Bethesda Softworksは2009年9月、Interplayに対し、両社間で結ばれている「Fallout」の
知的財産権に関する契約をめぐり訴訟を起こした。この訴訟では、Bethesda Softworksが
Falloutシリーズを生んだInterplayから同シリーズに関する権利を2007年に買収した後、
Interplayが起こした10項目の契約不履行と商標権侵害が非難されている追求されている。
Interplayは先週、この訴訟に対抗し、Bethesda Softworksを契約不履行で逆に訴えたのに加え、
法廷に10日間の期間延長を申し立てた。具体的には、InterplayはBethesda Softworksが
商標供与契約と資産買収契約の取り決めを破ったとしている。これらはどちらも、
2007年4月に結ばれたものだ。
この訴訟の一環として、Interplayは同社がGlutton Creeper Gamesに対し、Falloutシリーズを
ベースにしたペン・アンド・ペーパー(PnP)RPGのライセンスを与える権利を所有していたと
述べている。 Interplayは、Bethesda Softworksはこのライセンス契約をただちに阻むことも
できたにも関わらず、Glutton CreeperがこのPnP RPGに関する作業を停止する必要があると
通知するのを8月まで故意に遅らせたと主張している。訴状によれば、Glutton Creeperが
その後、Interplayに対して訴訟を起こしたことにより、Interplayにかなりの裁判費用が生じたという。
Interplayはまた、Bethesda Softworksは同社のビジネスパートナーに対して不誠実な
振る舞いをしたと主張しており、商品化権に関する同社の振る舞いについて追求している。
訴状では、Bethesda SoftworksはオンデマンドPCゲームサービスであるGameTapに対し、
Interplayは元のFalloutシリーズのRPGに関するライセンスを供与する権利を持っていない
(Interplayはこれを否定している)と通知したとされている。Interplayは、Bethesda Softworksの
行動によって財務状況がさらに悪化したと述べている。
この対抗訴訟で、Interplayは現在の商標供与契約と資産買収契約の元でライセンスを
保有し、利用し続けることができるという宣言を求めている。あるいは、2007年のBethesda
Softworksとの買収契約を無効とし、Falloutに関するすべての権利をInterplayに取り戻したい
としている。同社はまた、 Bethesda Softworksとの間で2004年に結ばれた最初のライセンス
契約に基づく、権利使用料の支払いを求める申し立てを法廷に対して行っており、
「Fallout 3」の大成功によって、その金額は1500万ドルになると見積もっている。
GameSpot Japan/CBS Interactive
http://japan.gamespot.com/news/story/0,3800076565,20402181,00.htm 関連スレ(dat落ち)
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