何か
>>3みて駄目だ言ってる奴多いけど、全体通して読むと文章に粗さはあれど
話の筋は太いから、結構内容は面白いと思うんだがなぁ。まぁ冒頭で魅力的な
文で引き込まないとって話もあるが。イラストが軽薄でなければいいんだがなぁ。
1巻は非力な主人公が魔法材料を上手く使ってドラゴンと渡り合う描写が、
魔法使い物の小説としては新しく感じられて面白い。
魔法材料店といっても、アトリエシリーズを想像すると肩透かしを食らう。
巻末にちょっとした水戸黄門的ドンデン返しをつけて締めている。
2巻は危険な流行病の蔓延を防ぐために、感染した自身を人質に王室と交渉
するやり取りの緊迫感がいい感じ。商館との特効薬の仕入れ交渉の下りは
ちょっとだけ狼と香辛料風味。魔法から話がずれちゃってる部分が長くて
>>341に書か
れてるようにちょっと違う、っていう意見も判らんでもないが、クライマックスは
ど派手な魔法が繰り出て爽快感がある。ただ構成的に少しバラケてる部分(中盤に
主人公、王女、材料店で働く少女の話が分散する)があって少しマイナスかな。
つーわけで、2Pしか読まずにどうこういう奴が多いんで、ちょっと感想書いてみた。