ゲームのデバッグなどを主業務とするポールトゥウィンは2010年3月31日、ゲームチューニングを
主幹事業とする猿楽庁の全株式をエンターブレインから取得したことを発表。これにより
猿楽庁は、ポールトゥウィンの完全子会社となった。
ポールトゥウィンは日本で最初のゲームデバッグ専門企業として設立され、さまざまなハード、
ソフト、コンテンツのデバッグ及びゲーム関連ソフトのローカライズ業務を行ってきた。
一方の猿楽庁はゲームチューニング(ゲームの企画書や開発途中のゲームを細かく検証、
分析し、よりおもしろくなるような改善案を提案するサービス)をおもな業務として活動。
猿楽庁を子会社化することによって、ポールトゥウィンが展開するゲーム開発のサポート体制は
より強化されることになりそうだ。今回の動きについて、ポールトゥウィンは公式リリースで
つぎのようにコメントしている。
「両社は今後、当社のデバッグ/ローカライズ関連のノウハウと、猿楽庁社のゲームチューニングの
ノウハウの融合による補完・相乗効果により、ゲーム開発の企画段階から、開発中、発売後の
ユーザーサポートにわたる幅広い開発サポートサービスの開発、提供を目指してまいります」
ファミ通.com
http://www.famitsu.com/game/news/1233458_1124.html ポールトゥウィン
http://www.ptw.co.jp/ 猿楽庁
http://www.sarugakucho.jp/