶ月前から背中の各所、脚の付け根などに強い痛みを感じ、右脚には力が入らなくなり、歩行にも大きく困難を生じ、鍼灸師やカイロプラクティックなどに通っていたのだが、
改善されることはなく、MRIやPET-CTなどの精密機器で検査した結果、いきなりの余命宣告となった次第である。
気がつけば死がすぐ背後にいたようなもので、私にはどうにも手の打ちようもなかったのだ。

宣告の後、生き延びるための方法を妻と模索してきた。それこそ必死だ。
頼もしい友人や強力この上ない方の支援も得てきた。抗ガン剤は拒否し、世間一般とは少々異なる世界観を信じて生きようとした。「普通」を拒否するあたりが私らしくていいような気がした。
どうせいつだって多数派に身の置き所なんかなかったように思う。医療についてだって同じだ。現代医療の主流派の裏にどんなカラクリがあるのかもあれこれ思い知った。
「自分の選んだ世界観で生き延びてやろうじゃないか！」
しかし。気力だけではままならないのは作品制作とご同様。
病状は確実に進行する日々だった。

一方私だって一社会人として世間一般の世界観も、半分くらいは受け入れて生きている。ちゃんと税金だって払ってるんだから。立派には縁遠いが歴とした日本社会のフルメンバーの1人だ。
だから生き延びるための私的世界観の準備とは別に、
「ちゃんと死ぬための用意」
にも手を回してきたつもりだ。全然ちゃんと出来なかったけど。
その一つが、信頼のおける二人の友人に協力してもらい、今 敏の持つ儚いとはいえ著作権などの管理を任せる会社を作ること。
もう一つは、たくさんはないが財産を円滑に家内に譲り渡せるように遺言書を作ることだった。
無論遺産争いがこじれるようなことはないが、この世に残る妻の不安を一つでも取り除いてやりたいし、それがちょいと向こうに旅立つ私の安心に繋がるというもの。

手続きにまつわる、私や家内の苦手な事務処理や、下調べなどは素晴らしき友人の手によってスピーディに進めてもらった。
後日、肺炎による危篤状態の中で、朦朧としつつ遺言書に最後のサインをしたときは、とりあえず、これで死ぬのも仕方ないと思ったくらいだった。
「はぁ…やっと死ねる」
なにしろ、その二日前に救急で武蔵野赤十字に運ばれ、一日おいてまた救急で同じ病院へ運ばれた。さすがにここで入院して細かい検査となったわけだ。結果は肺炎の併発、胸水も相当溜まっている。
医師にはっきり聞いたところ、答えは大変事務的で、ある意味ありがたかった。
「持って…一日二日……これを越えても今月いっぱいくらいでしょう」
聞きながら「天気予報みたいだな」と思ったが事態は切迫していた。
それが7月7日のこと。なかなか過酷な七夕だったことだよ。

ということで早速腹はきまった。
私は自宅で死にたい。
周囲の人間に対して最後の大迷惑になるかもしれないが、なんとしてでも自宅へ脱出する方法をあたってもらった。
妻の頑張りと、病院のあきらめたかのような態度でありつつも実は実に助かる協力、外部医院の甚大な支援、そして多くの天恵としか思えぬ偶然の数々。
あんなに上手く偶然や必然が隙間なくはまった様が現実にあるとは信じられないくらいだ。「東京ゴッドファーザーズ」じゃあるまいし。

妻が脱出の段取りに走り回る一方、私はと言えば、医師に対して「半日でも一日でも家にいられればまだ出来ることがあるんです！」と訴えた後は、陰気な病室で一人死を待ち受けていた。
寂しくはあったが考えていたのはこんなこと。
「死ぬってのも悪くないかもな」
理由が特にあるわけもなく、そうとでも思わないといられなかったのかもしれないが、気持ちは自分でもびっくりするほど穏やかだった。
ただ、一つだけどうしても気に入らない。
「この場所で死ぬのだけは嫌だなぁ…」
と、見ると壁のカレンダーから何か動き出して部屋に広がり始めるし。
「やれやれ…カレンダーから行列とはな。私の幻覚はちっとも個性的じゃないなぁ」
こんな時だって職業意識が働くものだと微笑ましく感じたが、全くこの時が一番死の世界に近寄っていたのかもしれない。本当に死を間近に感じた。
死の世界とシーツにくるまれながら、多くの人の尽力のおかげで奇跡的に武蔵野赤十字を脱出して、自宅に辿り付いた。
死ぬのもツライよ。
断っておくが、別に武蔵野赤十字への批判や嫌悪はないので、誤解なきよう。
ただ、私は自分の家に帰りたかっただけなのだ。
私が暮らしているあの家へ。

少しばかり驚いたのは、自宅の茶の間に運びこまれるとき、臨死体験でおなじみの「高所から自分が部屋に運ばれる姿を見る」なんていうオマケがついたことだった。
自分と自分を含む風景を、地上数メートルくらいからだろうか、ワイド気味のレンズで真俯瞰で見ていた。
部屋中央のベッドの四角がやけに大きく印象的で、シーツにくるまれた自分がその四角に下ろされる。あんまり丁寧な感じじゃなかったが、文句は言うまい。

さて、あとは自宅で死を待つばかりのはずだった。
ところが。
肺炎の山を難なく越えてしまったらしい。
ありゃ？
ある意味、こう思った。
「死にそびれたか(笑)」
その後、死のことしか考えられなかった私は一度たしかに死んだように思う。朦朧とした意識の奥の方で「reborn」という言葉が何度か揺れた。
不思議なことに、その翌日再び気力が再起動した。
妻を始め、見舞いに来て気力を分け与えてくれた方々、応援してくれた友人、医師や看護師、ケアマネージャなど携わってくれている人すべてのおかげだと思う。本当に素直に心の底から。

生きる気力が再起動したからには、ぼんやりしているわけにはいかない。
エクストラで与えられたような命だと肝に命じて、大事に使わねばならない。
そこで現世に残した不義理を一つでも減らしたいと思った。
実はガンのことはごくごく身の回りの人間にしか伝えていなかった。両親にも知らせていなかったくらいだ。特に仕事上においては色々なしがらみがあり、言うに言えなかった。
インターネット上でガンの宣言をして、残りの人生を日々報告したい気持ちもあったのだが、今 敏の死が予定されることは、小さいとはいえ諸々影響が懸念されると思えたし、それがゆえに身近な知り合いにも不義理を重ねてしまっていた。まことに申し訳ない。

死ぬ前にせめて一度会って、一言でも挨拶したい人はたくさんいる。
家族や親戚、古くは小中学校からの友人や高校の同級生、大学で知り合った仲間、漫画の世界で出会い多くの刺激を交換した人たち、アニメの世界で机を並べ、一緒に酒を飲み、同じ作品で腕前を刺激しあい、楽しみも苦しみも分け合った多くの仲間たち、
監督という立場のおかげで知り会えた数知れないほどたくさんの人びと、日本のみならず世界各地でファンだといってくれる人たちにも出会うことが出来た。ウェブを通じて知り合った友人もいる。

出来れば一目会いたい人はたくさんいるが(会いたくないのもいるけれど)、会えば「この人ともう会えなくなるんだな」という思いばかりが溜まっていきそうで、上手く死を迎えられなくなってしまいそうな気がした。
回復されたとはいえ私に残る気力はわずかで、会うにはよほどの覚悟がいる。会いたい人ほど会うのがつらい。皮肉な話だ。
それに、骨への転移への影響で下半身が麻痺してほぼ寝たきりになり、痩せ細った姿を見られたくもなかった。多くの知り合いの中で元気な頃の今 敏を覚えていて欲しいと思った。
病状を知らせなかった親戚、あらゆる友人、すべての知人の皆さん、この場を借りて不義理をお詫びします。でも、今 敏のわがままも理解してやっていただきたい。
だって、「そういうやつ」だったでしょ、今 敏って。
顔を思い出せば、いい思い出と笑顔が思い起こされます。
みんな、本当にいい思い出をたくさんありがとう。
自分の生きた世界を愛している。
そう思えることそのものが幸せだ。

私の人生で出会った少なからぬ人たちは、肯定的否定的どちらであっても、やっぱり今 敏という人間の形成にはどこか必要だっただろうし、全ての出会いに感謝している。
その結果が四十代半ばの早い死であったとしても、これはこれとして他ならぬ私の運命と受け止めている。いい思いだって随分させてもらったのだ。
いま死について思うのはこういうこと。
「残念としかいいようがないな」
本当に。

しかし、多くの不義理は仕方ないと諦めるにせよ、私がどうしても気に病んで仕方なかったことがある。
両親とマッドハウス丸山さんだ。
今 敏の本当の親と、アニメ監督の親。
遅くなったとはいえ、洗いざらい本当のことを告げる以外にない。
許しを乞いたいような気持ちだった。

今がどんだけ長生きしてマンネリ作品作り続けても
アニメ界の興隆には寄与せんかったろうからなぁ
観る側も食傷気味だしここらで幕引きが丁度良かった気がするな
アニメ界は細田が背負ってくから問題ないし
ポップでちょいと心温まる世界を見せられないと大衆は付いてこないんだよ
今は悪趣味が過ぎた

自宅に見舞いに来てくれた丸山さんの顔を見た途端、流れ出る涙と情けない気持ちが止めどなかった。
「すいません、こんな姿になってしまいました…」
丸山さんは何も言わず、顔を振り両手を握ってくれた。
感謝の気持ちでいっぱいになった。
怒涛のように、この人と仕事が出来たことへの感謝なんて言葉ではいえないほどの歓喜が押し寄せた。大袈裟な表現に聞こえるかもしれないが、そうとしか言いようがない。
勝手かもしれないが一挙に赦された思いがした。

一番の心残りは映画「夢みる機械」のことだ。
映画そのものも勿論、参加してくれているスタッフのことも気がかりで仕方ない。だって、下手をすればこれまでに血道をあげて描いて来たカットたちが誰の目にも触れない可能性が十分以上にあるのだ。
何せ今 敏が原作、脚本、キャラクターと世界観設定、絵コンテ、音楽イメージ…ありとあらゆるイメージソースを抱え込んでいるのだ。
もちろん、作画監督、美術監督はじめ、多くのスタッフと共有していることもたくさんあるが、基本的には今 敏でなければ分からない、作れないことばかりの内容だ。
そう仕向けたのは私の責任と言われればそれまでだが、私の方から世界観を共有するために少なからぬ努力はして来たつもりだ。だが、こうとなっては不徳のいたすところだけが骨に響いて軋んだ痛みを上げる。
スタッフのみんなにはまことに申し訳ないと思う。
けれど少しは理解もしてやって欲しい。
だって、今 敏って「そういうやつ」で、だからこそ多少なりとも他とはちょっと違うヘンナモノを凝縮したアニメを作り得てきたとも言えるんだから。
かなり傲慢な物言いかもしれないが、ガンに免じて許してやってくれ。

私も漫然と死を待っていたわけでなく、今 敏亡き後も何とか作品が存続するべく、ない頭を捻って来た。しかしそれも浅知恵。
丸山さんに「夢みる機械」の懸念を伝えると、
「大丈夫。なんとでもするから心配ない」
とのこと。
泣けた。
もう号泣。
これまでの映画制作においても予算においても不義理ばかり重ねて来て、でも結局はいつだって丸山さんに何とかしてもらって来た。
今回も同じだ。私も進歩がない。
丸山さんとはたっぷり話をする時間が持てた。おかげで、今 敏の才能や技術がいまの業界においてかなり貴重なものであることを少しだけ実感させてもらった。
才能が惜しい。何とかおいていってもらいたい。
何しろザ・マッドハウス丸山さんが仰るのだから多少の自信を土産に冥途に行けるというものだ。
確かに他人に言われるまでもなく、変な発想や細かい描写の技術がこのまま失われるのは単純に勿体ないと思うが、いた仕方ない。
それらを世間に出す機会を与えてくれた丸山さんには心から感謝している。本当ににありがとうございました。
今 敏はアニメーション監督としても幸せ者でした。

両親に告げるのは本当に切なかった。
本当なら、まだ身体の自由がきくうちに札幌に住む両親にガンの報告に行くつもりだったが、病気の進行は悔しいほど韋駄天で、結局、死に一番近づいた病室から唐突極まりない電話をすることになってしまった。
「オレ、膵臓ガン末期でもうすぐ死ぬから。お父さんとお母さんの子供に生まれて来て本当に良かった。ありがとう」
突然聞かされた方は溜まったものではないだろうが、何せその時はもう死ぬという予感に包まれていたのだ。

それが自宅に帰り、肺炎の危篤を何とか越えて来た頃。
一大決心をして親に会うことにした。
両親だって会いたがっていた。
しかし会えば辛いし、会う気力もなかったのだが、どうしても一目親の顔を見たくなった。直接、この世に産んでもらった感謝を伝えたかった。
私は本当に幸せだった。
ちょっと他の人より生き急いでしまったのは、妻にも両親にも、私が好きな人たちみんなに申し訳ないけれど。
私のわがままにすぐ対応してくれて、翌日には札幌から両親が自宅についた。
寝たきりとなった私を一目見るなり母が言った言葉が忘れられない。
「ごめんねぇ！丈夫に産んでやれなくて！」
何も言えなかった。

両親とは短い間しか過ごさなかったが、それで十分だった。
顔を見れば、それですべてわかるような気がしたし、実際そうだった。

ありがとう、お父さん、お母さん。
二人の間の子供としてこの世に生を受けたことが何よりの幸せでした。
数えきれないほどの思い出と感謝で胸がいっぱいになります。
幸せそのものも大事だけれど、幸せを感じる力を育ててもらったことに感謝してもしきれません。
本当にありがとうございました。

親に先立つのはあまりに親不孝だが、この十数年の間、アニメーション監督として自分の好きに腕を振るい、目標を達成し、評価もそれなりに得た。あまり売れなかったのはちょいと残念だが、分相応だと思っている。
特にこの十数年、他人の何倍かの密度で生きていたように思うし、両親も私の胸のうちを分かってくれていたことだろう。

両親と丸山さんに直接話が出来たことで、肩の荷が下りたように思う。

最後に、誰よりも気がかりで、けれど最後まで頼りになってくれた妻へ。
あの余命宣告以来何度も二人で涙にくれた。お互い、身体的にも精神的にも過酷な毎日だった。言葉にすることなんて出来ないくらい。
でも、そんなしんどくも切ない日々を何とか越えて来られたのは、あの宣告後すぐに言ってくれた力強い言葉のおかげだと私は思っている。
「私、最後までちゃんと伴走するからね」
その言葉の通り、私の心配など追い越すかのように、怒濤のごとく押し寄せるあちらこちらからの要求や請求を交通整理し、亭主の介護を見よう見まねですぐに覚え、テキパキとこなす姿に私は感動を覚えた。
「私の妻はすごいぞ」
今さらながら言うな？って。いやいや、今まで思っていた以上なんだと実感した次第だ。
私が死んだ後も、きっと上手いこと今 敏を送り出してくれると信じている。
思い起こせば、結婚以来「仕事仕事」の毎日で、自宅でゆっくり出来る時間が出来たと思えばガンだった、ではあんまりだ。
けれど、仕事に没頭する人であること、そこに才能があることを間近にいてよく理解してくれていたね。私は幸せだったよ、本当に。
生きることについても死を迎えるにあたっても、どれほど感謝してもしきれない。ありがとう。

気がかりなことはもちろんまだまだあるが、数え上げればキリがない。物事にも終わりが必要だ。
最後に、今どきはなかなか受け入れてもらいにくいであろう、自宅での終末ケアを引き受けてくれた主治医のH先生、そしてその奥様で看護師のKさんに深い感謝の気持ちをお伝えしたい。
自宅という医療には不便きわまりない状況のなか、ガンの疼痛をあれやこれやの方法で粘り強く取り除いていただき、死というゴールまでの間を少しでも快適に過ごせるようご尽力いただき、どれほど助けられたことでしょう。
しかも、ただでさえ面倒くさく図体と態度の大きな患者に、単なる仕事の枠組みをはるかに越え、何より人間的に接していただいたことにどれほど私たち夫婦が支えられ、救われたか分かりません。先生方御夫婦のお人柄にも励まされることも多々ありました。
深く深く感謝いたしております。

そして、いよいよ最後になりますが、5月半ばに余命宣告を受けてすぐの頃から、公私に渡って尋常ではないほどの協力と尽力、精神的な支えにもなってくれた二人の友人。
株式会社KON’STONEのメンバーでもある高校時代からの友人Tと、プロデューサーHに心からの感謝を送ります。
本当にありがとう。私の貧相なボキャブラリーから、適切な感謝の言葉を探すのも難しいほど、夫婦揃って世話になった。
2人がいなければ死はもっとつらい形で私や、そばで看取る家内を呑み込んでいたことでしょう。
何から何まで、本当に世話になった。
で。世話になりついでですまんのだが、死んだあとの送り出しまで、家内に協力してやってくれぬか。
そうすりゃ、私も安心してフライトに乗れる。
心から頼む。

さて、ここまで長々とこの文章におつき合いしてくれた皆さん、どうもありがとう。
世界中に存する善きものすべてに感謝したい気持ちと共に、筆をおくことにしよう。

じゃ、お先に。

今 敏

じゃ玄人が唸るような思想やがあったかといえば無いし
旧エヴァのように葛藤するでも無い
中身もないのに気取っていてどうにも滑稽なんだよ
大友もそうだが

遺書めいたもんを公開するってのも
どうにもね
ああ死ぬまでこの人は勘違いｵﾅﾇｰ続けてたんだなと
最期まで悪趣味に付き合わされた感しかないね

闘病をネタにする芸人とかもそうだけど
ドン引きなんだよ
同情されたら終わりだって気付け
丸山に誉められて自信もったなんて情けないこと言うな
観客を相手にしろ
観客を第一に考えろ
俺カコイイじゃ何も感動なんかさせられないんだぞ
もう一回生まれ変わって監督やり直せ

夢見る機械ってモンゴルからうんちゃらかんちゃらって曲？

どうせ新作アニメの宣伝だろ

YRJZc466は何様のつもりなんだ

作品に対する評論はともかく
予期しない死に臨んだ人間に対する見方が厳しすぎる
そもそも、自分の文章にもはや反論できないタイミングで一方的に叩いて何が楽しい？

いくら2chでも書き込んでいいことと悪いことがある

替わりに駿か松本０時が逝けば良かったのに

ID:YRJZc466はさすがに酷すぎるな。
親しい人の死に立ち会ったことがないのかもしれないけど、その性格じゃお前が死んでも誰も悲しまないぞ

何の分野か知らないがさぞ立派な仕事をしてる人なんだろう
誰も追いつけない様な輝かしい業績を打ち立ててるに違いない

妄想代理人

緩い評価はあったわけだが
それにしてもみんな金出さないよね
しょうもないパンツアニメには大金出すのに

宮崎が死んだらどの大手メディアもこぞって取り上げると思うけど、
今あたりだとチロっと報道して終わりか

興行的成功者か否かが、そのへんの分け目なのかね

売れないけどイイとか言われる玄人受け監督の代名詞みたいな人だったな

ttp://twitter.com/akitaroh/status/22078017586
ttp://twitter.com/bokuen/status/22070388956

アニメ監督なんて正しくエンタメしてなんぼだ
インテリぶると途端に底の浅さを露呈する
というか大抵は斜め上なだけなのだな

本当のインテリはアニメなんぞに手を出さんよ

まじ？