3月18日に開幕した東京国際アニメフェア実行委員会は、今年のアニメフェアのビジネスデー初日来場者数が、
12692人になったと発表した。この人数は、昨年の12325人を2.98%上回り過去最高となる。
内訳は国内来場者数が11328人で、3.04%の微増である。また、海外からのビジネス来場者数は、
昨年の668人に対して716人と7.19%増となった。欧米、アジアのアニメのディストリビューター(流通会社)
の経営状態が悪化しているとされる中では、評価出来る数字だろう。これは、中国や台湾など
東アジア各国からの企業出展が増えたことも理由と見られる。
一方、取材のためのプレスは、昨年の663人から今年は648人に、およそ2.26%減少した。
微減のため誤差の範囲とは言えるが、今回は、新作など有力企業のステージ発表が
少なかったことも影響したかもしれない。
ビジネスデーは残り1日だが、例年であれば2日目も、初日とほぼ同数の来場者が参加する。
2日間通じて前年並みは維持しそうだ。
20日、21日のパブリックデーでは、昨年はそれぞれおよそ5万人が来場している。
今年も大きなイベントが開催されること、またイベントの知名度が高まっていることから、
こちらも同様の人出となるだろう。
当日、整理券などが必要なイベントについては、混雑も予想される。
週末に出かける場合は、事前の情報の把握が重要だ。
東京国際アニメフェア2009 公式サイト
http://www.tokyoanime.jp/ animeanime.jp
http://animeanime.jp/biz/archives/2009/03/_12692.html