国際フォーラム(千代田区丸の内3)などで12月19日、
花と光のコミッションワーク「フラワー・ファンタジア」が始まった。
大手町・丸の内・有楽町エリアで開催し今年も冬の街に光の彩りを与える
「光都東京・LIGHTOPIA 2008」の一環として開催する同イベントは今年で2回目。
生花が有する生命力そのものをモチーフとして「地球・環境・平和」のメッセージを花と光に願いを込め展開するもの。
昨年は9種類・約17万鉢のパンジーで花と光の空間アートを演出した。
今年は装いも新たに7種類のパンジー、3種類のジュリアン、ミニ葉ボタン、ノースポール、シロタエギクの
13種類の花と緑を使用し、山型のフォルムのオブジェを光と花で彩る。テーマは「風と水、光の旅」。
「花そのものの輝きをより深く追求し、自然の生命が放つきらめきをより美しく鮮やかに表現した」(同イベント担当者)という。
同時に丸の内仲通り、大手町、有楽町でも開催する。
環境への配慮として、「光都東京・LIGHTOPIA」では昨年に引き続き「グリーン電力」を使い、
「フラワー・ファンタジア」では丸の内仲通りの一部で風力発電を試行するなど、
「自然と共生するイルミネーションイベントのあり方を模索する」(同)
そのほか、皇居外苑周辺では石井幹子さんプロデュース・デザインによる
「アンビエント・キャンドルパーク」や「和田倉橋と周辺の景観照明」に加え、
新たに「光のアート・インスタレーション 雪月花」が登場し、約4万灯のLEDで光の空間を生み出す。
点灯時間は17時〜22時。今月28日まで。
http://ginza.keizai.biz/headline/834/