【漫画】「いい加減にしろ佐藤秀峰」 ブラよろ作者にとある漫画家が激しく言及

このエントリーをはてなブックマークに追加
4衛星軌道中立帯φ ★
>>1の続き

通りすがりの漫画家です。
なんかもう余りにも腹立ったんですがブログとか持ってないし、
その辺に作ったところで誰も見てくれないので増田で言います。

まず結論から言うと
・ワガママばっか言うな
・ポジショントークで何も知らない読者を丸め込もうとするな

判りやすくお金の話からします。まず自分の月収が70万しかないということについて。

自分が会社作って自分で給料決めてるんだから、70万というのも自分の好きで決めた額でしょう。
そもそも漫画家の事務所みたいなモノは企業で言えば零細です。スタッフ含めても大した人数は居ません。
経費は正直使い放題です。もちろん全額返ってきたりするわけではありませんが、税の控除になりそうなモノは
例えばデカいテレビ、PC、エアコン、ゲーム(有れば)、家賃、それらの殆ど全てを経費として計上してるはずです。

他にも個人的な旅行や食い物、車、キャバクラの代金などいくらでも計上できます。
つまるところ経費として認められない純粋に個人的な出費になるのはせいぜい服やアクセサリーといった
類のモノでしか有りません。あとはギャンブルくらい?
彼の70万円の給料というのは、それくらいしか使い道がないのです。

まあ仕事場と自宅を別にしてるなら自宅の賃料かあるいはローンなりを払っていると思いますが、
だとしても食い詰めるような額では無いです。

漫画家という仕事が多大なリスクを負ったギャンブルであるということは、まあ全くその通りです。確かに不公平だと思います。
それでも、言ってみれば編集者は所詮編集者でしか有りません。叩かれる事も有りますが、
彼らに比べて我々漫画家が外部の世界から受ける評価はハンパなモノではありません。

俺達の仕事はギャンブルですが、お互い手に入れられないモノを羨みあってるに過ぎないと思ってます。
安定が欲しいならサラリーマンになれば良かったのです。
そして、原稿料の収入が年1600万、支出が1800万ということについて。
これは完全にポジショントークです。税務署に対する言い訳でしか有りません。
良いですか、六人のスタッフを雇ってそれぞれに300万づつ出してると言えばそれは
企業として当たり前のように聞こえます。でもね、佐藤秀峰さんの生産枚数は年に450枚だそうです。

週刊誌は年に五十冊発行されます。で、レギュラーの連載ならだいたい20p程度描きます。
普通に仕事をしていたら800〜1000pは行くんです。で、一方佐藤秀峰さんの生産枚数は年に450枚。

 テメエ半分も描いて無いじゃねえか。どんだけ週刊ナメてんだよ。
450pなんかスタッフ6人もいらねえんだ。人減らせ。

それで年収300万なら、月給は20万円〜25万円だと推察されます。(技術によって金額に差があると思って下さい)
アシに払い過ぎてんだよ明らかに。ハッキリ言いますと、これは税金対策に人件費をつり上げまてます。
赤字は自分でわざと出してるんです。

もちろん雇い人の給料を幾ら幾らつり上げようが、それは雇用者の勝手です。
しかしですね、これで被害者面すんのは間違ってるでしょ?
税務署は一度佐藤漫画製作所に踏み込んだ方が良いですよ。甘い汁一杯出すと思います。


※エントリー前半抜粋、全文は下記リンク先にてご確認下さい。
http://anond.hatelabo.jp/20090415235800