エンターブレインは2009年1月5日、2008年の国内家庭用ゲーム市場に関する速報値
(集計期間は2007年12月31日〜2008年12月28日)を発表した。
2008年の年間ゲーム市場規模は、ハードとソフト合計で約5826億1000万円。
これは2007年対比で84.7パーセントの数字となっており、昨年と比べて市場規模が減少する
という形になった。エンターブレインではこの減少について、据え置きハードの市場で
新世代機の普及がひと段落したことが要因であると分析している。
2008年もっとも売れたハードはニンテンドーDSで、推定年間販売台数は402万9804台。
続いてPSPが354万3171台と、2008年も携帯ゲーム機がゲーム市場を牽引したことが
わかる結果に。
ソフトはカプコンのPSP用ソフト『モンスターハンターポータブル 2nd G』が、推定年間販売本数
245万2111本でトップを獲得した。据え置きハード向けのタイトルでは『Wii Fit』、『マリオカートWii』、
『大乱闘スマッシュブラザーズ』といった任天堂のWii用ソフトがトップ5内に3本ランクイン。
ハードだけでなくソフト面でも、同社の好調ぶりがうかがえるランキングとなった。
ハード 2505億円(76.5%)
ソフト 3321.2億円(92.1%)
合計 5826.1億円(84.7%)
カッコ内は昨年対比
ハード販売台数
402万9804 DS(DS/DSL/DSi合計)
354万3171 PSP
290万8342 Wii
99万1303 PS3
31万7859 Xbox 360
ソフト販売本数トップ5
1 245万2111 モンスターハンターポータブル 2nd G
2 218万7337 ポケットモンスタープラチナ
3 214万9131 Wii Fit
4 200万3315 マリオカートWii
5 174万7113 大乱闘スマッシュブラザーズ
ファミ通.com
http://www.famitsu.com/game/news/1221045_1124.html