カプコンは、2009年9月17日発売予定のPC版『バイオハザード5』のプレス体験会を開催した。
本作ではゲーム画面の3D表示を可能にしているが、実際どれほどのものなのか、記者が
体験してきたその実力をお伝えする。
体験会では、まずプロデューサーの竹内潤氏と川田将央氏があいさつ。過去『ロスト
プラネット』のPC版でDirectX 10にいち早く対応したように、カプコンでは家庭用ゲーム機版を
PCに移植してそのままリリースするのではなく、各プラットフォームに合わせた展開を
行っているとのことで、そのなかで今回対応しているのが、NVIDIAが提供する3D立体視
“3D Vision”だ。
竹内氏は同技術について、カプコンのフラッグシップ(基幹)タイトルの『バイオハザード5』に
採用するのに足り得るものとして、「いままでの3D(立体視)への認識を改めて帰ってほしい」、
と自信を見せた。そのほかPC版では既報のとおり、クリスとシェバの専用コスチュームのほか、
PCでは環境により非常に高いフレームレートを実現できることから、規定時間内に敵を
倒していく“ザ・マーセナリーズ”に「家庭用機版の2倍から3倍程度」(竹内氏)の敵が
登場する“アンリミテッドモード”が登場する。
さて、その“3D Vision”。技術自体の概要を説明したNVIDIAのショーン・ボナム氏によれば、
専用のメガネと信号を送る送信機が必要ではあるものの、“3D Vision”対応の同社の
ビデオカードがあれば、特別な機構を持った専用モニターでなくても一定のスペックを満たして
いれば実現可能とのこと。ゲーム以外にも将来的には3Dカメラによる立体視の静止画と
ムービー、そして3D対応している『ボルト』や『モンスターVSエイリアン』などの映画の表示も
できるそうだ。
体験会では実際に3Dメガネをかけて体験することができたのだが、その魅力を画像で
お伝えできないのが残念! 写真を撮っても、映っているのはブレた画像にしか見えないのだ。
しかし、記者はかつてPCゲーム誌で働いていたころいくつか“3Dディスプレイ”やそれに
類する技術を見てきたが、それらとはまったく格が違う、ネクストレベルであることは
太鼓判を押したい。
これまでの“3Dディスプレイ”では、いかにも“3D”な、何かが飛び出すシーンで確かに
驚かされたのだが、原理上チラツキがひどかったり、動きの少ないシーンでは「言われて
みれば3Dな気がする」という程度のものだった。しかし、原理は“3D Vision”もこれまでの
ものとは大きく変わらないものの、今回は静止した場面でもクッキリハッキリ、まさに
眼前に実物があるように見える。これはとくに本作のフィギュアの表示機能で顕著に
感じ取れることができた。この手の映像をあまり見慣れていないカメラマンにメガネを
かけさせてみたところ、冗談のようだが、思わず(そこに本当にあるように見えて)空を
つかみにいったほどだ。
ファミ通.com
http://www.famitsu.com/pcent/news/1226469_1341.html http://www.famitsu.com/image/3064/YQ3CDf7ljoNi552O942g1qY45C5hQGNW.jpg 続き
>>2 >>3 リアルって言うか、敵のスピードやらが速くなったせいかな?
あれでアクション性が上がって、ホラーっぽさが薄れた気がする
GCの1リメイクはリアルさもあり、それ以上に次のMAPに進む恐怖とか
本来のバイオっぽさが凄い出てて面白かったんだけどな〜