【名古屋】漫画家養成喫茶オープン　機材準備、プロの講座も

漫画家の卵たちが集い、店内にそろえた道具で技法を磨く新しいタイプの漫画喫茶が名古屋市
中区大須の仁王門通りにオープンした。店名は「漫画空間」。宮崎県出身の店主、内藤泰弘さん
（５１）は「読み手と描き手双方の裾野（すその）を広げ、日本が誇る文化をはぐくみたい」と
話している。

内藤さんは大学時代に漫画研究会に所属。教育系出版社への就職後も趣味で多くの作品に触れ
てきた。だが、近年は小さな出版社の漫画誌の廃刊が相次ぎ、個性的な作品が減ったことに
寂しさを感じていた。「普通の漫画喫茶にはない作品に出合える場所を作り、個性的な作家が
育つきっかけを作りたい」。そんな思いが募り、０９年１２月に退社。漫画やアニメ関連の店
が多い大須で今年５月、出店にこぎつけた。

漫画空間の蔵書は１万冊。内藤さんのコレクションである水木しげるや湊谷夢吉、つげ義春ら
の貴重な絶版、復刻版など約５００点も並ぶ。

漫画を描く専用机が店の中央に６席置かれているのが特徴だ。ペン類やトレーサー、マーカー
など必要な道具が無料で使える。漫画を描くソフトが入ったパソコン１台も用意した。
「道具をそろえるにはお金もかかる。初心者でも気軽に漫画を描いてほしい」と内藤さん。
プロによる描き方講座も開き、初心者５人が参加した。来店者の作品を店内で発表し、読者が
コメントを寄せる「漫画ライブハウス」の構想も進む。

同店を利用する漫画家志望の元専門学校生、軽部竜世さん（２２）＝岐阜県土岐市＝は
「自宅より集中できる」。イラストレーター志望のアルバイト、田口公也さん（３０）＝名古屋
市名東区＝も「同じ志を持った人と交流できる。プロもおり、高い技術を身近で学べる」と話す。

内藤さんは「若手漫画家の交流会も開きたい。ネットからデビューする方法も考えたい」と夢を
膨らませている。

ソース
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20100803k0000e040069000c.html

＞宮崎県出身の店主、内藤泰弘さん（５１）

こち亀で前にやってた奴か？

あんな家賃の高杉立地で開業とは

資産家なのかな

ここへ行く時点で漫画家としては駄目なような気もするね