2月3日、宮城・仙台アニメーショングランプリの応募作品が公開され、提携している動画共有サイト
「ミヤング」で一般投票の受付を開始した。宮城・仙台アニメーショングランプリは、
宮城・東北地域からオリジナルコンテンツが発信される仕組みをつくることを目的とし行なわれている。
また「ミヤング」は、2007年7月にスタートした宮城県に特化した地域密着型動画投稿サイトである。
携帯やインターネットから誰でも簡単に利用できる動画投稿サイトになっている。
今回は、宮城・仙台からのコンテンツ配信を目的に、宮城・仙台アニメーショングランプリと協力している。
現在公開されているのは64作品である。このなかには、ウェルツアニメーションスタジオが制作した
3-D(立体観)アニメーションのパイロット版『アルトとふしぎな海の森 〜TestDrive〜』も含まれている。
この作品は国内ではまだほとんど例がない、映像が立体的に観えるオリジナルの3-DCGアニメーションである。
作品は「ミヤング」で作品を視聴する場合でも内容を理解出来るが、可能であるなら3-Dでの環境で
視聴するのがよいだろう。この『アルトとふしぎな海の森 〜TestDrive〜』は、現在BS11でも放送中だ。
応募作品は、審査委員によるグランプリや一般部門と学生部門の優秀賞、特別賞、企業賞、入選などが
選ばれる。今回はこれとは別に作品への投票を行なう。作品への投票期間は2月27日までとなっている。
また、宮城・仙台アニメーショングランプリの結果は、東京国際アニメフェア2009で発表される。
アニメフェアでは同時に、アニメフェアに先駆けて行っていた宮城・仙台アニメーションコンテスト
における「アニメのドラフト会議」で企業とのマッチングに成功した作品の公開も予定されている。
宮城・仙台アニメーショングランプリ
http://www.1038anime.jp/ ミヤング
http://miyoung.jp/ animeanime.jp
http://animeanime.jp/news/archives/2009/02/post_656.html