ゲームに熱中した翌日、眠い目をこすりながら職場や学校に向かった体験は誰しもあるはず。
そんな人たちの中でも、とくにコアゲーマーは、睡眠不足がはっきりとデータに表れてしまうようだ。
科学ニュースサイト“ScienceDaily”によると、米アリゾナ州アーカンサス大学の研究に
おいて、ゲームのプレイ時間と睡眠不足には著しい相関関係が見られたという。
週に7時間以上ゲームをプレイし、自分はゲーム中毒と認識している人は、平日の
睡眠時間が少なく、ライトゲーマーや非ゲーマーよりも眠気に悩まされている。
具体的には、同大学の学生137人(平均年齢は22歳で、大半は女性)を対象に調査を
行ったところ、ゲームが睡眠に影響しているという人は、平日の晩における睡眠が
他のゲーマーに比べて1.6時間、自分はゲーム中毒だと認識している人は1時間、
睡眠時間が少なかったという。
まあ、しごく当然の結果なのだが、研究を率いたAmanda Woolems氏は、「驚いたことに、
ゲーム中毒と認めた人の中で、ゲームが睡眠に影響していることを自覚している人は
3分の1にしかすぎなかった」とも語っている。睡眠不足にお悩みの人は、ゲームをする
時間をあらためて見直してみては?
ジーパラドットコム
http://www.gpara.com/kaigainews/eanda/2009061102/