日本アニメーター・演出協会(JAniCA)は、2010年6月6日に東京都・杉並区で開催された
会員総会、理事会にて新たな代表理事として、山崎理(ヤマザキオサム)氏を選出した。
前代表の芦田豊雄氏に代り、アニメーションを創りだすクリエイターたちの団体を束ねる。
山崎理氏はアニメ製作のワオワールドに所属、『ギャラリーフェイク』や『地球へ』の監督などを行っている。
アニメ監督・演出のほか、脚本家、プロデユーサーとして活躍している。当初はアニメーター中心の組織
として始まった。しかし、2007年の発足当初には、アニメーターだけでなく演出もその組織名に加え、
より幅広いクリエイターを対象とした。幅広い活動を続ける山崎理氏は、
そうした組織に相応しい代表と言えそうだ。
また、代表理事のほか、ふたりの理事もこの程新しく改選された。旧理事の宇田川一彦氏、
神村幸子氏に代わり、井上俊之氏、杉野左秩子氏が新理事となる。
両名とも実力派のアニメーターとして広く知られた存在だ。
JaniCAによれば、今回の改選は世代の若返りのためだという。組織立ち上げからちょうど3年、
理事を固定化させないことで、永続的に運営出来る体制を目指すためという方針が理解出来る。
animeanime.biz
http://www.animeanime.biz/all/2010061204/