京都ならではの強みを活かし、映画やアニメ、マンガ、ゲームなど、さまざまなコンテンツの
クロスメディア展開を提案する“KYOTO Cross Media Experience 2009”が開催中だ。
“ジャパン・コンテンツの悠久と先端〜鳥獣戯画からマンガ、映画、ゲームまで〜”と銘打たれた
このイベントは、2009年9月26日〜10月4日のあにだに行なわれ、文化人を招いてのパネル
ディスカッションあり、シネマフェスティバルありと、さまざまなコンテンツに触れられる機会と
なっている。その一貫として、2009年10月3〜4日の両日に、京都太秦 東映京都撮影所にて
任天堂の体験会“Nintendo ゲームイベント”が行なわれた。
まさに、任天堂のお膝元で行なわれたこのイベントでは、Wii用ソフト『マリオ&ソニック AT
バンクーバーオリンピック』や『Wii Fit Plus』、『Wii Sports Resort』、Wiiウェア用ソフト
『乱戦! ポケモンスクランブル』の4タイトルが出展された。試遊を求める来場者がいずれも
60分〜120分待ちという高い人気ぶり。とくに、2009年11月5日に発売を控えた『マリオ&
ソニック AT バンクーバーオリンピック』は発売まえにひと足早くゲームを遊べるということで
注目度も高かった。
多くの来場者を喜ばせたのが、ニンテンドーDSユーザーを対象した、配信サービスの数々。
会場にくると通常のプレイでは覚えないわざ“とっておき”を覚えている“とっておきピカチュウ”を
もらえるほか、『ポケットモンスターハードゴールド・ソウルシルバー』向けに“きいろのもり”を
配信。この“きいろのもり”は、“ポケウォーカー”でお出かけできる特別なコースのコースマップだ。
さらに、ニンテンドーDS版『マリオ&ソニック AT バンクーバーオリンピック』の体験版も
ダウンロード可能。来場者は、“大回転”か“ボブスレー”を選んでダウンロードすることができた。
ニンテンドー DSiユーザーには、“DSi限定フォトフレーム”を配信と、データ配信のサービスを
受けるだけでも、会場に足を運ぶ価値がありそう。
会場入り口を入ったすぐのところには、“VIDEO GAME HISTORY”という展示コーナーもあり、
'83年に発売されたファミコンに始まる任天堂の歴代のハードがずらり。任天堂の往年の
ハードをまえに、お父さんがお子さんに説明するといった微笑ましいひとコマも見られた。
そのほか会場では、“KBS京都プレゼンツポケモン☆サンデーステージ”も実施された。
2009年10月3日のステージでは、テレビ番組“ポケモン☆サンデー”でおなじみのルカリオ部長と
所長のヤミラミが登場。来場者が参加しての“ポケモンバトル”が行なわれた。2009年10月4日の
ステージには、ゴルゴ所長とレッド博士が出演するとのことだ。
ファミ通.com
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