【ゲーム】Ｗｉｉ「鋼の錬金術師　黄昏の少女」　外伝続編　故・金田伊功さんも担当した迫力のムービーに衝撃のラスト

　ＴＶアニメ「鋼の錬金術師」を題材にしたＷｉｉ用ソフト
「鋼の錬金術師　ＦＵＬＬＭＥＴＡＬ　ＡＬＣＨＥＭＩＳＴ　−黄昏（たそがれ）の少女−」（６０９０円）が12月10日、発売された。
原作の荒川弘さんと「ファイナルファンタジー（ＦＦ）」シリーズにかかわったゲームクリエーターが共同制作した
オリジナルストーリーを、美しい映像とアニメと同じ声優陣で展開、ゲームで新たな魅力を発揮する「ハガレン」に迫った。【河村成浩】

　◇“鷹の目”が皇太子を狙う！

　「鋼の錬金術師」は、月刊「少年ガンガン」で連載され、コミックス（１〜２４巻）は累計４０００万部という人気マンガが原作。
錬金術が科学として発達した世界を舞台に、禁断の「人体錬成」に挑み、体を失ったエドワードとアルフォンスのエルリック兄弟が、
その体を取り戻すカギになるという「賢者の石」を探す旅に出るというファンタジーだ。　
ゲーム「黄昏の少女」は、エドの故国・アメストリス国の南にあり、長年の敵だったアエルゴ王国から、
和平の調印式に臨むために皇太子クラウディオが訪問。エドたちもアエルゴから訪れた少女・エレナと出会い、
平和の祭りを楽しんでいたが、水面下では王子の暗殺計画が進んでいた。
「焔（ほのお）の錬金術師」ロイ・マスタング大佐を補佐する“鷹の目”リザ・ホークアイ中尉が、
大総統の命令で王子の暗殺を図るが、ロイはエド、アルと協力して間一髪で王子を救う。だが、物語は“序章”にすぎなかった……。

　◇推理に歌劇、バラエティー満点

　「黄昏の少女」は、８月に発売された「暁の王子」（Ｗｉｉ）の続編で、第８話からのストーリーが展開する。
第９話では、エドとアルの幼なじみで機械鎧（オートメイル）の整備師ウィンリィ・ロックベルが、
“豪腕”の錬金術師アームストロング少佐の屋敷で発生したマスタング殺人未遂事件の謎に挑む探偵推理アドベンチャーだ。
入院したエレナを元気づけるためにウィンリィが、エドやアル、マスタング、アームストロングたちと「リゼンブール歌劇団」を結成、
一大エンターテインメントを繰り広げる第11話「ウィンリィ・オン・ステージ」などのバラエティーに富んだストーリーが次々と登場する。

　ゲームのストーリーは、原作１６巻につながる完全オリジナルだ。シナリオは、ＦＦシリーズにかかわった鳥山求さんと、
前作「暁の王子」のプロデューサー・浅野智也さんに、荒川さんの協力で制作。
原作に準拠させるため、わざわざ年表やキャラクターのチャートを作って検討し、
首都セントラルの俯瞰図（ふかんず）やアームストロング邸内を再現、ゲームでしか見られないコンテンツだ。
前作「暁の王子」と合わせ２作で、ゲーム本編、ムービーと合わせ９冊の台本を制作。
アニメと同じ声優陣が熱演したボイスがゲームの展開を盛り上げてくれる。

　◇伝説のアニメーターの遺作

　ＴＶアニメシリーズを制作する「ボンズ」が制作した計30分のムービーも見どころだ。
イベントＣＧには、宮崎駿監督の「風の谷のナウシカ」や「天空の城ラピュタ」などに参加したアニメーターで、
今年７月に亡くなった金田伊功さん（スクウェア・エニックス）が作画したシーンもある。
ロボットの迫力あるポージングが多くのクリエーターに影響を与えた金田さんの遺作となった。アニメファンには必見のＣＧだ。

　「本編は面白くて当たり前」という成田正美プロデューサーは細部にまでこだわり、
タイトル画面でも、時間帯やゲームの進行で登場するキャラクターやせりふがランダムに変わる。
ホムンクルスのエンヴィーや錬金術師を憎むスカーも登場。リザのチャイナドレス姿などのサービスショットや、
金田さんが残したラフスケッチも収録し、ハガレンファンにはうれしい１本となっている。

http://mainichi.jp/enta/mantan/game/news/20091225mog00m200050000c.html
http://mainichi.jp/enta/mantan/game/news/images/20091225mog00m200049000p_size5.jpg

>>2へ続く

　◇
　プライベートでも「鋼の錬金術師が大好き」という成田さんが「大どんでん返しがあります。
ファンが喜んでくれたら最高ですね」というラストに注目だ。

　◇成田正美プロデューサー　「何度も楽しんで」
　最新作「黄昏の少女」の制作を指揮した成田正美プロデューサーにゲームのポイントを聞いた。

−−「鋼の錬金術師」との出会いは？

　ＴＶアニメシリーズが始まる前にマンガの２巻を読んだことです。
だから、前作のプロデューサーの浅野（智也さん）から「やってくれない？」と言われたときは、運命を感じました。
前作はアシスタントプロデューサーでしたが、今回は初めてプロデューサーを務めることになり、
私にとっても大事な作品となりました。

−−ＴＶアニメシリーズを意識した展開ですね。

　ＴＶアニメシリーズを“補完”することが、ゲームのプロジェクトの目標でした。
そもそも、ＴＶアニメシリーズの企画がスタートしたとき、
「（ゲームは）ウチがやらなければ」ということで、ほぼ同時期に並行して企画が始まったんです。

−−ボイスが充実しています。

　ボイスはゲームの容量を取るので大変でした。すべてのキャラがしゃべるのはもちろん、
オープニング画面でキャラがいろいろと話しかけてくるのは、驚くと思いますよ。

−−見どころは。

　クラウディオやエレナがどうなるかですね。お楽しみ要素も充実していて、ロイとリザの「ロミオとジュリエット」や、
リザのグラビアなどは必見です。レアなショットなので、ゲームでがんばって手に入れてくださいね。

−−ファンへメッセージをお願いします。

　前作をプレーした人も飽きないようにいろいろと工夫をしています。今回初めて手に取る人も分かるよう配慮していますので、
「ハガレンファン」に何度も楽しんでほしいですね。

　◇レプリカコイン「金銅・錬金」　抽選で５００人に

　「鋼の錬金術師　ＦＵＬＬＭＥＴＡＬ　ＡＬＣＨＥＭＩＳＴ　−黄昏の少女−」の
２枚組みレプリカコイン「金銅・錬金」を抽選で５００人にプレゼントする。
アメストリス・アエルゴ両国和平条約締結記念の「１０００センズ金貨」には
クラウディオ皇太子とアメストリスのキング・ブラッドレイ大総統が、
国家錬金術師トライアルレース開催記念の「５００センズ銅貨」は主人公エドと、ライバルのロイ・マスタング大佐が描かれている。

　プレゼントは、「少年ガンガン」の１２月号か１０年１月号、１２月２２日発売のコミックス「鋼の錬金術師」２４巻、
１２月１０日発売のＷｉｉ用ソフト「黄昏の少女」の商品３点をすべてを購入した人が対象。
３枚の応募券をはがきに張り、郵便番号、住所、氏名、年齢、電話番号を明記し、
10年１月２２日（当日消印有効）までに、「スクウェア・エニックス　
ガンガン編集部『鋼ＦＡ−黄昏の少女−』金銅錬金プレゼント係」（〒１５１−８５４４）へ申し込む。

【関連リンク】
ゲーム公式サイト
http://www.square-enix.co.jp/haganefa2/

言っておくが金田にとってスクエアに籍を置いてたのは年金みたいなもんだったからな

前作は初日6600本初週6700本の売り上げだったっけ

さっさと翔べない天使リメイクしろ

>>1
郵便番号載せてるのでアウト

認定したいウヨホイホイ

>>7?