東映アニメーションは、同社が製作するテレビアニメ『ねぎぼうずのあさたろう』の
キャラクターを利用した劇場用の特別マナーコマーシャルを製作した。
この特別マナーコマーシャルは、全国のT・ジョイ13劇場で上映される。
上映開始は3月7日から、東映アニメが製作する人気の劇場アニメ
『映画 プリキュアオールスターズDX みんなともだちっ☆奇跡の全員大集合!』でも上映される。
また同じ3月7日から、このマナーコマーシャルを上映する劇場で、
アニメと子ども向け作品を鑑賞した子供限定に『ねぎぼうずのあさたろう』の
主人公あさたろうの特別ステッカーの配布をする。
特別マナーコマーシャルは、映画が上映される前に上映中のマナーなどを呼びかけるコマーシャル映像である。
告知用の短編映像ではあるが、より多くの人にメッセージを伝えるため、しばしばアイディア溢れた作品となる。
今回は、テレビアニメのキャラクターとすることで、メッセージを効果的に伝えることを狙っている。
また、キャラクターの提供側にとっては、多くの人が観る映像であるため、
登場キャラクターの認知度向上が期待出来る。
今回利用される『ねぎぼうずのあさたろう』は、絵本作家 飯野和好さんの人気絵本
「ねぎぼうずのあさたろう」(福音館書店刊)を原作とするテレビアニメである。
昨年10月より、日曜日の朝に放映されている。あさたろうをはじめとする
擬人化された野菜キャラクターたちが活躍する時代劇アニメである。
これまでにも東映アニメーションは、子供向けのテレビアニメを数多く製作してきた。
しかし、その多くは関連玩具の展開を念頭に置いたものである。
これに対して『ねぎぼうずのあさたろう』は、玩具というよりもキャラクターそのものの展開を念頭に置いている。
東映アニメーションにとっては、新たな挑戦である。特別マナーコマーシャルも、そうしたプロモーション活動のひとつとなる。
http://animeanime.jp/news/archives/2009/03/06/index.html