海外サイト「foddy.net」にて公開中のFLASHゲーム「QWOP」がちょっと面白い。
キーボードを叩いて、100メートルを完走するだけのゲームなのだが……。
人間ってすばらしいと思えるゲーム
世にあまた存在する生き物の中でも、二本の足でしっかりと立って歩くことができるのは、
我々人間とごく一部の動物だけ。普段は特に意識することもなく、息をするように行っている
「二足歩行」ですが、実はこれってかなりスゴいことなのかもしれません。
そんなことをあらためて実感させてくれるのが、こちらの「QWOP」というFLASHゲーム。
陸上選手となって100メートルを完走するだけのシンプルなゲームですが、「なんだ簡単そうじゃん」
などとはゆめゆめ思うなかれ。とにかく一度遊んでみれば、その難しさが分かるはず。
タイトルが示しているとおり、操作には「Q」「W」「O」「P」の4キーを使用。「Q」「W」が左右の太もも、
「O」「P」が左右のふくらはぎの動きをそれぞれ担当していて、これらをうまく組み合わせて押して
いくことで「走る」ことができる仕組みになっています。途中でバランスを崩し、上半身が地面に
ついてしまったらアウト。
――と、口で説明するのは簡単なんですが、たぶん多くの人は最初の一歩を踏み出すのにさえ
相当な苦労を強いられるはず。適当に押しているだけでは、もちろん前に進むなど夢のまた夢。
つま先をピンと伸ばしながら、サマーソルトキックのような体制で後ろにひっくり返って後頭部から
グシャリ。かと思えば今度は前のめりに倒れて顔面からグシャリ。ええと、走るってそんなに難しい
ことでしたっけ……。
ようやく一歩を踏み出せるようになっても、次の一歩はもっと難しい。なぜなら、今度は後ろ足を
前に出しながら、重心を前足から後ろ足へと移し替えるという作業が加わるから。両足がクロスする
瞬間、どうしても体が地面からふわっと浮き上がるタイミングがあって、そこで少しでもバランスが
崩れていると、体はたちまち前か後ろに倒れてしまうことになる。かといって、ひたすらゆっくり、
慎重に体重を運べばいいかというとそうでもなくて、きれいに走るためには常に前のめりになりながら、
倒れそうになるのを両足で交互に支えていくくらいの方がよかったり。普段は無音なのに、スピード
に乗ってくると徐々にBGMがフェードインしてくる演出も絶妙で、キレイに足運びが決まった時には、
ちょっと一言では言い表せないような達成感があります。ああ、走るだけなのに説明が長い……。
詳しい攻略方法、走り方のコツなどについてはあえて伏せておきます。みなさんもぜひこの
「走れないもどかしさ」と「走れた時のうれしさ」を味わい、人体の奇跡をあらためて発見してみては
いかがでしょうか。あと、どうしても自力でクリアできない人のために、PEROLINNさんによる
クリア動画も併せて紹介しておきます。
YouTube:QWOP goal!! over 100 meters
http://www.youtube.com/watch?v=VJeJtK7Q2kk ITmedia
http://plusd.itmedia.co.jp/games/articles/0905/25/news058.html >>1 残念だが、これは走ってない。スキップ。
走るためにはW+O,P,O,P Q+P,O,P,O という「膝先の振り出し」を使わないと
前足からの着地が出来ない。
かなり難しいが、ものすごく美しく走れることに気づくだろう。
>>3 バカ。