セガトイズがカナダの会社と共同開発する玩具「爆丸」が、米国の玩具業界で大きな評価を受けた。
2月15日からニューヨクークで行われていた北米最大の玩具ショーであるトイフェアの
トイ・オブ・ザイヤーに、「爆丸」が選ばれた。
トイ・オブ・ザイヤーは、2008年に米国で発売された最も優れた玩具を表彰するものである。
「爆丸」は男児玩具部門と最優秀イノベーション部門にノミネートされていた。
「爆丸」はこのうち男児玩具部門に選ばれただけでなく、全部門のノミネート玩具から
選ばれる総合部門トイ・オブ・ザイヤーにも選ばれた。2008年に米国で発売された玩具で
最も優れた玩具とされた。
ニューヨークのジャビット・センターで毎年行なわれるトイフェアは、米国の玩具産業協会が
運営をする。その年の北米の玩具トレンドの行方を決めるだけでなく、世界最大の玩具市場の
見本市として、世界の玩具業界への影響も大きい。そうしたなかで、トイ・オブ・ザイヤーに
選ばれたことは、既に北米でブームを巻き起こしている「爆丸」への注目を益々高めることになる。
「爆丸」は、日本で制作されたテレビアニメ『爆丸 バトルブローラーズ』と連動して展開する
アクション型対戦カードゲームである。従来の対戦型カードゲームに、転がるとキャラクターに
展開する変形フィギュアを組み合わせたユニークさが受けている。
玩具、テレビアニメとも、日本とカナダの共同企画・製作となっていることでも注目を浴びている。
日本側は玩具のセガトイズ、アニメ製作のトムス・エンタテインメント、セガ、ジャパンヴィステック
といったセガサミーグループが参加、カナダ側は玩具のスピン・マスター、エンタテイメントの
ネルバナ・エンタープライゼスなどが参加している。
米国ではマスターライセンスをアニメーション専門放送局のカートゥーンネットワークが獲得し、
メディアミックスを展開している。カートゥーンネットワークでテレビ放映されているほか、
現地でマンガ化もされている。また玩具は、スピン・マスターが展開している。
ライセンス契約では、カナダ側が北米及びヨーロッパを、日本とアジアをセガセミー側が
展開をする。このためこれまではヒットの中心が北米だったため、セガサミーの利益は
アニメ制作や玩具製造などに限られていた。
しかし、米国でのヒットは、今後は他国の放送会社、流通会社の関心を惹きつける可能性が高く、
日本側の利益も拡大する可能性が強い。玩具の人気を左右するテレビアニメは、
既に第2期が制作に入っており、4月からカナダで放映される予定である。
アニメ!アニメ!
http://animeanime.jp/biz/archives/2009/02/post_555.html
アニメ「爆丸」が全米で大ブレイク、トイ・オブ・ザ・イヤー大賞も受賞。
2009年02月21日09時49分 / 提供:ナリナリドットコム
「ドラゴンボール」「ドラえもん」「NARUTO」「ポケモン」など、日本のアニメは海外でも大人気だが、
いま、全米の子どもたちを熱狂させているのは「Bakugan」だ。
「Bakugan」は「爆丸バトルブローラーズ」として、2007年4月〜2008年3月までテレビ東京系で放送されていたアニメ。
モンスターに変形する「爆丸」によって繰り広げられるバトルを描いた作品だが、この「Bakugan」の玩具が、
米国の2009年「トイ・オブ・ザ・イヤー(Toy of the Year)」で大賞を受賞するという快挙を達成した
http://news.livedoor.com/topics/detail/4028165/