【海外】「喜羊羊と灰太狼」大ヒットで中国アニメ産業は浮上するか

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1エリンギ(14)φ ★
 2009年の中国流行語大賞を選ぶとすれば、「嫁人要嫁灰太狼、作人要作喜羊羊」は間違いなくその1つだろう。
意味は「嫁に行くなら灰太郎のような旦那に、人としては喜羊羊のようになれ」。
「灰太狼」も「喜羊羊」も09年に大ヒットした中国アニメ映画「喜羊羊と灰太狼」のキャラクターだ。
久々に登場した国産アニメ大作は中国では社会現象にまでなった。(肖宇生)
http://it.nikkei.co.jp/photo/ba/MMITbp000003022010_1_1_ba.jpg

■配給収入15億円の大ヒット作

 09年の春節(旧正月)に公開された「喜羊羊と灰太狼」は最初の3日間だけで3000万元(約4億5000万円)を稼ぎ出し、
最終的な配給収入は1億元(約15億円)を突破した。08年に公開された米アニメ映画「カンフー・パンダ」に迫るヒットで、
外国作品が圧倒的に強い中国アニメ業界では「奇跡」といってもいい。

 関連商品もあっという間にスーパーやコンビニの棚を占領し、「喜羊羊と灰太狼」旋風を巻き起こした。
コンテンツ業界だけでなく政府までがこの作品に注目し、制作会社が本拠を置く広東省では
政府年度総括リポートでも取り上げたほどだ。
10年の春節にはシリーズの新作が公開される予定で、中国の子供たちは首を長くして待っている。
これは長らく成長軌道に乗れずに苦しんでいた中国アニメ産業にとって突破口となるのだろうか。


■テレビ放映とライセンスで浸透

 「喜羊羊と灰太狼」は一夜にして成功したわけではない。オリジナルアニメがテレビ局で初めて放送されたのは05年。
制作会社はキャラクターの浸透を図るため安い放送権料でテレビ局と契約し、関連グッズのライセンス供与で制作費用の回収を狙った。
作品の質がよかったのは当然だが、こうした積み重ねでようやく国営放送の中国中央電視台(CCTV)をはじめ
全国の50局以上で600話も続くシリーズとなった。

 映画化にあたっては、中国メディア大手のSMGグループ、子供向けコンテンツのプロモーションに定評のある
北京優揚グループと組んだのが大きい。企画からコンテンツ制作やプロモーションまでを三者一体で行い、
映画のヒットに続いてライセンスビジネスで弾みをつける好循環になった。

 09年はじめに39社だったライセンス供与先は年末には174社まで増え、ブランド力の上昇ぶりを物語っている。
コンテンツの制作・流通から関連商品に至るバリューチェーンを構築し、時間をかけてブランドを育成するスタイルは
まさにアニメビジネスの王道だ。

IT+PLUS
http://it.nikkei.co.jp/internet/news/index.aspx?n=MMITbp000003022010&landing=Next

依頼ですー
◆スレタテ依頼スレッド★33
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/moeplus/1264689025/47

(>>2につづく)
2エリンギ(14)φ ★:2010/02/04(木) 00:32:49 ID:???
(>>1のつづき)

■アニメ産業育成の機運

 ここにきてソフトパワーを重視するようになった中国政府は文化産業を「10大重点産業」の1つと位置付けている。
特に産業基盤が脆弱なアニメ産業にはかなりの力を入れ、ゴールデンアワーの外国製アニメ放送禁止など、
保護主義と批判されても仕方がないてこ入れ策まで講じている。

 これに呼応して、中国全土で50以上のアニメ産業基地が産声を上げ、産業としてのインフラも整い始めた。
アキレス腱となっていた資金調達でも、セコイア・キャピタルやCineGroupeといった外資系ファンドなどが参入し、
一時期よりマネーが流入し始めている。

 CineGroupeは10億元(約150億円)を投じた制作センター建設で注目を浴び、
セコイアは零細企業の多い中国アニメ産業に業界再編を仕掛けて新しい流れをつくろうとしている。
「喜羊羊と灰太狼」だけでなく中日共同制作アニメの「三国演義」も一定の成功を収め、内外投資家の意欲を刺激した。
これらが中国アニメ産業の追い風であるのは間違いないだろう。


■海賊版問題などの解決が課題に

 ただ、このまま国産アニメが急成長を続けるとみるのは早計だ。
中国アニメ関連市場の9割は依然として海外コンテンツが握っており、流通チャンネルの未整備や人材不足、
海賊版やコピー商品の横行といった問題も横たわる。

 中国は日本ほど漫画の普及度が高くなく、まずはテレビ局の放送に頼らざるを得ない。
しかし、中国ではテレビ局からの放送権収入が低く、放送だけで投資を回収するのが難しい。
ある程度の資金力がなければ、制作を維持できない業界構造になっている。

 海賊版やコピー商品の横行もアニメ産業の成長を阻む大きな壁だ。
ライセンス管理が比較的しっかりしているといわれる「喜羊羊と灰太狼」でさえ、
今市場に流通している関連商品の8割以上がコピー商品だという。特に地方都市では管理が行き届きにくい。

 中国のアニメ産業は関連商品だけでも1000億元(1兆5000億円)の潜在規模といわれる。
しかし、これらの問題を解決しない限り「喜羊羊と灰太狼」のようなヒットは一過性に終わり、産業全体の底上げにはつながらないだろう。
3なまえないよぉ〜:2010/02/04(木) 00:43:23 ID:Z66pyXgN
一瞬狼と香辛料のニュースかとおもた
4なまえないよぉ〜:2010/02/04(木) 00:44:48 ID:NBMGgupo
俺も
5なまえないよぉ〜:2010/02/04(木) 00:53:10 ID:HL+GiMHK
なんて読むんだろ
「きようよう と はいたろう」?
6中国人:2010/02/04(木) 00:58:10 ID:aO7Shcga
Ko no anime不好看
7なまえないよぉ〜:2010/02/04(木) 00:59:13 ID:YobZbo2D
ちょwう○こwww
8なまえないよぉ〜:2010/02/04(木) 01:15:21 ID:qpHcHc4M
著作権という概念があの糞広い中国中に浸透しないと無理だろ
中韓みてるとJASRACは必要悪なのかもしれないとか思ってしまうよ
9なまえないよぉ〜:2010/02/04(木) 01:47:00 ID:VN7b7abs
とうとう中華アニメを日本人が字幕付で見る時代が来そうですね(棒)
10なまえないよぉ〜:2010/02/04(木) 07:28:41 ID:Q1QIlj9u
>2009年の中国流行語大賞を選ぶとすれば、「嫁人要嫁灰太狼、作人要作喜羊羊」は間違いなくその1つだろう。
意味は「嫁に行くなら灰太郎のような旦那に、人としては喜羊羊のようになれ」。

これマジで流行ったのか?恥ずかしくないの?色々と
11なまえないよぉ〜:2010/02/04(木) 09:54:08 ID:lJh+zk+I
>10
日本の東映まんがまつり的な映画なんだよ、これは。
春節で出稼ぎから帰ってきた人たちが家族連れで見に行く映画。そういうノリ。


12なまえないよぉ〜:2010/02/04(木) 23:49:21 ID:UnyyOjrN
そもそもあのだだっ広い中国で版権管理を徹底とか無理だろう。
国土に合った対策を発明できなければ、中国でのコンテンツビジネスに未来はない。

例えば日本製のガンプラの精度は他国の追随を許さない。
接着剤を使わない組み立てで、細かい部品同士がピッタリ合って外れにくい。
これは普通にコピーすると微妙なズレが生じて部品が組み合わ無かったり
緩すぎてボロボロ外れてしまうのでまともに組み上がらない。
それを再現できるレベルでコピーしようとすると莫大な金と手間がかかる。

粗悪品の選別が可能なこのブランドは、韓国ではメーカー直営のショップが
運営されているほど。向こうの人も偽物は掴まされたくないようだ。
パクリでは人語に落ちない韓国ですら、ユーザーが認める品質に成り得ているという
日本の面目躍如たる製品と言えるだろう。
13なまえないよぉ〜
中国アニメなんて政府が監視してる限り面白くなることは永遠に無い