【台湾】中文版「FF13」発表、「SSF4」世界最速発売 コンシューマーゲーム市場は実りの時期…Taipei Game Show 2010

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1あやめφ ★
Taipei Game Showは、昔はPCゲームのショウで、数年前まではオンラインゲームのショウ
だったが、現在はすっかりコンシューマーゲームのショウになっている。台湾の2大ゲームプラット
フォーマーであるSCET(Taiwan)と、Microsoft Taiwanのブースは今やショウに欠かせない
存在となっている。新作オンラインゲームの出展を期待して赴くと肩透かしを食うが、
コンシューマーゲームに限っては期待以上のものが体験できる。

2社の出展内容やクオリティは、もはやE3や東京ゲームショウと比較してもほぼ遜色なく、
その気になれば試遊台を渡り歩いて丸1日遊び尽くすことも可能だろう。Taipei Game Showの
場合、充実した試遊コーナーに加えて、名物の即売コーナーがあり、野菜か果物を買うような
勢いでゲーム機本体に、ゲームソフトやゲームコントローラー、ケーブル類を同梱したTaipei
Game Showスペシャルパッケージが飛ぶように売れていく。関係者によれば5日間の会期で
「ざっと1,000台がはける」ということで、無視できない規模のビジネスになっている。

本稿ではSCETと、Microsoft Taiwanのそれぞれのブースの模様から、台湾のコンシューマー
ゲーム事情をお伝えしたい。

■ 大物ゲストによるイベントが目白押しだったSCETブース

今年のSCETブースは、大物をゲストに招いてのスペシャルイベントが目白押しだった。
初報でもお伝えしたように、ショウ初日の2月5日には、オープニングセレモニーのゲストに
高雄市長の陳菊氏を招き、ゲームクリエイター人材育成に関する覚え書きを交わし、午後には
スクウェア・エニックスコーポレートエグゼクティブの橋本真司氏を招いて「ファイナルファンタジー XIII」
中文版の発表を行なった。

2月6日は、「鉄拳 6」プロデューサーの原田勝弘氏を招いて「鉄拳 6」大会を開催したり、
「ストリートファイターIV」プロデューサーの小野義徳氏を招いての「ストリートファイターIV」大会
および、「スーパーストリートファイターIV」の台湾初披露と、内容盛りだくさんだった。明日
2月7日も「ゴミ箱-GOMIBAKO-」ディレクターの松田太郎氏を招いてのイベントが予定されており、
その集客力は他の追随を許さない。

プライズの配布やコンパニオンのダンスで来場者を集めるブースが多い中、ひたすらゲームに
こだわったイベントで来場者を集めるというのは、実力がなければできないことだ。それだけ
台湾のコンシューマーゲーム市場が成熟してきた証拠だろう。

今年の出展タイトルは、「ファイナルファンタジー XIII」を筆頭に、「グランツーリスモ 5」、
「God of War III」、「HEAVY RAIN」、「METAL GEAR SOLID PEACE WALKER」など、PS3、PSP、
PSNからバランス良く50タイトル以上をプレイアブル出展していた。やはり全体的に日本語版や
英語版が目に付くものの、来場者の反応は上々だった。

特設コーナーで大々的にアピールしていたのは、「ファイナルファンタジー XIII」と「グラン
ツーリスモ 5」の2タイトル。「FF XIII」は目抜き通りに面する形で大型モニタと試遊台を設置し、
一方、「グランツーリスモ 5」は通常のバケットシートタイプの試遊台に加えて、実車タイプの
試遊台を2台も準備し、さらにゲームも最新のビルドを用意するなど、万全の体制で臨んで
いたものの、肝心の発売日が未定になったため、盛り上がりはいまひとつの印象だった。

GAME Watch
http://game.watch.impress.co.jp/docs/news/20100207_347725.html
http://game.watch.impress.co.jp/img/gmw/docs/347/725/cs01.jpg
続き >>2
2あやめφ ★:2010/02/09(火) 13:05:02 ID:???
■ 「スーパーストリートファイターIV」は台湾が世界最速発売

さて、ここからは、2月6日にサプライズ発表された「スーパーストリートファイターIV」について
紹介しておきたい。

2月6日にSCETのブースで行なわれた「ストリートファイターIV」のイベントでは、「スーパー
ストリートファイターIV」の最新トレーラーが公開されたほか、世界初となる実機による
デモンストレーションが実施された。

プロデューサーの小野氏は「スーパーストリートファイターIV」の特徴として、「ストリートファイター II」
にあった「ボーナスステージ」の復活や、PS3のリプレイチャンネルに繋ぐだけで世界中の
リプレイが視聴できる「リプレイモード」、エンドレスで勝ち抜き戦が楽しめる「エンドレスバトル」、
複数同士の対戦ができる「チームバトル」といった新モードの存在を明らかにし、全31人の
キャラクターの全貌は、来週日本のゲームメディアを通じて明らかにされることなどが紹介された。

本当の意味でサプライズだったのは発売日。日本の発売日より1日早い4月27日と告知された。
北米との発売日と同日となるが、時差の関係で台湾の発売が先行することになる。この背景には、
日本や北米からの並行品対策というニュアンスが強いが、世界最速で発売されるのは
揺るぎのない事実だけに、来場者は歓迎ムードだった。

なお、イベントの最後には、「ストリートファイターIV」大会の優勝者向玉麟さんと小野氏の
2人で、「スーパーストリートファイターIV」のエキシビションマッチが行なわれた。小野氏は
新キャラのJuri、向玉麟さんはこれまた新キャラのGuyを選択。Juriの足技が際だつ戦いと
なったが、次第にスーパーコンボの撃ち合いとなりGuyの勝利となった。

■ 40タイトル以上のXbox 360タイトルを集めたMicrosoft Taiwanブース

Microsoft Taiwanブースは、ブースを遊園地に見立て、ジャンル別に12のコーナーにわけて、
40タイトル以上ものXbox 360タイトルをプレイアブル出展していた。ラインナップは「Bioshock 2」(
2K Games)、「Metro 2033」(THQ)、「Mass Effect 2」(Bioware)、「Dante's Inferno」、
「Army of Two: The 40th Day」(Electronic Arts)、「Just Cause 2」(Square Enix)、
「Dead to Rights: Retribution」(Namco Bandai Games)などなど、その充実ぶりはアジア随一だ。
海外ゲームファンにはたまらない強力なラインナップである。

日本産のゲームに強いSCETに対して、Microsoft Taiwanは圧倒的に欧米産が強い。以前は、
多少日本産タイトルの誘い込みにも力を入れていたように感じられるが、現在はハッキリと
欧米の活きの良いタイトルをタイムラグのない状態で売るというシンプルなストラテジーに
切り替えた形跡が伺える。

日本のようにタイトルを選び抜いて、多少時間が掛かってもしっかりローカライズして出して
いくのと、台湾のように並行輸入品に先手を打つために英語版あるいは日本語版のまま
どんどん売ってしまうのとは、どちらが良い悪いの話ではなく純粋にポリシーの問題だが、
Microsoft TaiwanブースにおけるSCETブースとはまた異なる熱気を見ると、Microsoft Taiwanの
ポリシーはあながち間違っていないように感じられる。

ただ、充実したラインナップの背景で、違法コピー問題は未解決のまま残っており、これらと
どう向き合い、解決に導いていくかが今後の課題と言える。台湾のXbox 360市場は一説には
半分以上がコピーと言われており、コピーのないPS3と比較すると、ゲームソフトの販売本数が
伸び悩む傾向にあるようだ。ゲーム産業の健全な発展のためにも、プラットフォームレベルでの
対応が望まれるところだ。
3なまえないよぉ〜:2010/02/09(火) 13:06:57 ID:pzMLQsbX
FF13のシナリオが日本人にヒットして受け入れられてるとか思われるのが恥ずかしいんだけど……
4なまえないよぉ〜:2010/02/09(火) 13:13:29 ID:+lQsRLzI
コピー製品できないって聞くけど
5なまえないよぉ〜:2010/02/09(火) 13:36:38 ID:WZp7pizZ
>>3
どう報道されてようと実際発売すれば自然と同じ評価になってくと思うよ。
6なまえないよぉ〜:2010/02/09(火) 13:44:29 ID:Q5aFAs+d
アイゴー
7なまえないよぉ〜:2010/02/09(火) 13:47:49 ID:Q5aFAs+d
中文版もダウンロードコンテンツサポートして隠しシナリオとか追加されているのに
日本人はまた開発途中を掴まされてまたもやインターナショナル版お布施を要求されるorz...
8なまえないよぉ〜:2010/02/09(火) 14:09:06 ID:qlN2ID4v
>>7

そもそもそれを予想できるような作品を買うな。
FFは野村のオナオナファンタジー8以降は買ってないw


9なまえないよぉ〜
>Microsoft Taiwanは圧倒的に欧米産が強い。以前は、
>多少日本産タイトルの誘い込みにも力を入れていたように感じられるが、現在はハッキリと
>欧米の活きの良いタイトルをタイムラグのない状態で売るというシンプルなストラテジーに
>切り替えた形跡が伺える。
MSKKも早くこの方針に切り替えてくれ