エレクトロニック・アーツは本日(10月22日),世界的に人気のマルチプレイFPS,バトル
フィールドシリーズの最新作となる「バトルフィールド:バッドカンパニー2」のPlayStation 3版と
Xbox 360版を,2010年春に発売すると発表した。価格は未定。
国内発売に関しては,2009年9月の東京ゲームショウの前日に行われたプレスカンファレンスで
「ほとんど確定」状態だったのだが,今回,いささか幅がありはするものの,「春」という表記で
国内発売が公式にアナウンスされた。欧米では2010年3月の発売が予定されているので,
それとほとんど間を置かず国内でのリリースが行われることになるだろう。
シングルプレイのほか,コンシューマ機版では最大24人のプレイヤーが参加できるマルチ
プレイが大きな魅力となる本作。歩兵戦闘だけではなく,ヘリコプターや戦車といった
破壊力抜群の大型兵器が次々に登場してくることに加え,マップ上の多くのオブジェクトが
破壊可能というシステムを楽しみにしている兵士も多いことだろう。うざい狙撃兵などは,
隠れている場所ごと木っ端微塵に吹き飛ばしてしまえばいいのだ。
ゲームの内容に関しては以下のリリースを参照してほしいところだが,エレクトロニック・アーツは
発表に併せて「Battlefield Moments Episode 1」と名づけたムービーを公開したので,
以下に掲載した。
海外サイトなどを丹念にフォローしている人なら,YouTubeのEA DICE公式ページに割と前に
アップされていたのに気づいているかもしれないが,いずれにしろ,マルチプレイのシーンを
「編集/カット割りなし」で撮影した迫力ある一本となっている。
ゲームの舞台は,プレスカンファレンスで紹介された砂漠のマップ「Tacoma Desert」で,
吹き飛ぶ戦車や上空を駆けるヘリコプターなど,思わず,これを撮ったEA DICE関係者の
苦労がしのばれる内容で,何度見ても飽きない。うーん、カッコいい。
これ以降,Episode 2,Episode 3……とプレイムービーが続いていく予定とのことなので,
こちらも公開され次第掲載していく予定だ。
PC版の発売スケジュールや内容に関しては,欧米でもまだ発表されておらず,コンシューマ機版の
発売よりあとになるのではないかという噂もあり,PCゲーマーにちょっと気をもたせている。
もっとも,本作のエグゼクティブプロデューサーを務めるKarl-Magnus Troedsson氏は,
Activisionの「Call of Duty: Modern Warfare 2」がデディケイテッドサーバーをサポートしないと
発表したことに対し,自身のTwitterで力強く主張していることもあり,そこまで言って,
出ないなんてことはまずないんじゃないかしら。
4Gamer.net
http://www.4gamer.net/games/084/G008448/20091022055/