7月24日、25日、タイ・バンコック市内のセントラル・プラザで、日本とタイの文化交流を目的とした
「日タイアニメソングコンテスト」が開催される。イベントは在タイ日本大使館が主催するほか、
バンコック市と姉妹都市にある福岡県、そして国際交流のイベントが手掛ける
ねぎぼうずタイランドが共催する。
7月24日に予選を行い、15人が25日に行われる本選に出場する。このなかから優勝を決定し、
油症者は2010年10月に福岡市で開催される第1回コスプレアイドルアジア大会のタイ代表として
福岡県に招待される。参加希望者は7月7日の段階で既に112名の応募があり、
今後も増える見込みである。かなりの激戦になりそうだ。
応募者はタイ人であることが条件で、コンテスト当日の歌は日本のアニメソングを1曲だけとし、
メドレーでの歌唱は不可とされている。25日の本選には、在タイ日本国大使館の近藤書記官や
地元企業RS プロモーションやGMM TVをゲストとして招く。
また、25日にはタイで人気の高い『ドラゴンボール』のイベントショーを開催する。
スペシャルゲストとして悟空の着ぐるみが登場し、記念撮影会も行われる。
海外で日本のアニメ関連のイベントが行われことは多いが、在外大使館や日本の地方自治体が
中心となったファンイベントは珍しい。草の根レベルの交流を官が支援する貴重な試みである。
また、今回のイベントの目的についてイベントを共催するねぎぼうずタイランは、近年タイでは
韓国などの日本以外の国のポップカルチャーが流入しており、とりわけ音楽分野での地位低下が
目立つという。今回のイベントはアニメを通じて、タイの幅広い世代に日本の音楽や文化などの
関心を高めるとしている。はタイにおける日本のポップカルチャー振興を目指している。
また、タイにおける福岡県の広報、認知度の向上や日タイの友好関係の再確認など、
幅広い効果を狙っている。
animeanime.jp
http://animeanime.jp/news/archives/2010/07/post_1294.html