【TAF2009】アカデミー賞受賞「つみきのいえ」 東京国際アニメフェアでも上映

このエントリーをはてなブックマークに追加
1コロッケそばφ ★
第81回アカデミー賞で短編アニメーション賞を受賞した加藤久仁生氏の『つみきのいえ』が、
東京国際アニメフェア2009で上映されることが決定した。上映されるのは開催3日目の3月20日だ。
今回『つみきのいえ』が上映されることになった背景として頷ける部分もある。
東京国際アニメフェアでは年間の作品を表彰する東京アニメアワードもあるが、
かねてより石原慎太郎東京都知事は、この東京アニメアワードをアニメのアカデミー賞のように
したいと希望していたからである。会場は異なるものの、当日は『つみきのいえ』の前の時間帯に
第8回東京アニメアワードの表彰式も行われる。アニメアワードでは毎回、
石原都知事の総評も名物となっているだけに、今回も期待出来そうだ。

『つみきのいえ』を制作した加藤氏は、映像制作会社ROBOTの作家チームである
「ROBOT animaiton studio CAGE」に所属している。入社前は多摩美術大学で学んでいた。
東京アニメアワードの公募部門では、2005年の第4回に同じ大学出身の細川晋氏が、
『鬼』でグランプリとなっている。

『つみきのいえ』の上映は、このほかにTOHOシネマズ系列で3月7日より六本木ヒルズ、
名古屋ベイシティ、鳳(大阪)、トリアス久山(福岡)、与次郎(鹿児島)で、
14日よりららぽーと横浜、流山おおたかの森(千葉)で行われる。
また、3月8日にお台場のシネマメディアージュで行われる「第3回TOHOシネマズ学生映画祭」の
決勝でも上映される。
そして飛騨・世界生活文化センターでは、3月29日まで『つみきのいえ』を含む
第7回メルヘンアニメ・コンテストの受賞作品を上映している。
『つみきのいえ』は、「第8回飛騨国際メルヘンアニメ映像祭」で開催された同コンテストで
グランプリを受賞している。さらに5月9日、10日には福島県の「第21回すかがわ国際短編映画祭」
でも作品は上映される。

一方、5日よりKDDIの「LISMO Video Store」、「ひかりone TVサービス(MOVIE SPLASH)」、
ジャパンケーブルネットのグループケーブルテレビ局のサービス「MOVIE SPLASH MOD」や、
バンダイネットワークスのiモードサイト「iズーキーパー」で有料配信が始まっている。

つみきのいえ  http://www.robot.co.jp/tsumiki/
東京国際アニメフェア http://www.tokyoanime.jp/

animeanime.jp
http://animeanime.jp/news/archives/2009/03/post_690.html