【ゲーム】全方位にスキのないソフトが完成! 『バイオハザード 5』竹内プロデューサーが心境を語る
カプコンから本日3月5日に発売されたPS3/Xbox 360用A・AVG『バイオハザード 5』。
このソフトを手がけた竹内潤プロデューサーにインタビューを行った。
『バイオハザード 5』は、同社の人気アクションAVG『バイオハザード』シリーズ最新作。
『バイオハザード 4』後のストーリーが描かれ、プレイヤーは各地で起こるバイオテロに挑むことになる。
インタビューでは開発に至った経緯や本作のコンセプト、システムのカギとCo-op(協力)モード
などについて聞いている。もうすでにソフトを手に入れている人も、
まだ購入していないという人も、ぜひチェックしてほしい。
http://news.dengeki.com/elem/000/000/143/143746/c20090305_bio5p_01_cs1w1_640x480.jpg インタビューを行った竹内プロデューサー。
本作以外にも『ロスト プラネット』シリーズや『鬼武者3』のプロデューサーを務めた。
――発売を迎えた現在の心境を教えてください。
前作『バイオハザード 4』がワールドワイドで高い評価をいただいていました。その続編である
『バイオハザード 5』の開発ということで、開発スタッフ一同ものすごいプレッシャーの中で制作してきました。
ようやくそのプレッシャーから開放されたという気持ちですね。開放されたというと誤解を与えるかも
しれませんが、自信のあるタイトルなので、素直に発売されるのを楽しみにしています。
――『バイオハザード 4』から『バイオハザード 5』を開発するに至った経緯・動機は?
前作の開発途中から『バイオハザード 5』の構想は動き始めていたんですよ。
「次回のストーリーはクリスにしよう」程度にですが。その後、『バイオハザード 4』ではずれていた
ストーリーをシリーズの流れに戻した上で、今回は「起承転結の転に当たる作品にしよう!」
という意気込みで開発が動き始めました。
――ずばり、『バイオハザード 5』のコンセプトはなんでしょうか?
CGが苦手としている明るい描写とそれが生み出す影に挑戦しています。光と闇を使い、アフリカという
世界が生み出すホラーを表現するというのが1つ目のコンセプトです。2つ目は、Co-opプレイの“絆”ですね。
これらのコンセプトは、ストーリー面でもグラフィック面でも、いろいろなところに散りばめられているので、
ぜひ感じてほしいですね。
――PS3とXbox 360という高スペックマシンでの開発でしたが、苦労した点などは?
本作はマルチプラットフォームということで、最初にPCベースで開発して、それから両ハードに
落としていくという形式をとっています。弊社のゲーム開発エンジン・MTフレームワークを使ったことにより、
想像していたよりも簡単に両ハード対応ができました。しかし、どちらのハードにも対応しているが、
クオリティが落ちてしまっては意味がない。美麗なグラフィックを保ったままで、PS3とXbox 360両方に
対応させることには苦労しましたね。その甲斐もあって、最高峰のグラフィックが完成しました。
――PS3とXbox 360で違いはありますか?
チップが違いますね……ああ、そういう話ではない!? 実はこのチップが違うというのは重要なポイントで、
出力の違いが出てきてしまうんです。なので、比べて見ると若干色味が異なるところはあります。
また処理上の都合で若干違うところもありますが、どちらが上ということはありません。
とにかく苦労しました!(苦笑)
>>2へ続く
電撃オンライン
http://news.dengeki.com/elem/000/000/143/143745/ 『バイオハザード 5』公式サイト
http://www.capcom.co.jp/bio5/
――本作のキモであるCo-opプレイ。これを導入したきっかけを教えてください。
開発当初から「次世代機ならではの要素で、『バイオハザード 4』を超える何かを入れる」
ということを掲げていました。その結論として、2人で遊ぶ要素を入れようと。どちらかがやられて
しまうとゲームオーバーになってしまうので、やや厳しく感じてしまうかもしれませんが、
これによって協力という要素がより色濃く出ているかと。……しかし、実際にプレイしてもらうと
わかるんですが、無理やり協力を強いるシーンは少ないんです。作り手のほうであまりプレイを
制約したくなかったので、遊び場としてのゲームを提供しています。高い自由度によって、
新しい遊び、楽しみ方を生み出すのでは? と期待しています。
――Co-opプレイを何度も行うような要素は入っているのでしょうか?
今回、実績解除など細かいところまで用意しています。そのあたりを抑えにいってもらうのもアリですし、
ゲーム中に収集アイテムも存在します。あと武器は、1回のプレイですべてをフル改造にするのを
無理な仕様にしてあります。それは繰り返しプレイしてもらうことを前提としているからです。
難易度を上げていくと、協力をしないとクリアできないような調整にしているので、
繰り返し楽しんでもらえると思っています。
――Co-opプレイに入れたかったけど削ったという要素はありますか?
最初は、2人によるコンビネーション技を入れようと考えていたんですよ。あとは、2人でフォーメーションを
組むとかですね。でも、やってみるとどれもうまくいかなかったんですね。やはり遊び方が固定されて
しまうので、よくないのでは? と思うようになりまして。そういった経緯を含め、
自由度の高い現在の形に落ち着きました。
――日本と海外で発売するにあたって、工夫した点はありますか?
『ロスト プラネット コロニーズ』の開発にかかわっている時は、海外にアピールするために、意識して
作っていました。しかし、『バイオハザード』シリーズは海外でもすでに人気がある。海外ばかり意識して
しまうと、シリーズの本質からずれてしまうので、逆に海外を極端に意識しないように心掛けました。
ただ、ボイスの部分がしっかり合っていないとプレイヤーが冷めてしまうので、スワヒリ語はネイティブの人に
お願いしています。他にも、シェバの英語はスワヒリ語なまりにするなど、細かなポイントには注意を払っています。
――プロデューサーとして、『バイオハザード』らしさとはどこにあると考えていますか?
ユーザーに、楽しさと同時にストレスを提供することだと思っています。『バイオハザード』は、
そのバランスがうまくとれていないとおもしろくないんです。ストレス部分をあえて削らず、
プレイヤーにストレスを楽しんでもらうことを心がけて作りました。
――シリーズファンと新規ユーザーの違いなどは意識しましたか?
両方のユーザーを満足させるためにも、Co-opプレイはいいほうに影響すると思っています。
熟練プレイヤーは初心者をけん引してくれ、それによってゲームが持つおもしろさを伝えてくれる。
他にも難易度を細かく設定するなどもして、初心者へのフォローをしています。逆に難易度を高くするほど、
うまく協力する必要があるので、ベテランプレイヤーも歯ごたえを感じるものに仕上がっているかと。
――何か、まだ公開していない要素があれば教えてください。
クリア後には、ユーザーからも要望の多かった“ザ・マーセナリーズ”が隠しモードとして登場します。
加えて発売日から、ザ・マーセナリーズを2人協力プレイでできるようになるダウンロードコンテンツを、
無料で配布します。これによって、今まで以上に遊び込める要素が多くなると思います。
ダウンロードコンテンツは他にもあるんですが、発売日ということで今はここまでにします。
衣裳とかだけではさみしいので、何か楽しんでもらえるものを考えています。楽しみにしていてください。
>>3へ続く
4 :
なまえないよぉ〜:2009/03/05(木) 20:40:26 ID:nfqbl0ET
相棒のAIが割とバカ
ボスがやたら硬い
5 :
なまえないよぉ〜:2009/03/05(木) 20:44:13 ID:i/rool2x
で、いつになったらアンブレラ壊滅編をつくるのですか?
6 :
なまえないよぉ〜:2009/03/05(木) 20:52:28 ID:3qvG22+P
> 全方位にスキのないソフトが完成!
ドラ○エかと思ったら・・・
7 :
なまえないよぉ〜:2009/03/05(木) 20:52:53 ID:x4P+aG2+
外伝でも良いから3の序盤みたいな都市の地上メインのを出して欲しいな
8 :
なまえないよぉ〜:2009/03/05(木) 20:58:10 ID:HfNZ4h5J
3はジルのコスチュームもよかったね
9 :
なまえないよぉ〜:2009/03/05(木) 21:12:26 ID:XqpaQ1UU
自分にとってバイオハザードって
やっぱアンブレラとゾンビと3までのような操作のゲーム
5体験版やったものの未だ4以降馴染めない…。
10 :
なまえないよぉ〜:2009/03/05(木) 21:15:36 ID:WcBu79Vb
マーセにレオン出ないかな…
ナイフ無双
プロヘでもヌル杉ツマンネ
誰もが言ってるが、操作性が悪く敵の動きと比べるともどかしい。
カメラの視点が頻繁に動き、かなり酔いやすい。
三上さんは関与していないのか?ゲームとして4に負けている。
本当にがっかりだ。
個人的には4に触れた時バイオは終わったと思った
それこそ「全方位にスキのないソフト」だったけどね
だからこそ魅力を感じなかった
PCでだしてくれ