県は「いわてマンガプロジェクト」の一環として、漫画家のそのだつくしさん(雫石町在住)に
職員名刺用の似顔絵を描いてもらう試みを始めた。
似顔絵は、希望する職員が写真を添えて自費で申し込む。名刺以外にも活用可能だ。
これまでに、企業立地推進課の全職員をはじめ約30人から申し込みがあった。
環境保全課の吉田茂総括課長は、二酸化炭素の排出量を測れるよう自ら考案した「環境尺」を
持った姿を発注。「堅い名刺が変わり、環境尺などをPRしやすくなりそう」と期待している。
県は、本県に50人超いるゆかりの漫画家の協力を得ながら地域振興を図ろうと、
いわてマンガプロジェクトを展開。2010年度は「コミックいわて(仮称)」の発刊を予定している。
そのださんは「これまでも口コミで名刺用の似顔絵の依頼は受けていた。岩手の漫画家に
光を当ててくれたことは大変うれしく、その思いに応えていきたい」と話す。
岩手日報
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20100218_5