【業界】小学館と集英社、小プロ 仏・独の有力日本アニメ企業買収 ヨーロッパ市場狙う 

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1おそうじ大臣φ ★
小学館、集英社、小学館集英社プロダクションの3社は、フランスとドイツの日本アニメ専
門企業2社を買収した。フランスではアニメ流通大手のKAZE、そしてドイツでもドイツ語圏
最大のアニメ流通会社アニメ・ヴァーチャルを子会社化した。
 両社はいずれもフランスとドイツを代表する日本アニメ関連企業で、およそ15年間独立
企業として経営を行ってきた。今回、小学館・集英社グループは両社を子会社化すること
で、日本アニメのヨーロッパ2大市場で一気に大きな足場を築く。既に日本のアニメ、マン
ガのビジネスで大きな成功を収めている北米に続き、ヨーロッパ市場でも現地子会社を通
じたより積極的な展開を目指す。

 KAZEは1994年設立で、長年日本アニメのDVD、ビデオ、劇場配給のビジネスをフラン
ス語圏で行ってきた。さらにポーランド、オランダ、イタリアでもビジネスを展開する。取扱
い作品は数多く、主な作品には『名探偵コナン』、『Appleseed』、『Bleach』などある。
 近年、不振が続くヨーロッパの日本アニメDVD市場では、数少ない勝ち組企業とされて
いる。また、積極的経営で知られており、J-POP専門の音楽会社WASABIやアニメ専門チ
ャンネルの運営なども手がける。

 一方、アニメ・ヴァーチャルは、ドイツ、スイスなどのドイツ語圏のほか、北欧や東欧圏で
もビジネスを行う。また、独自のアニメ作品のビデオ・オン・デマンドビジネスも展開し、Eye
See Moviesという実写映画部門も保有する。
 ドイツを代表する日本アニメ会社で、『名探偵コナン』、『らんま1/2』、『トップをねらえ!』
など多数のタイトルを保有する。

 小学館、集英社、小学館集英社プロダクションは、米国に共同出資をする現地子会社VI
Zメディアを持つ。同社はアニメとマンガの翻訳出版やライセン管理を行っている。
 VIZメディアは、2007年にヨーロッパでの事業拡大を目的にパリに子会社VIZメディアヨ
ーロッパを設立した。VIZメディアヨーロッパは、北米でのビジネスの成功を、ヨーロッパ地
域で展開することを目指した。
 しかし、有力タイトルの多くは現地企業にライセンス販売済であり、北米と違い独自の流
通網を持たないことからこれまで苦戦を強いられてきた。今回は現地企業を買収すること
でこの問題を解決する。

 今後、VIZメディアヨーロッパが3社の統括会社となり、ヨーロッパでのアニメ、マンガビジ
ネスのマネジメントを行う。KAZEとアニメ・ヴァーチャルは、VIZメディアヨーロッパのもとに統合される。
 John P. Easum氏が新しい企業グループの社長となる。そのうえでフランス語圏は、KAZ
Eの現CEOセドリック・リタルディ氏が、ドイツ語圏は現アニメ・ヴァーチャルのCEOニコラス・ウェーバー・キャンサー氏がマネジメント・ディレクターになり、それぞれのビジネスを担当
する。
 
 KAZEとヴァーチャル・アニメは、8月28日付けで自社サイトにて今回の企業売却を明ら
かにしている。KAZEはCEOであるセドリック・リタルディ氏の名前で、この決定を伝えた。
同社は小学館と集英社の子会社となり、これまで通り日本アニメファンの期待に応えたいとする。
 また、今回の小学館・集英社の傘下入りで、同社は自社のライセンス作品のタイトルを
強化し、メディアの中での存在感を高めることが出来るとしている。さらに、これまで以上
に早く人気作品をヨーロッパ市場に投入出来るとしている。
 一方、ヴァーチャル・アニメは、過去15年間独立企業として活動してきたが次のステップ
に進む時が来たと述べている。

KAZE http://www.kaze.fr/
ヴァーチャル・アニメ http://www.anime-virtual.de/
VIZメディアヨーロッパ http://www.vizeurope.com/

小学館 http://www.shogakukan.co.jp/
集英社 http://www.shueisha.co.jp/
小学館集英社プロダクション http://www.shopro.co.jp/
VIZメディア http://www.viz.com/


引用元:animeaniem
http://animeanime.jp/news/archives/2009/08/post_899.html
2なまえないよぉ〜
正確なデーターが見られるようになるな