【文化】「第13回文化庁メディア芸術祭」受賞作品発表　アニメ大賞「サマーウォーズ」 マンガ大賞「ヴィンランド・サガ」

文化庁メディア芸術祭実行委員会（文化庁、国立新美術館、CG-ARTS協会）による『第13回
文化庁メディア芸術祭』の受賞作品と推薦作品が発表された。本年度はアート、エンター
テインメント、アニメーション、マンガの4部門に、世界54ヶ国過去最多となる2,592作品の
応募があったという。

アート部門大賞は、成長するタマネギをレーザーで測定し、リアルタイムに複製していく
動的インスタレーション『growth modeling device』が受賞。時間を形象化するという時空間の
生成装置としてのメディアに対しての深い洞察が高く評価された。

エンターテインメント部門大賞は、ナカムラマギコ、中村将良、川村真司、ハルカークランドによる
人と人との繋がる気持ちを表現したミュージックビデオ『日々の音色』が受賞。ウェブカメラで
撮影した素材を編集した映像が綿密に構成され、グリッドやウェブという概念を越えて触れ合う
人々という演出テーマだけでなく、ミュージックビデオとしての完成度の高さでも注目が集めた。
また優秀賞には電気グルーヴのミュージックビデオ『Fake It！』も名を連ねている。

アニメーション部門大賞は、細田守監督の映画『サマーウォーズ』が受賞。優秀賞には、
長編人形アニメーション『屋根裏のポムネンカ』、フジテレビのノイタミナ枠で放送された
テレビアニメ『東京マグニチュード8.0』、東京都写真美術館で期間限定上映も記憶に新しい
ストップモーションアニメ『電信柱エレミの恋』などが選出された。

マンガ部門大賞は、幸村誠の作品となる復讐に燃える少年の冒険と成長の物語『ヴィンランド・
サガ』が受賞。優秀賞は、こうの史代『この世界の片隅に』、三宅乱丈『イムリ』、山田芳裕
『へうげもの』などが受賞している。

功労賞には、テレビゲーム『スーパーマリオブラザーズ』や『ゼルダの伝説』など、数多くの
作品を手がけた宮本茂が選ばれた。なお、特別功労賞は、今年7月に死去したアニメーターの
金田伊功に贈られる。

2010年2月2日からは贈呈式、2月3日からは国立新美術館にて受賞作品を紹介する
『第13回文化庁メディア芸術祭』が開催される。

CINRA.NET
http://www.cinra.net/news/2009/12/03/161136.php

アート部門

大賞 『growth modeling device』デイヴィッド ボーエン
優秀賞
『Mr. Lee Experiment』Mr. Lee Experiment 制作チーム代表 ジョンファン・ソン
『Nemo Observatorium』ローレンス マルスタッフ
『SEKILALA』志村諭佳 / 志村健太郎（SHIMURABROS.）
『Braun Tube Jazz Band』和田永
奨励賞 『F - void sample』魚住剛

エンターテインメント部門

大賞 『日々の音色』 ナカムラ マギコ/中村将良/川村 真司/ハル カークランド
優秀賞
『NARUTO−ナルト− ナルティメットストーム』NARUTO−ナルト− ナルティメットストーム 開発チーム代表 松山洋
『電気グルーヴ/Fake It！』 田中秀幸
『LOVE DISTANCE』伊藤直樹
『scoreLight』アルバロカシネリ/真鍋大度/栗原優作/アレクシス ゼルーグ
奨励賞 『アサヒ・アート・フェスティバル』アサヒ・アート・フェスティバル ウェブサイト 制作チーム代表 小川裕子

アニメーション部門

大賞 『サマーウォーズ』細田守
優秀賞
『屋根裏のポムネンカ』イジィバルタ
『東京マグニチュード8.0』橘正紀
『The Cable Car 』クラウディウス ゲンティネッタ/フランク ブラウン
『電信柱エレミの恋』中田秀人（ソバットシアター）
奨励賞 『アニマルダンス』大川原亮

マンガ部門

大賞 『ヴィンランド・サガ』幸村誠
優秀賞
『イムリ』三宅乱丈
『海獣の子供』五十嵐大介
『この世界の片隅に』こうの史代
『へうげもの』山田芳裕
奨励賞 『ヒーシーイット アクア』ウィスット・ポンニミット

功労賞 宮本茂 ゲームクリエイター
特別功労賞 金田伊功 アニメーター

http://www.cgarts.or.jp/outline/press/2009/091203.html

＞アニメーション部門大賞は、細田守監督の映画『サマーウォーズ』が受賞
ぬるまゆすぎ

文化庁の予算けずったれ

おいアニメ部門に恋姫無双の2期が入ってないじゃないかw

どれも見てないからなんともいえないアニメ部門になったなぁ…
マグニチュード８はなんかとかぶってたし…

サマーウォーズのBDまだなの？

ヴィンサガは好きだから素直に嬉しい

『サマーウォーズ』でもいいけどマイマイ新子は評価せんといかんだろ

東のエデンが入ってないじゃん！

けいおんじゃなくて良かった

えらくまともな選考だな
仕分けられないようにがんばったのか？

やったな！幸村さん

エバ落選ｗ
あの絶賛はなんだったの？

ヴィンランドってただ野蛮なバイキングが出てくるだけじゃん
何が面白いんだか

ヴィンランド好きなので嬉しい。おめでとう。
この世界の片隅に、も同じくらい好きなんだけどな！両方大賞でいいよ

本当にサマーウォーズがいいと思ったのか？
カズマｷｭﾝがかわいかっただけなのを面白いと勘違いしてないか？

ぷっ。文化庁だって。骨董品の清掃でもしてろよ。

>>14
一見さんには理解できないから
受賞対象外

なんかものすごくぶなん

ウォーズマンが大賞と聞いて

ああ…またエヴァ厨がキレちゃうよ…

サマーウォーズはヒロインのカズマきゅんのせいで
新しい世界に足を踏み入れてしまった恐ろしい映画

カズマはボーイッシュな僕っ娘かと思ったら、ほんとに男でまんまと裏を欠かれた
しかし映画としての完成度は微妙だと思う。
国策で細田をポスト宮崎にする動きがあるんじゃなかろうか？

審査員は業界人ですよ
国策ｗ

>>24
他が一般性を持たないバカ監督ばっかりなんだから、ポスト宮崎にされてもしょうがない。
貞本キャラは不思議とオタク臭がしないので、このまま国民的な監督に育ってほしい。

「サマーウォーズ」自体は、おっしゃる通り、完成度は「中の上」ぐらいの出来。あまり、
褒められたものでもない。

去年に比べると、この板的には面白みのない選出だなｗ
何せ、みなみけにストパンに絶望先生だったからなぁ……

サマーウォーズは失敗作だと思うんだがなあ
評価高いよなあ

まあオタクの評価低くてもいいんじゃない
メジャー化する過程と考えれば

そんなとこまで宮崎駿の真似せんでも

アニメはさっぱり見なくなったが漫画はからは相変わらず卒業出来ない。ヴィンランドサガおめ！来年は宇宙兄弟か土星マンション辺りをぜひ。

>>28
失敗作と言うのは酷だろ、さすがに。
神作になり損ねた、ぐらいの普通に良作。

時かけが神過ぎた、というのもあるが、
今回のは詰め込み過ぎに一般ウケをねらい過ぎ、
シナリオの練り込みが不足、等など、
「そうきたか！」みたいな爽快感が無くて残念だったね。

そんな作品に負けた今年一年の作品群ｗ

イムリはそんなにいいとは思わないが、買ってるけど

時かけそんなによかったか？

これでヴィンサガもメジャーに・・

なぜグロ描写のヴィンランドが？って思ったが、優秀作みると正統派がなかっただけか
へうげ然り、このマンガが凄い！みたいな通ぶってる感がいなめない

今回の受賞を記念してフジテレビでは12月11日（金）深夜3時35分より、
「文化庁メディア芸術祭受賞記念『東京マグニチュード8.0』特別総集編」と題し、
テレビシリーズ全11話を60分に再編集した特別総集編の放送が決定しました！

http://tokyo-m8.com/blog/2009/12/post-42.html

>>38
60分じゃ無理だろ・・・

また営業頑張ったね大賞か

>>27
その三作品は推薦作品
これは受賞作品

ちなみに今年の推薦作品はとらドラ、CANNAN、青い花、東のエデン、亡念のザムド、グイン・サーガなど

『NARUTO−ナルト− ナルティメットストーム』NARUTO−ナルト− ナルティメットストーム 開発チーム代表 松山洋

よかったな、ぴろし3

意味あんのかこれ

削れよレンホウ

細田の最高傑作はぼくらのウォーゲームだろう

>>44
どうしてもウォーゲームの完成度の高さと比較すると
プロットの作りが甘いなあと感じるね、サマウォは。

どれみ40話を膨らませたのが「時かけ」と解釈すると
次作が正念場だな。もう貯金がない。

ウォーゲームの焼き直しじゃねーかサマウォｗ

>>38
大賞受賞したかのような言い回しだな
ノイタミナ枠の糞アニメのくせに

>>46
エヴァなんて推薦枠ももらえずですがｗ
http://media-arts.cocolog-nifty.com/map2009/2009/09/post-ae1a.html
ちなみにちゃんと評価対象ですから

ヱヴァが役所に評価されたらお終いだろう。
ウルトラマンやゴジラに役所の賞を受賞させても収まりが悪いのと同じ。

これ家族をテーマにした感動大作だと思って観に行ったら
とんだＸ−ＭＥＮだったでござるの巻

時かけはヒロインに視聴者が惚れてしまうまでにたくさんの場面があったが、サマーウォーズはヒロインを好きになるまでの時間がなかったからな

実写時かけなんて原田知世に惚れてしまうやつ続出で中身なんてなかったし

まぁサマウォは他に選ぶ物がないから消去法で選んだだけだな

ヴィンランド取ったな
自分のなかで今一番面白い漫画なので嬉しいわ

思想地図vol.4

　座談会「物語とアニメーションの未来」　より抜粋


東「サマーウォーズは、よく言えば観客を選ばない、悪く言えば万人向けの最大公約数の物語と映像であり、なにも尖ったところのない作品。」

氷川「公開規模を大きくするとああいう大衆向けをねらうのか、話のサイズとしてサマーウォーズは大きくなった。
　　　それを恋愛で落とすのは二時間の娯楽映画としてストレートだと思うが、それだけでは細田守という作家に期待されることを果たしていない。」

東「サマーウォーズの最大の問題は、誰も悪くない世界だということ。
　　そもそもテロリストはいない、ラブマシーンは暴走した人工知能で開発者も悪くない、ハッキングもあまりに安易だし、パニックのなかでもあのおばあちゃん以外
　　誰も死なない、おまけに最後は主人公と少女が結ばれてハッピーエンドとなる。これはさすがに大人の観られる映画ではない。」

東「サマーウォーズがウェルメイドでメジャーな映画という肯定的な評価そのものが、『アニメだから』『アニメにしては』という下駄をすでに履かせた上での評価にすぎない。」

東「時かけで筒井康隆の原作をどう換骨奪胎するか試みていたときは、作品に独特の緊張感があった。
　　ところが、オリジナル作品になった途端に、ネット観、テロリスト観、家族観がとても単純なものになってしまう。」

宇野「サマーウォーズをグローバルなシステムとローカルな大家族の対立を描く作品として貫徹するのは難しい。『敵』の設定に失敗している。」

東「最後になんとなくニュース映像で『アメリカ政府が声明を出しました』みたいなテロップで済ますなんて、エンターテインメントとしてありえない。」

東「ウォーゲームでは描けた奇跡がサマーウォーズでは描けなくなっている。今アニメが閉塞していることの回答のひとつが、ここにあるように思える。」

宇野「デザインや設定の段階で定められたリアリティのハードルを、描写は絶対に越えないといけない。サマーウォーズはそこがぶれてしまっていた。」

幸村すげぇな。
プラネも何か賞とってたよな

プラネテスは星雲賞

ユルヴァちゃんが入らないのはおかしいと西本がもうしまでネタにするに20ガバス

もうしまのネタにはなるだろな

>>54
フルボッコだな

まあ細田への期待値が高いことの裏返しだろうが

冒険してコケるならともかく
置きにいった感は確かに強かったからなあ。

細田には期待してたのに賞取り作家に落ちぶれて欲しくないわ

キャシャーンが入らないとか、見る目がないとしか言いようがない

細田批判して出てくるのがエヴァとかだからｗ
アニメってその程度なんだよな
ｷﾓヲタは自重しろ

サマーウォーズはあまりにひどくて途中で映画館出てしまったよ。
期待してわざわざ見に行ったけど個人的に駄目だったな

>>54
やっぱりウォーゲーム＞サマーウォーズなんだな

サマーウォーズは相当新しいことを頑張ってたと思うがなあ
あずまんの評価は辛すぎる
アニメ全体の閉塞を一作品に押しつけないでくれよ

新しいものと言えばエヴァは本当に新しいものが何もなかったね
「ちょっと尖り過ぎたから今度は普通にやります」ってだけの感じ
ただ読後感と完成度は本年度最高級だったね
これほど「映画を楽しんだ」と満足して帰れる映画も久しくなかった
ダシガラでどんな料理を出すのかと拳を振り上げたらあまりのうまさに降ろす先がなくなった感じ

素人にはさっぱりわからんな

>>54
アヌメ評論家は何がしたいのかねぇ？
いやみんな嫌いじゃないんだが。
ヲタ以外には全くどうでもいい視点ばかり。
「夏休みに家族やカップルで見に行く娯楽作品としてはまずまず」
ぐらいに言っとけば良いものを。
確かに目新しい部分は無かった感じだけど、
細かいこと考えずに観てれば普通に面白かったぜ？
このご時世に他人の財布から1700円前払いさせたぶんの責任は果たしてると思うが。

>「夏休みに家族やカップルで見に行く娯楽作品としてはまずまず」
>ぐらいに言っとけば良いものを。

細田にこのレベルは期待していないんだよ。
真面目に宮崎レベルのブレイクスルーが求められている作家。
時かけには少なくともその片鱗が見られたんだがなあ。

もちろんサマウォが佳作であることは疑いようがないんだけど…

それにはまだまだ時間が必要だろう

というか
>「夏休みに家族やカップルで見に行く娯楽作品としてはまずまず」

このレベルのコメントなら評論家なんていらないだろう

時かけもあんまり面白かった印象はないなぁ
宮崎アニメもそうだし

そもそも評論家ってのはその道の専門家だもの
文芸評論とかも、ヲタ以外には全くどうでもいい視点ばかりだろう
普通の一般人はエンタメ的な読み方して感動したりハラハラしたりすればいいだけだしな
アニメ評論も同じでしょう

その評論課勢が一方でけいおんやらラキスタを
オタ向けに閉じられた作品だから駄目だといってるんだから話にならない
軸がぶれまくり

時かけもサマーウォーズも面白くなかったから
細田さんの作品は自分には合わないんだろう。
どっちもキャラクターに好感も愛着もまるで持てなかった

>>75
センスないんだな

聞いたことの無いタイトルばかりだな
ムダ金が裏で動いてるんじゃないか？
ちゃんと仕分けしろよ>レンホー

マグニチュード(笑)な時点でどう見ても出来レース

海がきこえるを手掛けた望月監督こそポスト宮崎だと思っていたときが有りました。

サマーウォーズの最大の問題点は、東の言うようなことでは全然なくて、各要素の統一感。
ネットと大家族は何ひとつ結びついてないし、まったく関係がない。神木きゅんの数学、花札、
消防、自衛隊も、全然それぞれに関係ない。落ちてくる衛星にいたっては、ただ落ちてくるた
めだけに出てくる。まるで素人の脚本。

ﾊﾟﾔｵが庵野に言った「おまえ、何も考えてねえだろ」ってのは、ここでも通用する。
細田は原作つきか、庵野みたいなパロディもどきやんなはれ。オリジナルは無理。

まあ、サブカルがお国から賞とか貰うようになっちゃオシマイだよ
この業界も先が見えたな

>>54
さすが、東氏も氷川氏も容赦無いなｗｗｗ
隅から隅まで一分の隙もなく同意。

>>69
「時かけ」で出来たことが、「サマウォ」では出来なかった。

練り込み不足、スポンサーの顔色伺い、大衆への迎合。
そんなワードが最初から最後まで目の前をチラチラしてた残念な佳作だったよ。
サマーウォーズは。

ネット上の破綻の描写が理屈がお粗末。
「あらわし」の科学考証がお粗末。
序盤のばあちゃんの力と、ネット上での逆襲が断絶してる。
一貫したメッセージ力がない。

もうひとひねり、ふたひねりで傑作になったろうに。
本当に残念だった。

>>80
あの統一感の無さは基本プロットをウォーゲームからもってきて
上田行って思いついた「家族（親戚）モノ要素」をぶちこんだために
チグハグになってしまったんだろうと思っている。

ウォーゲームに関しては衛生落下も含め、無駄な要素が全然無い
筋の通った脚本だったなあ。

>>32
俺は夏希ちゃんとカズマキュンにヤラれた