5pb.は2009年2月16日(月)、Xbox 360向けソフト『CHAOS;HEAD NOAH』のエンディングテーマを収録した
音楽CD「アレルイヤの福音/密教の首飾り」に関して、ボーカルを担当する声優・榊原ゆいさんの
コメントを公開した。
『CHAOS;HEAD NOAH』は、PCゲーム『CHAOUS;HEAD』のXBOX 360向け移植作品。引きこもりの
高校生・西條拓巳が主人公となり、東京・渋谷で発生した猟奇殺人事件の謎を解き明かしていく
サイコサスペンスタッチのアドベンチャー作品だ。また、『CHAOUS;HEAD』を原作とする
TVアニメ「カオスヘッド」が2008年10月から12月まで放送されている。
「アレルイヤの福音/密教の首飾り」は、『CHAOS;HEAD NOAH』のエンディングテーマ
「アレルイヤの福音」および、挿入歌「密教の首飾り」を収録した作品。どちらの曲も、
同作中に登場するロックバンド「ファンタズム」のボーカル・FESが歌うボーカル曲だ。
FESの声は声優の榊原ゆいさんが演じており、FESが歌うボーカル曲も実際に榊原さんが担当している。
今回、榊原ゆいさんからのコメントが公開されているのでご紹介する。
●「ファンタズム」のFESとして『CHAOS;HEAD NOAH』の
エンディングテーマを担当すると聞いた時の感想を教えて下さい。
★榊原さん
「PC版でもエンディングを歌わせていただいたので、もしかしたら…!?と思っていましたが、嬉しいです!!
自分の中ですごく不思議なんですが、ファンタズムとして歌が増える事っていうのが、本当にめちゃくちゃ
嬉しいんです。FESとして生きられる瞬間って病みつきになるというか、カオスになれるというか(笑)。
榊原ゆいとしてでなく、FESとして歌に魂を入れられる時間に、なんだか変な快感を覚えちゃって(笑)。
なので、“またFESになれる!!”と喜んでました」
●PC版、アニメ版、Xbox360版と、3連続で同じ作品の曲を担当するという事は滅多にない体験だと思いますが、
すべて違う曲で、同じシーンを演出する歌を歌う気分はいかがでしたか?
★榊原さん
「おもしろいですよね。同じシーンなのに違う曲を口ずさむって。もちろん同じシーンで歌が違うだけなので、
その時のあやせとしての気持ちは同じなので変わりません。でも斬新な演出だと思いました!『CHAOS;HEAD』
ならではの、妄想と現実がクロスした不思議な作品&演出だからこそ、こういう効果も生かされているんじゃ
ないでしょうか」
●エンディングテーマ「アレルイヤの福音」はどんな曲ですか?
★榊原さん
「ファンタズムの中ではバラードになる曲ですね。すごく想いが強い歌で、色々な物がこもってます!
基本的にファンタズムの曲は報われない内容が多いので(笑)。なんか話が大きくなっちゃいますが、
人間っていうものを皮肉っていたり、力の弱い人の命の叫びが目に見える歌なんじゃないかと。
戦争だったり、力を持っている者の支配やエゴや欲に翻弄される人や命や叫びや願いが感じ取れる。
作品を飛び越えてそういう現代や今までの人の歴史に当てはめる事ができる曲です」
●「アレルイヤの福音」の楽曲、歌詞で気に入っている所はありますか?
★榊原さん
「サビの最後の“震えてる瞳にも気づけない”はめちゃくちゃ感情こもってます!!基本的には
全部なんですけど(笑)。特にそこがバックの演奏も綺麗に小さくなるので、とてもメッセージ性の
高い部分だと自分で思っていて。あと、細かい所だと、前奏と後奏の足音とか。ファンタズムの曲に
そういう演出が入っているのってすごくカッコイイ!と思いました」
>>2へ続く
ジーパラドットコム
http://www.gpara.com/article/cms_show.php?c_id=11795&c_num=14 http://www.gpara.com/files/contents/p_l1234880633.jpg 『CHAOS;HEAD NOAH』公式サイト
http://5pb.jp/games/chaoshead/