【グッズ】NTTドコモ担当者に聞く 「ヱヴァンゲリヲンケータイ」開発秘話

　「ヱヴァンゲリヲンケータイ」とは、NTTドコモが劇場版アニメ「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」とのコラボレーションモデルとして
3万台（当初）の限定販売を行う、いわゆる“キャラクターもの”の携帯電話だ。これまでキャラクター系の携帯電話をあまり手がけてこなかった
NTTドコモが、2009年夏モデルのサプライズ端末として取り上げたうえ、価格も一括購入で9万7000円前後と、これまでの慣例を打ち破る
異例づくしの携帯電話として注目を浴びている。

　コラボレーションとしては、2009年6月27日公開の映画『ヱヴァンゲリヲン新劇場版：破』の劇中にこの端末が登場する。
端末デザインについては、庵野秀明監督と新劇場版の製作会社であるスタジオカラーが全面監修を行った。
その完成度は一般的なキャラクターものの域を超えた、こだわり抜いた一品だ。

　今回、このNTTドコモとエヴァンゲリオンという異色のコラボレーション企画が立ち上がった経緯やNERVケータイのコンセプトについて、
NTTドコモのプロダクト部第三商品企画の中村吉伸担当部長、神谷俊彦氏、板橋通子氏に話を伺った。

ソース：日経トレンディネット
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20090617/1027097/

注意：予約受付開始前の取材だそうです。

続きは？

>>3は今晩、在日のガチムチホモに陵辱される。

暴走したり、自爆したり、真っ二つになったり

>>3

パターン金、転売屋です！

全部で13pもあるのでどこまで転載しましょうかね？

主なものを抜粋
――まずは、ヱヴァンゲリヲンケータイの企画が立ち上がった経緯について教えていただけますか。

神谷：発端は2年ぐらい前ですね。まずキングレコード(注1)さんから
「新しい劇場版(注2)に併せてコラボレーションしませんか？」という話から始まりました。

中村：当時、ソフトバンクモバイルが“シャア専用ケータイ(注3)”という製品を出されていたため、
その時は「二番煎じのような企画をやるべきかなのか？」という意見もありました。
ですが、新劇場版という現在進行形の映画とのコラボレーションであるのに加え、
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版：破』の劇中でこの携帯電話を使っていただけるという話も出てきたことで「では、やってみましょう」と
企画を進めることになりました。

――この企画を進めるにあたり、製品化にこぎ着けるまでには、NTTドコモの上層部の理解が必要だったように思うのですが。

中村：意思決定を行う上のクラスの一部には、エヴァを知っている者もいたのですが（笑）、ほとんどの人は知らなかったと思います。

　やはりこの“世界観”を伝えるのはなかなか難しいので、そこは客観的な数字をうまく使ってですね、上手く伝えられるよう努力しました。

――ヱヴァンゲリヲンケータイのターゲット層はどの辺りになるのでしょうか？

神谷：やはり、1995〜96年当時にテレビ版の『新世紀エヴァンゲリオン』を見ていた中高生ですね。
そこから逆算して、20代半ばから30代前半がターゲット層になります。ただ、一昨年前に公開された『ヱヴァンゲリヲン新劇場版：序』や、
中にはキャラクターとして使われたパチンコから入られた人もいらっしゃいますので、実際のターゲット層はもう少し幅広いかもしれません。

エヴァンゲリオンの原作は1995年開始のTVシリーズ「新世紀エヴァンゲリオン」。
既に10年以上前のアニメだが、2007年の新劇場版シリーズ開始もあり人気が再燃しつつある

――エヴァンゲリオンのファン層は『新劇場版：序』の動員数からみて200万人程度。
コアな層が購入されたと思われるテレビ版エヴァンゲリオンの2007年版DVD BOXの売り上げが3万本近くです。

神谷：そういったところも調査して、限定3万台となりました。

――コア層の約3万人がそのまま購入される台数だと（笑）

神谷：そのまま購入していただけると助かるかな……ギリギリだなと（笑）

――3万台という数字は、御社としては、ビジネスとしてギリギリ成り立つ数値なのでしょうか。
それともマーケティング的な挑戦も含めた数値なのでしょうか。

神谷：ビジネスとしてはギリギリ成り立つ数値ですね。

中村：ただ、これで利益を多く上げようとは考えていません。
どちらかといえば「ドコモでもこういった楽しいこと、新しいことができる」というアピールができればと考えています。
これまでドコモに興味がなかった方やほかのキャリアのユーザーの方に、ドコモへ目を向けていただけるとありがたいですね。

――これから上映される「劇中に登場する」ということは、これまでの映画やテレビの中では、そもそも存在しなかったデザインですね。

神谷：劇場版とのコラボレーションから始まっているので、実際にどういうモノにするかはかなり検討を重ねました。
その結果「NERVの官給品(注6)」という設定になり、そこからデザインを組み立てています。

――シャープの端末がベースなのはなぜでしょう。

神谷：各メーカーに問い合わせたところ、シャープさんにやっていただけるという話をいただきました。
一方で、スタジオカラー(注7)さんやガイナックス(注8)さんからも「シャープさんがいいかな？」という話がありました。
そういった様々な要因から、シャープさんに決まりました。

――開発過程で特に苦労された点はありますか？

神谷：デザイン全般です。端末デザインはやはりエヴァンゲリオンであることを主張しなければいけないのですが、
派手にしすぎると劇中で浮いてします。この兼ね合いがとても難しくて……。
結果的には、庵野監督(注9)からいただいたデザインを基に検討を重ね、現在の形に落ち着きました。

――デザインに関して、スタジオカラーやガイナックス側からの注文は多かったのでしょうか。

神谷：かなり多かったですね（笑）。でも、頑張りましたよ。

　まず「NERV向けの官給品」という設定が前提にありまして。
「NERV」は軍隊ではないのですが、公のそれに近い組織なので、まず「マット感を持たせた溝のあるデザイン」という要望をいただきました。
そこで、塗装の厚みを工夫することで段差を作り出し、マット感と溝を掘ったような触感を実現しています。

　ほかには、NERVマークの後ろのいわゆるリンゴ、ホログラムを再現するなど細かい部分にもこだわりました。

――背面には「作戦局一課(注10)」とありますが（笑）

神谷：ミサトさんのいる部署ですね（笑）

――前例としてソフトバンクのシャア専用ケータイがある中、意識したり参考にされた点はありますか？

神谷：当然意識は当然しましたが、製品開発において参考にした点はありません。
現在進行中の作品とのコラボレーションであるため、過去の作品とは全く性質が異なりますからね。

　特に今回は「劇中で、登場人物が使用する」という点を意識しました。そのため、どちらかといえば実用性を重視しています。
普段でも持ち歩ける、派手派手しさを抑えたデザインですね。エヴァだと気づく人は気づくでしょうが、
一目で「キャラクターケータイじゃん」と思われるデザインにはなっていないと思います。

――ヱヴァンゲリヲンケータイの社内での評判はいかがでしょう。

神谷：形になって出てきたのが最近ということもあり、社内的にも反響は大きいですね。

――この携帯電話を実際に購入して持つことをどう思われますか？
神谷：エヴァンゲリオン自体は社会的な評価も高いので、まあいけるのではないかなと。
この携帯電話が何なのかわかる人が気が付いたたとしても、話のタネになるとか、プラスの影響を得られると思います。
私自身エヴァ好きで、「自分が欲しいモノ、納得できるモノを作った」という思いもあります。

――箱もかなりエヴァチックですね。
神谷：中途半端なものは出したくなかったので、やれるだけやったという感じです。NTTドコモがNERVに卸して、NERVが職員に配るイメージで制作しています。
そのため、箱には「NERV ONLY」というスタンプを押した感じのプリントもデザインしています。

――ヱヴァンゲリヲンケータイ限定の付属品として、専用キャリングケース、別冊取扱説明書、50%BE@RBRICKがあります。
別冊取扱説明書の中身はまだ明らかにされていませんが、どういった内容になるのでしょうか。

神谷：取扱説明書ですので、携帯電話のコンセプトが書いてあります。NERVチックに（笑）。
あとはプリセットのコンテンツ紹介や、通常の取扱説明書同様、操作方法などを記載する予定です。

――キャリングケースは単独で販売しても売れそうですね。
神谷：キャリングケースのデザインはリアルさと使いやすさの両方を追求しています。
ホルダーの耐久性も弊社のほかの周辺機器とほとんど変わりません。端末に傷が付かないよう、内側にはゴムを敷いています。

――箱を見ると、50% BE@RBRICKやホルダー、別冊取扱説明書はサンプル扱いとなっています。
通常の携帯電話に付属するイヤホンなどと同じ試供品扱いですね。

神谷：そうですね。試供品という扱いであり、個別の販売は行いません。大切にとっておいていただけると。

――内蔵コンテンツが充実していますが、どういった点に力を入れて開発されたのでしょう。

神谷：あくまで“NERV官給品”という点をウリにしています。ですので、SH-06Aに搭載されている初期設定のメニューデザインは、
ほぼすべてNERV官給品としてのデザインに変更しています。

　コアなファンの方が多いので、「ここは変わってないのか」という点がないようこだわり抜いて作りました。
最初は気付かない点もあるかも知れませんが、深く使っていただけると、その違いを感じていただけると思います。

――一方で、レイやアスカ、カヲルといった人気キャラクターのデータも入ってますね。

神谷：エヴァンゲリオンの携帯電話である以上、キャラクターの魅力も外せません。
そのため、着せ替えデータという形で各キャラクターを題材にしたデータを搭載しました。
待受画面についてはベースのSH-06Aと比べかなり多くなってしまったため、「エクストラ」というフォルダを新たに作成して、そこに収めています。

――文字フォントや充電などの警告はどうなっているのでしょう。

神谷：エヴァンゲリオン好きの方は、そういうところに期待されますよね（笑）。文字フォントはこの端末専用のものを搭載しています。
デコメ絵文字は一部を除いてエヴァのものに。デコメピクチャは150種類すべてエヴァのものに変えてあります。

　バッテリーが少なくなった際や、電源を入れる際の表示もNERV風になっています。
タイマーは、様々な演出を楽しめるものをプリインストールアプリとして収録しました。
そのほか、ディスプレイを反転して充電したときに表示される卓上時計Flashにもこだわっています。
通常のSH-06A向け卓上ホルダーを利用できるので、組み合わせて使っていただけると便利です。

　あとはiコンシェルのキャラクター「ひつじのしつじくん」ですね。エヴァに搭乗する時のユニフォームの“プラグスーツ”をコスプレしているのですが、
エヴァ版を入れられたことは自分でも驚いてます。その代わり、標準のしつじくんはこの端末に入っていません(笑）。

――あとから追加できる、ダウンロードコンテンツの予定はあるのでしょうか？

神谷：『ヱヴァンゲリヲン新劇場版：破』では新キャラクターの登場も予定されているので、そういったコンテンツを後から配信する予定です。
これも当然、ヱヴァンリヲンケータイ専用コンテンツとなります。

――ひょっとして……テレビ電話で自分の顔の代わりにキャラクターを表示できる「キャラ電」に何か工夫はあったりするのですか？

神谷：ああ！ そこももちろん変えてあります（笑）。
ゼーレ(注11)っぽい「SOUND ONLY」表示のものが入っていまして、ダイヤルキーを押すとナンバー部分が変わります。

――カラースタジオやガイナックスからの反響はいかがでしたか？

神谷：特に音に関してかなり好評をいただいているようです。
“エントリープラグ”の射出音(注12)や警告音など、劇中で使われているSE音をかなり入れておりまして、
メールの着信音などそこかしこに設定しています。

――確かに音が良いですね。SEを流しているメロディプレーヤーも「SOUNDONLY」と表示されるところもエヴァ仕様で（笑）

神谷：このほかシンジやアスカなど、声優さんによるボイスデータを42件入れています。
電話やメールの着信を知らせる内容で、すべて新たに録音しました。

エヴァ好きのこだわりが生んだ新しい開発モデル

――今回最新モデルのSH-06Aをベースにされてますが、スケジュール面でかなり苦労されたのではないでしょうか。

神谷：同時進行で開発を行ったため、ベースのSH-06Aにトラブルがあるとこちらにも影響が出ます。
そのため、途中泣きそうになることもありました。ただ、シャープさんのご担当者もかなりのエヴァ好きでして（笑）。
シャープさんの社内を力強く動かしていただきました。だからこそ、この完成度の端末が実現できたわけです。

――同じ価値観を持つ人ならでは、ですね。

中村：通常の端末では、携帯電話の商品企画をプロダクト部が行い、出来上がった製品に対してプロモーション部や販売部がかかわってきます。
ですが、今回はモノがモノだけに、初期段階から各部署の好きな人が集まって……やってたよね？

神谷：そうですね、珍しい形でした。その辺りは普段の端末開発とは違っていたと思います。

中村：意図的にそういう風にしたわけではないのですが、自然と集まってきたとでもいいますか……。プロジェクトもスムーズに進みましたよ。
こういうと、普段の端末がスムーズに進んでいないように聞こえるかもしれませんが、そんなことはありませんよ（笑）

――今回の経験は今後の製品企画に生かせそうですか。また、今後こうしたキャラクター端末を継続的に投入する予定はあるのでしょうか。

中村：今回は劇場版とのコラボレーションがあったからこその企画です。
なので、このヱヴァンゲリヲンケータイが成功したからといって、じゃあ次はこれでといった話ではないと思います（笑）

神谷：こういった携帯電話は、コアなファンの方に購入していただける可能性が高いものであって、一般向けとは異なる機種と考えています。

中村：ですが、今後こうしたとがったコンセプトの端末を開発していくにあたり、今回の経験を生かしていくことは十分可能だと思っています。

神谷：ヱヴァンゲリヲンケータイのような携帯電話は、コアなファン層が存在してこそ成り立ちます。
エヴァンゲリオンとのコラボレーションだからこそ、マッチした企画だと言えるでしょう。

――どうもありがとうございました。

次はノブレス携帯だな
劇場にあわせて

すっげーこだわってんなｗ
馬鹿にしてたけど、ちょっと欲しくなった

携帯機種スレはすっかり沈静化して埋められてるなｗ
どんだけ転売屋いたんだよｗ

ガワ変えただけで開発も糞もないだろ・・・本当、オワットルと思う。

テレビ版のシンジが使ってたのを売れば？
むしろマニアックじゃねーの？

（笑）
（笑）
（笑）
（笑）

なので、このヱヴァンゲリヲンケータイが成功したからといって、じゃあ次はこれでといった話ではないと思います（笑）

ミスった（笑）
（笑）
（笑）
（笑）
（笑）

こういうと、普段の端末がスムーズに進んでいないように聞こえるかもしれませんが、そんなことはありませんよ（笑）

欲しくなってきた！！コノスレミナケレバヨカッタ。

SH-06Aの価格=58800円
ヱヴァンゲリヲンケータイ(中身SH-06A)の価格=97000円
その差額=38200円

次はマクロスF携帯出してくれ
シェリルのマイク風なやつとランカのオオサンショウウオサン
販売方法はF魂会員限定で売れば転売ヤーも購入しにくいだろう

官給品設定なのに防水耐衝撃では無いｗ
同じシャープならこれベースの方が良かった。
au、法人向けに防水・耐衝撃の端末「E05SH」「E06SH」
※個人でも購入可能
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/43639.html
http://k-tai.impress.co.jp/static/photo/2009/01/21/esh/0001.htm

10万もするんだ。今知ったけど。

飲み会で見たら「NERV仕様ならLCLでも大丈夫なんだろ？」と
ビールジョッキに突っ込みたいｗ

シンジの待ち受けだけ単体の画像じゃない手抜き携帯
いらね

・EVAハンガーの水
・LCL
・ヘブンズゲート先のLCLの池
・各種消火設備
・停電時の冷房用
・特殊ベークタイト
・使徒の血
・エヴァが暴れまわった際の、逆ピラミッド池からの水飛沫

こんな感じで、NERVは色々液体周りに問題があるのに、耐水・耐火・耐衝撃ではないとは…。

>>26
芦ノ湖
第二芦ノ湖もな。